統一地方選が終わりました。予想通りの低投票率、圧倒的無投票当選、争点といわゆる政府との乖離,公約なり演説の伝達の方法の脆弱さによる見事な位の同じ表現等とても投票意欲を掻き立てる状況ではありませんでした。
疑問として思うのが、せめて選管単位で立会演説会を義務付けないのか、金が掛かるのなら何故あれだけ公示後の活動を縛るのかと言う事です。他の候補との違いを訴える場がありません。戸別訪問の規定を見ると、知り合いと道ですれ違っても声が掛けられないそうです。
良くテレビで見る国政選挙の時候補者が市場なり商店街に入り込み握手して回ることは、公選法を読む限りでは戸別訪問になります。何かやろうと選管に相談しても良いとも悪いとも言わないそうです。
地方選挙とは利益誘導の極みで、全く対極の考えの候補者でも地元に居れば投票すると聞いたことがあります。議員が居ると居ないでは日常生活に影響を及ぼす利益誘導の違いがあるそうです。
元々が寝に帰るだけの所がどういう構成になろうと若者を中心とした有権者には関わりが感じられる筈はありません。
国の方向性をブロガーに言わせればこのどさくさに紛れて、戦争屋共が決めて、今現在でも日本は直ぐ戦闘状態に巻き込まれます。これにお気の毒ですが、ネパールで多くの方々が地震の犠牲になられたり、広島空港の事故等メディアが報道せざるを得ない現象が続きました。本当は憲法が定める不戦行為等について、またＴＰＰが及ぼす影響について報道が欲しいのですが。
ブロガーもあれよあれよと思ううちに、高村と北川が暴走し、大臣共が大挙して靖国に参拝し、あの孫はアメリカ訪問で有頂天だし、支持率は上がるしで、国防にも絡むことですが、ＴＰＰなど別に苦渋の選択をしなくても決まりそうだし、（国民の捉え方に問題があるにしても）議会制民主主義は余りに為政者に都合よく機能している様に思えてなりません。
国防やＴＰＰなどの案件には（国民の勉強が大事ですが）直接民主制も必要ではないかと思います。余りにも民主主義が形骸化しすぎているとは思いませんか？
間もなく統一地方選の第二次投票日が来ます。第一次の目を覆いたくなる投票率の低さ、両方共の無投票の多さ、並べてみると、一部を除いて老若男女を問わず大きな政治離れが起きているとしか思えません。
良く使われるフレーズとして「誰がやっても一緒」と」言うのが有りますが、地域と言うより有権者個人の利益誘導型の選挙が続き、あの恐怖の原発さえ生活の為にはと仰る国民が居られます。
軍国主義から民主主義に替わり、自分達が世の中を決めて良いんだと皆理解した筈ですが、日本の伝統である「生活の安定は自分で」と言う所に対する切込みが弱く、一種の身分制度が脈々と続き、今やその貧富の差が金持ちと貧乏人に二分されてしまいました。（勿論貧乏人が多いですが）これは動かしいようもない事ですし為政者は絶対動かしません。謂わば自分の人生を自分で決める時代ではありません。
昔ケネディが「行政が何をしてくれるかではなく行政に対して何が出来るか」と言う時代だと言ったと多くの方から耳にします。いわゆるニューフロンティア精神です。そこにブロガーは物凄い論理の飛躍を感じます。行政に助けてもらわない事には、行政区で有り続けることができないのです。因みにこの意見を吐く人は功なり名を遂げた人です。良く地域住民による村興しが言われますが、２００人足らずの「限界ー＞崩落ー＞消滅」を辿っている地区が恐らく全国の大半だろうと思います。お尋ねします。何が行政に対して出来ることなのでしょう。
カッコいい言葉はもう沢山です。７０歳超えての1～2人住まいの世帯の集まりにきて寝食を共にし、行政に何をすべきかを教えて下さい。
日本中どの選挙区でも、「郷土の発展、子育て環境整備の進行、人口減少の歯止めetc]ばっかりです。これでは「誰も言ってることは一緒、でも何も変わらない」と特に若い人が考えるの一概に権利の放棄と攻めるべきではないと思います。」
ひたすら「軍国主義への道」邁進するために憲法は骨抜き、歴史の認識をしないどころか、むしろ被害者意識さえ持っているあの孫の支持率が何故高いのか分かりません。景気が良くなったらしいけど感じているのは日本の何処でしょう？日本の誰でしょう？
平気で外国でばらまいてきますが、ポケットマネーではありません。我々から毟り取った税金です。外に出るなら先ず身内からではないでしょうか。
天皇・皇后両陛下がパラオに行かれました。全国民が感動しました。只、あの孫にとっては（勿論推論ですが）そのうちうるさく感じだしそうな気がしてなりません。
天皇陛下を持ち出すネトウヨの皆さん。陛下は素晴らしい平和主義者でいらっしゃいます。
最後に報道２社に対する行為は必ず蟻の一穴になります。特高、憲兵が出てくる大きな穴になりますよ。