新陰流テクニカル投資術

「カナダ株式投資記録」の続編です。

米国30年債イールド ヘッドアンドショルダー完成の可能性濃厚

2014-02-28 13:24:49 | テクニカルアナリシス:国債

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記の米国30年債イールドの日足のチャートでは、2月3日の記事での予想とは異なる展開となったが、本日発表の米国GDPが弱かったことと、ウクライナ情勢の雲行きが怪しくなりつつあることから、来月以降の取引で淡いオレンジの長方形で囲まれた部分のヘッドアンドショルダーのネックラインと思われる3.59%からのブレイクダウンが発生すると予想している。

このヘッドアンドショルダーから算出されるターゲットは3.46%付近で、早い場合で来週中に到達する可能性もあると考えられる。ヘッドの部分から算出されるターゲットは3.16%で、4月までにウクライナ情勢が解決を見ない場合で、米国の雇用統計が伸びない場合にこのターゲットに到達する可能性があると考えている。

中国のシャドーバンキングの問題も再度、取りざたされるかどうかにも注目すべきと思われ、中国経済の減速懸念が台頭する場合でも、米国長期債に買いが入る可能性があり、イールドが下がることになると考えられる。

AGU ほぼ予想どおりの展開

2014-02-27 13:14:01 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のAGUの日足のチャートでは、2月4日の記事でのほぼ予想どおりの展開となっており、84DMAでサポートの後に上昇に転じている。現在の上昇波動は第5波動の可能性があり、3月の取引で再度下がる可能性があると考えられる。

明日の取引でDJIAが16,500に到達しない場合(到達しない可能性の方が高い)、月足での下落基調開始になる可能性があるため、3月3日の北米市場での取引に注目する必要があると思われる。

話をAGUに戻すと、1月の高値から下向きのチャンネルパターンを形成する場合、カップウィズハンドルパターンになる可能性もあると考えられるため、5月以降にUSドルインデックスの下落基調が明瞭になり始めると、このカップウィズハンドルパターンからのブレイクアウトを期待することになる。

小麦価格 もう一度下がる可能性が出現か?

2014-02-26 13:09:00 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記の小麦価格の日足のチャートでは、USドルインデックスが80のサポートをブレイクダウンするかのような動きを見せたため、2月1日の記事での予想ははずれ、$550でサポートの後に上昇となってはいるが、本日の取引でUSドルインデックスのトレンドリバースが発生する可能性があることと、北米株式市場でも再度調整入りとなるかのような動きを見せていることから、小麦価格の続伸を期待することは難しいと予想している。

おそらくではあるが、84DMAか200DMAから下がり始め下向きのチャンネルかウェッジを形成することになるのではないかと予想している。

TKO コンバージェンスが発生するかに注目

2014-02-25 13:21:31 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のTKOの日足のチャートでは、1月31日の記事でのほぼ予想どおりに推移しており、現段階で着目すべきは、株価が下向きのチャンネルパターンを形成すると同時にRSIとMACDでコンバージェンスが発生するかどうかにあると考えられる。

3月に再度、北米株式市場での調整となる可能性は高いと考えられ、上記のチャート内の赤の実線で示すアッパートレンドラインからのブレイクアウトの発生時期は4月か5月の可能性が高いと予想している。

銅価格 3月に$3.15でサポートすると買い時か?

2014-02-24 13:14:06 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記の銅価格の日足のチャートでは、1月30日の記事での予想は外れ、現段階も調整を継続する動きとなっている。週足で見る場合の21WBB下限が$3.15であるため、来週か再来週にこのサポートターゲットに到達する可能性が濃厚と考えている。その後に上昇に転じるかどうかに注目することになり、上昇に転じる場合はこのサポートが絶好の買い時になる可能性があると思われる。

米国と中国双方の住宅市場で減速を示しているかどうかに注目すべきと考えられ、米国住宅市場が堅調な場合は、銅価格の上昇再開となる可能性が高いと考えている。


今週のFXポジション:米国GDPの数値に注目か?

2014-02-23 06:46:00 | 今週のFXポジション
今週の勝率 82.35% (14/17)

先週の取引では、エントリーポイントを注意深く見極めることに徹し、不明瞭な場合にポジションをオープンすることを避けたため、勝率を上昇させることに成功すると同時に、先々週より僅かではあるが、利益を増やすことに成功した。各ポジションは小さめであったため、今週よりの課題は、大きめのポジションでも高勝率を維持できるかどうか、早めの利確ではなく、エリオット波動の完了点ぎりぎりでの利確ができるかどうかになる。

今週の取引では、金曜日発表の米国GDPの数値が焦点となると考えており、それまでのUSD/JPYの動きはレンジ相場継続になる可能性が極めて高いと予想している。先週の取引でEUR/JPYとCHF/JPYが84DMAと8WMAからのブレイクアウトに成功しているため、今週の取引でUSD/JPYもそれに追随するかどうかに注目しており、102.9付近(8WMA)のレジスタンスをブレイクできるかどうかに注目することになる。

ブレイクできない場合は、米国GDPと週末に発表される中国PMIの数値次第で100円割れを目指す動きが出る可能性が高まると考えているが、逆に米国経済指標が好調であると、102.9円付近をブレイクして103.5円を目指す動きになると予想している。


ECA 第③波動完了か?

2014-02-23 02:42:34 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のECAの日足のチャートでは、1月29日の記事での予想ははずれ、2月の天然ガス価格の急騰に連動して再度上昇する形となった。しかしながら、上向きのウェッジパターンになりつつあることと、RSI,MACDでコンバージェンスが見られることから、再度下がる可能性が高いと考えている。

下がる場合は、3月に再度84日移動平均線でサポートするかどうかに注目している。

天然ガス価格 トレンドリバース前の乱高下か?

2014-02-22 03:51:11 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記の天然ガス価格の日足のチャートでは、2月第1週の取引で一時的に$5を割り込む展開となったが、その後の取引でUSドルインデックスが80をブレイクダウンするかのような動きを見せたため急上昇する形となり、昨日の取引で$5まで下がるという乱高下の形になっている。

RSIでダイバージェンスが出ているため、おそらく調整入りになると考えており、暖かくなって米東部での天然ガスの需要が減退すると、季節的要因で天然ガス価格の大幅な上昇を見込むことは難しくなると考えられる。

ウクライナの動向にも注意すべきと考えられ、政情不安の状態が継続すると、天然ガス価格の乱高下が継続する可能性もあると思われる。


TD かなりの高確率で第5波動が完了

2014-02-21 13:08:54 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のTDの日足のチャートでは、1月27日の記事での予想どおりに84DMA付近からのバウンスとなり、昨日まで上昇継続となっていたが、本日の取引で利益確定の売りが出ており、上記のチャート内でのエリオット波動の第5波動が、極めて高い確率で完了したと考えられる。

84DMAのサポートはエリオット波動の第5波動の第波動の完了点となる場合があり、上記のチャート上の読みと一致することになる。来週のいずれかの取引日で8DMAを割り込むと少し長めの調整期間に入ると予想している。予想どおりに調整に入る場合、84WMAがサポートターゲットとなると予想している。84WMAは現段階は$41付近で推移している。

XLB 3月上旬に84DMAがサポートとなるかに注目

2014-02-20 13:38:53 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のXLBの日足のチャートでは、1月26日の記事での予想に届かずに調整の動きとなっており、現在はサポートを探る段階となっている。移動平均線の動きから考慮すると84DMAが3月上旬にサポートとなる可能性が濃厚と考えており、この段階で$21.46より上方であると、上記のチャート内のエリオット波動の読みに修正が必要となると考えられる。

上昇を継続する場合は、週足での21WBB上限がレジスタンスターゲットとなると予想しているが、北米株式市場が続伸する間は21WBB上限に到達する可能性は低いと思われる。

DAXインデックス ヘッドアンドショルダーパターンの可能性出現

2014-02-18 13:25:18 | テクニカルアナリシス:インデックス

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のDAXインデックスの日足のチャートでは、淡いオレンジの長方形で囲まれた部分でヘッドアンドショルダーパターンの可能性を示していると考えられ、今週と来週の取引で1月の高値を超えることができるかどうかに注意すべきと思われる。超えない場合は、9,000をネックラインとするヘッドアンドショルダーパターンを完成する可能性が高くなり、サポートターゲットは低い場合で、8,200付近と算出することになる。


FXE 136.3付近がレジスタンスターゲットか?

2014-02-17 13:09:03 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のFXEの日足のチャートでは、1月24日の記事での予想どおりの展開とはなっていないが、21DBB上限に再挑戦する動きとなっていると考えられる。84MMが136.3付近で推移しており、21DBB上限が136付近で推移しているため、136.3付近が今月の取引でのレジスタンスとなるかどうかに注目すべきと思われる。


今週のFXポジション:中国PMIの数値に注目

2014-02-16 01:44:31 | 今週のFXポジション
今週の勝率 68.97% (20/29)

先週の取引では、勝率を増加させることに成功すると同時に僅かではあるが、実益を出すことに成功した。USD/JPYがレンジ相場での取引となってしまったため、読みにくい状況となったことで実益を伸ばすことには失敗している。

USドルインデックス、クロス円の動きともに先週の動きはほぼ予想どおりであったが、週後半で米国長期債イールドの動きが鈍ったため、クロス円の動きはどちらかというともみあう形で先週の取引を終えている。EUR/JPY、CHF/JPY、AUD/JPYの4時間足で第4波動のトライアングルパターンの可能性を示していると考えており、特にEUR/JPYで2月11日以降の波動のアッパートレンドラインをブレイクアウトできるかどうかに注目すべきと考えている。

USドルインデックスが続落するのかどうか気になるところではあるが、先週末に急伸した貴金属、特に銀価格が高値を維持するかどうかである程度のUSドルの動きが予測できるのではないかと考えている。コモディティ市場では3%上昇の翌日か、翌々日に3%下がる動きとなる動きが比較的頻繁に発生するため、銀価格が休日明けの米国市場で高値圏を維持する場合は、USドルインデックス続落となる可能性が高くなるのではと考えている。

FOMC議事録の発表があるが、おそらく今回の議事録は大した影響を及ぼさないと考えており、むしろその後の中国PMIの数値のほうが重要視されることになると予想している。議事録発表時に米国株式市場で利益確定が出ない場合、木曜日と金曜日に貴金属が再上昇となる可能性があると考えており、この場合はUSドルインデックスが21WBB下限まで下がることになると予想している。逆にFOMC議事録で米国株式の利益確定売り、USD/JPYの下げの動きとなるとリスクオフトレードを警戒する必要が生じると考えている。




USドルインデックス 待ちに待った(?)下落再開か??

2014-02-16 01:01:58 | テクニカルアナリシス:インデックス

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記のUSドルインデックスの日足のチャートでは、1月23日の記事での予想とは違う展開となってはいるが、予想ターゲットである79.2に向かう動きを継続中と考えられる。先々週のECB理事会後のドラギ総裁の会見以降、比較的強めの下に向かう動きとなっており、80のサポートを割る可能性は高まっていると考えている。

週足のチャートでのMACDでゴールデンクロスが発生する直前であることと、21WBB下限が79.37付近で推移していることから、今週水曜日以降に下押しするようであると79.2付近に到達すると考えている。

下がる場合でも79付近と考えられる2011年12月以降のサポートラインを維持する場合は、USドルインデックスの上昇再開となる可能性に注意すべきで、米国長期債イールドの上昇の可能性とユーロ圏の経済動向に注意すべき段階と思われる。

日経平均 3月に13,000割れを示唆?

2014-02-15 04:23:34 | エリオット波動理論

Chart courtesy of Stockcharts.com

上記の日経平均の日足のチャートでは、堅調さを取り戻しつつある米国株式市場に追随できない形となっており、3月に13,000をブレイクダウンする可能性を警戒する必要があると考えられる。現段階は、赤の実線で示す昨年5月以降のトライアングルパターンのアッパートレンドラインがサポートとなっていると考えられるが、この線でのサポートを維持できないと年末の大納会で第⑤波動が完了した可能性が極めて高くなると考えられるため、13,000を割りこむ可能性も高くなると考えている。

淡いオレンジの長方形で囲まれた部分で、少し見づらいがヘッドアンドショルダーの可能性も示しており、14,000付近と考えられるネックラインにも注目すべきと思われる。

上昇に転じる場合は、50日移動平均線と84日移動平均線との交点になると考えられる15,100付近でのレジスタンスに注目すべきと思われる。