テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

原田 譲展 SHIZEN

2015-12-06 | うつわ


現在、『SHIZEN』さんで開催中の原田譲さんの個展に伺ってきました。



『原田 譲展』
2015年12月2日(水)~12月7日(月)
12:00~19:00(最終日17:00まで)


もう5~6年前のことになると思いますが、
笠間にうかがったときに立ち寄った回廊ギャラリー門さんで初めて拝見した原田譲さんのうつわ。

シンプルながらも輪花文様に縁どられた品のあるデザイン、
また、薄手で軽く、他の器とも合わせやすく、扱いやすそうな所にも惹かれ、ひとめぼれをしました。

その時は旅行中ということもあり、

荷物になってしまっては…

と小さなうつわ(お醤油さしとして愛用してます)を2枚だけお持ち帰りをしたのですが、それからずっと氣になって氣になって…。
直接お問い合わせをしてみたり、どこかのお店で原田譲さんの器に出会うと思わず手に取ってしまうというアイテムでした。

そんなこんなで、今回の個展、とても楽しみにしておりました。^^

以前は千駄ヶ谷にあったSHIZENさんですが、
去年の夏より神宮前(と言っても前のお店から5分ぐらいのところです)に移転されました。
今度のお店は古民家を改装された一戸建ての店舗。
個展の時には1階が常設のアイテム、2階で個展の展示ということになっているようです。



原田譲さんは1000年ぐらい前の中国の北宋時代に栄えた定窯白瓷(ていようはくじ)に強く影響を受けていらっしゃるようです。
原田譲さんの作品の多くは、印花と呼ばれる、型を生地に押しあてて模様をつける技法によって作られています。
文様にもそれぞれ意味があったり…、ということもあるようですが、
私は単純に見た目の好みで、ぐぐぐっと惹かれた下記の作品をチョイスさせていただきました。



「鉢 バラ(白)」
少しだけ立ち上がりのある、「鉢」のうつわ。
そして持ってびっくり!!何より薄手で軽いのです。



黄色みがかったお色の釉薬が施されており、なんともあたたかい色合い。
黒い口縁は漆で施されています。

ちなみに、白いバラは『純潔』の象徴だそう。^^

原田譲さんの作品は7日の個展終了後も、いくつかのアイテムは常設でも置かれる予定とのことでした。


この日は姉と姉の娘ちゃんと一緒に母のところへお墓参りに行った帰りだったのですが、
姉もお氣に入りをみつけていたようです。
姉が選んだアイテムは、私が購入を迷っていたアイテムと同じ物だったので、
「こんなにたくさんのアイテムがあるのに、やっぱり同じものを選ぶのだなぁ」とおかしくなりました。

そして

「うつわ屋さんだから、おとなしくしててね」

とかなり我慢をさせてしまった姉の娘ちゃんに、お礼を言わなくては、です…。
叔母ちゃんのわがままに付き合わせてしまいごめんね…。


そして、帰り際、SHIZENさんの常設展示の中に、見覚えのあるアイテムを発見!!!



あ、
小川佳子さんのちいさな土鍋!!

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