その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

険しき初詣 -久伊豆神社編-

2009-01-02 04:12:26 | その名も、たぁちゃん。
[2009/01/01 00:00]

仕事帰りの電車の中で、ちょっぴりトホホな新年を迎えた。そのまま家路には就かず、毎年恒例の初詣をすることにした。

駅から原付にまたがり、「久伊豆神社」までかっ飛ばす。天気予報では「西高東低の典型的な冬型の気圧配置で冷え込む」と言っていたが、確かにここ数日の中では一番寒い。

「寒いから飛ばすっきゃない!!」とスピード限界突破で走っていると、わきの細い道からニョキっと一台の車が顔を出した。白黒の車のくせに、屋根では、紅白?なランプが回転している。

「不幸なの?めでたいの?どっちなの?」
「地味なの?派手なの?どっちなの?」

なんてバカなことを考える間もなく、僕の左手はギュッとブレーキを握る。

「ふっ、パトカーめ。油断ならね~な。」

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去年の話だ。

原付を飛ばしているとき、警察のバイク2台とすれ違った。スピードをそれほど出していなかったので、何事もなくやり過ごしてホッとしたのだが、100mほど走ったところで、陰に隠れていたパトカーに一時停止違反で捕まった。

存在自体が無駄な一時停止の交差点(T字路)に、無駄に潜んでいるパトカーのせいで、無駄に5000円の罰金を支払うことになったという、無駄なトホホの洗礼を受けてしまったことがあるので、パトカーを1台かわしたところで油断してはいけない。

この哀しきトホホ話の詳細はこちらへどうぞ
「一時停止違反5000円也。」(2008/07/19)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/4d57a69012307ab2de43e83348bd5215

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哀しいお話を思い出してしまったのにはもう一つ理由がある。捕まったあの日、僕が事情聴衆を受けた道を通るからだ。あの日以来通るのが嫌になった道なのだが、神社に向かう今宵は仕方なかった。

細い堀に沿った道はくねくねとうねっていて、外套も薄暗いのでうっかり縁石につっこみそうになる。危険だからこそ楽しくなってスピードが上がってしまう。が、それも長くは続かなかった。自神社周辺の混雑防止のために赤い棒をもった奴らによって通行止めにされていた。
警備員なのか、警察なのかいまいち区別がつかない奴らに「ザケンナ!」と大声で怒鳴って(心の中で…)別のルートを探す。

神社はもうそばなのだが、できるだけ近くまで行って原付を止めたい、そうしてさらに原付を走らせると、今度は間違いなく警察が検問みたいなことをやっているのが見えたので、悪いことをしているわけでもないが逃げることにした。地元人間のプライドと勘を頼りに、細い路地に入ってみたら団地の駐車場だったらしく、もはや逃げ場を失った。

まぁ、悪いことはしてないんだけど。

そのあと、歩行者のみ通行可の細い抜け道を発見したので、こっそり抜けると(十分悪いことしてるか…)、そこが神社だった。

地元人間のプライドと勘手奴は侮れませんよ。(ΦωΦ)ふふふ



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お賽銭を入れるのにものすごい行列ができている。年越しそばを食べていないせいもあるだろう、中居君がCMをやっている「ぴんそばどん兵衛」を作ったら何杯分かと考えてみたところ、10杯目を作り終えたところで、つまり30分近くかかって賽銭箱のところまでついた。

迷わず硬貨の王様、500円玉を投入。5円の100倍、100倍の御縁をもらうために。

お賽銭を投入し、お願い事をたくさんして、ついにクライマックスのおみくじの時間がやってきた。

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【つづく】

次回は、疑問と苛立ちを感じながらひいたおみくじの結果発表と、ちょっと切ない男の物語。

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【リンク】

「一時停止違反5000円也。」(2008/07/19)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/4d57a69012307ab2de43e83348bd5215

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