マジシャン秋元正のブログ

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新しいブログはhttp://tad-akimoto.blogspot.jp/
です。

海外をマジックで紹介

2012-01-31 09:42:31 | マジック
先日はクラブツーリズム様からご依頼をいただき、
海外の観光スポットなどを演出に織り交ぜながら
マジックを行うという仕事をやってきました。

と言ってもすでに去年イタリアをやっていて
今回はイタリアとオランダ・ベルギー。すでに二回目です。
元々、コンピューターにムービーや加工した静止画を入れておいて
それを演出に使いながらマジックを演じるというのを始めたのが六年前。
すでに自分のライブや営業でもずっとやっているわけですが
去年辺りから急にこのように使うべきデータがまずあり
(観光地や紹介したい人、商品の写真・ムービー)
それらを使ってマジックを、という依頼が増えてきました。
あと、データを見せたいのでなくて
マートフォンやタブレットを見せたくてそれを使って、とか。

データの加工や動画制作・編集は
もともと知人のマジシャンやショップから依頼される
PV制作やレクチャーDVDの制作でやっていたことで、
これはこれで自分で色々と出来るノウハウがあり
それらが色々と結びついてこのような仕事が出来るわけで
これは一つの強みかもしれません。
何か思いついたとき、修正が急ぎで必要になったとき、
外注だとそこで数日待つ必要が生じます。
自分でやれば色々とその場で試すことが出来ますから。

と、まぁ、ここまでは仕事としてのお話。
仕事として行うなら、自分の中でノウハウの
蓄積されている手法を適用するのは正しいスタンスと言えるでしょう。
が、パフォーマー気質、クリエイトする側として考えると話がやや変わります。

自分が一消費者側に回る場合は好きな映画、好きなゲームなどの続編は
そんなに制作に時間がかかるなら新要素は追加しないで良いから
RPGならマップを変えるだけでも良いから続編を出して欲しいと思うことがあります。
(どこかのインタビューで松本人志氏も同様のことを言っていましたが)
が、作り手側になると話は別で
何か違った切り口、プラスアルファがないと意味がないと感じてしまいます。
ですから、好きな映画やゲームが新しいことを続編でやろうとして
オリジナルの良かった部分が薄まってしまいがっかりということがたまに起きますが、
作り手側として考えると理解できなくもありません。

例えばこれなんかは


割と初期の段階に作った演技ですが、
すでにこのテーマでの発想、やりたいこと、やれることは
自分としては、やりきってしまっていて後にいくつか同様のテーマで作りましたが
大抵の場合がこのバリエーションでしかない…気がしています。
お客様からはそれでも十分楽しめると言っていただくのですが。

ただ、今回、クラブツーリズム様のお仕事でこの手法を使ってみて
一つの効用があることに気付きました。
それはビデオの中の自分を腹話術の人形のような位置に持って行けると言うことです。
仕事として何かテーマを伝える、商品をアピールするというときには
有用なツールになり得るかと。

あけましておめでとうございます

2012-01-01 15:25:14 | マジック
あけましておめでとうございます。
昨年はいくつか新しい試みを行える機会を与えていただきました。
今年は今までよりいっそう、慣れている領域はさらにクオリティ高く、
また、新たなことにもチャレンジしてキャパシティを広げていこうと考えております。

レギュラーの出演は赤坂見附のマジックバー・サプライズが1月10日に出演、
表参道のマジックバーNが1月11日に出演、がそれぞれ最初となっております。
(店自体はどちらも1月5日からの営業をします)

お時間ありましたらお越しください。