ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

エディーヴァン・ヘイレン リズムギター「ハングエムハイ」

2023年06月11日 | 音楽
ヴァン・ヘイレンの曲はギターでも歌でも結構やらされたのですが
(初めて覚えたギターソロは「エルプション」のライトハンド奏法でしたし)
多くの人が革命的なトリッキーギターソロに注目しがちですが
ギターリフも中々難しい。リズムの頭に結構、休符が入っているのですよね。
裏から始まる曲って結構多いですね。
定番の「パナマ」も「5150」も慣れる迄、結構苦労したし。
意図的なのか?偶然なのか?偶然にしてはかなり難しいリズム、
グルーヴを要求されているのですよね。

めたぼのドラマーさんが発信していたネタ。
この「ハングエムハイ」
普通に16分で弾いてみると…かなり難しい。
とある外人さんのSNSでの発信なのですが
これを普通に16分で弾くとなると普通の縦ノリですが
深掘りすると、スイング、シャッフルのリズムなんだ!
エディーは凄い!という内容。実際深掘りして注意深く聴いてみると
スイングしている……。更に下のTwitter動画を見るとハッキリと。
高速でこのリズム刻まれてたら私も判りません。




いやぁ、これが意図的に気付かない様にシャッフルのリズムにされていたら
エディーは見えない所で凄いリズムを散りばめ、
それを兄でドラムのアレックスヴァン・ヘイレンがあのドラムで叩き
ヴァン・ヘイレンのオリジナルリズムとなる。





しかし一方で、この曲のギターリフを弾くには
6弦7フレットのBと4弦7フレットのA、(訂正m(_ _)m)
そして2フレット動かし同じくAのオクターブを16で刻む。
5弦を飛ばすスキッピング奏法となるので正確に16分を刻む方が難しい…
少なくとも私には。そうするとピッキングの時点で必然的に跳ねているのですね。
が、もし額面通りにDAWソフトに16分で打込み再現したら
このシャッフルしているリズムにならないかも知れません。
現在のギターテクニックは更に進歩しているので
このリフを16歩のリズムで普通に弾ける人も多いと思いますが、
オクターブスキッピング奏法の高速リフに付いていくには…
当時、難易度の高いプレイだったと思います。



偶然か?必然か?
実際、凄いリズムにグルーヴが生まれているのですよね。
ヴァン・ヘイレンの曲には名ギターリフって多いと思います。

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2 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2023-06-12 20:08:03
太郎 さん


ほ~、この曲を特に深堀した事はなかったですが、なんとなく "Hot for Teacher" に似た雰囲気があるなぁ…と言う感じでした (^^。

ヴァン・ヘイレンのリフは名作揃いですよね。'90年代にエディに夢中にならなかったら、私ギターをやめていた可能性もあるなぁと思うほどです。


たまに思うんですけどエディとアレックスが兄弟でなければ、ああ言った裏から始まる癖のあるリフは生まれてこなかったかも?

もしバンドの中でドラマーが年上でそのバンドの創始者だったりしたら、ギターがああ言ったリフを思いついても「もう少しわかり易くしようよ」とドラマーさんに言われたら「わかりました」となってしまいそう。

運も実力の内…勿論エディはとんでもない実力者ですが、アレックスが実兄と言う背景も味方してくれたんだと思います。きっと。
Unknown (太郎)
2023-06-13 23:30:59
ES335TDCさん

ホットフォー〜は完全にシャッフルしてますよね。
あのツーバスからの曲スタートはド肝抜かれました。
名ギターリフ多いしリズムギターは相当凝ってるモノも多いですし。
私、本格的なロックバンドのライブ映像ってヴァン・ヘイレン「5150ツアー」の
ビデオからなんです。アレックスのドラムにビビりました。
正直、ドラマーとして過小評価されている気がします。
凄まじいテクニックとかだけでは無くオリジナリティあるグルーヴが。
アレックス有ってのエディーでもありエディー居てのアレックス
お互い揃ってヴァン・ヘイレンの屋台骨に思います。
ドラマーだから表に見えづらい難しさに凝ったかも?
そこにデイブリーロスという強烈なエンターティナーがプラスされ。
マイケルアンソニーは何度もクビ切られかけて…
ビリーシーンを入れようとされたり。
ヴァン・ヘイレン兄弟vsサミー、マイケルで絶縁になるとは思いませんでした。

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