日本は超高齢化社会に突入しており、総人口の25%、4人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
それに伴い、認知症を発症する高齢者の数も増え続けています。
そこで、今回、『認知症と物忘れの違い』をご紹介したいと思います。
認知症の物忘れとは?
*体験のすべてを忘れてしまう。 (体験した事自体を忘れる)
*もの忘れをした事を自覚できない。(忘れている事自体に気づかない)
*日時、人、場所などが分からなくなる。(月日、家族、自宅などが分からない)
*性格が変わる。(頑固や怒りっぽさなどが目立つようになる)
*日常生活に支障がある。(普段、生活する上で様々な支障が起きる)
老化による物忘れとは?
*体験の一部を忘れる。(食事の内容などを忘れる)
*もの忘れをした自覚がある。(自分が忘れっぽい事を分る)
*日は多少間違えても、月は間違えない。人物、場所は分る。
*性格に大きな変化はない。(態度や人格面は変わらない)
*日常生活に支障はない。(問題なく日常生活を送れる)
◎認知症は早期発見が大切で、本人の自覚や周囲の人の気づきも大切です。
その為には、認知症のサインを見逃さないようにする事が、もっとも重要です。