Chart courtesy of Stockcharts.com
上記の日経平均の日足のチャートでは、2009年3月からの波動の第Ⅴ波動内と考えられ、現段階は第Ⅴ波動の第4波動のC波動の可能性を示している。チャート上に緑の水平線で示している16,320のサポートは、月足での8MMAであると同時に、2013年の大納会でつけた高値で、このサポートを割るか割らないかでエリオット波動の読みに修正が必要になるかどうかの判断となる線になる。第Ⅴ波動の第2波動と第4波動の価格帯の領域が交錯する特徴があるため、2013年の1月から5月までが第2波動であるとすると、第4波動のサポートは13,900~16,300の間ということになる。
逆に16,320のサポートを割らない場合、昨年10月からの波動で新規のインパルス波動が上向きに開始していると読むことが可能なので、次のレジスタンスターゲットは18,900付近、もしくは18,050付近でのダブルトップを予想することになる。
昨日の取引で日経平均、USDJPYともにC波動完了の可能性を示してはいるが、C波動が第5波動までいく場合、もう一段下がる可能性があるので、ECB理事会後に期待はずれで株式市場で売りが出る可能性に注意すべき段階と思われる。