旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

スーパーブルーブラッドムーン輝く夜に

2018-02-03 19:00:15 | 老人のつぶやき

1月31日の皆既月食を楽しむことができましたか?
約3年ぶりの皆既月食、この夜はいくつか条件が重なって、
スーパーでブルーでブラッドなお月様だったようです。

もちろん私もこの日を楽しみにしていたひとりでしたが、和歌山市の
当日の予報は「晴れのち曇り」。昼には薄い雲が空一面に広がり、これは
見られたとしても朧月のようなぼんやりだろうと、ほぼあきらめていたんです。
ところが帰宅時空を見上げてみたところ、東には厚い雲があったものの、
西方面の空には晴れ間が大きく広がっていました。これはもしかしたらと、
帰宅後カメラや三脚を用意して、撮影スタンバイし欠け始める時間を待ちました。

結果、和歌山市では、時々薄い雲がかかる時間帯があったものの、ほぼ
一部始終を観察できたようです。私は22:00過ぎには切り上げましたが。
一応適当に写真も撮ってみました。しかし和歌山には、東京みたいに一緒に
写し込めるスカイツリーのような巨大な建築物がありませんし、月だけを
クローズアップした天文写真しか撮れないので、あまり面白味がありません。

しかもこうした写真を撮ってみて毎度感じるのは、撮影装備の貧弱さです。
×2のテレコンはずいぶん古いシグマ製しか持っていないし、これを400mmまでの
望遠ズームに装着したら重過ぎて、小さめの自由雲台では持ちこたえられず、
ブレてシャープな写真は望めそうにありません。もっとがっちりした雲台を事前に
用意したらいいのに、こうした天文写真を撮ることって滅多にないので、
いつも「まあいいか」で終わっちゃうんですね。

ともあれ、あきらめていた天体ショーを楽しめてよかったですよ。翌早朝、
新聞をとりに外に出たら、すでに小雨が降っていましたからね。元々の予報といい、
やや大げさに言えば奇跡に近い観月だったかもしれません。次は7月28日の
夜明け頃、皆既月食が見られるそうです。でも、スーパーブルーブラッドムーンは
この日をもって、私には生涯最初で最後となるでしょう。



♪ 打ち寄せる波の音が思い出を運んでくる
  出会うために生まれてきたと
  呟く君が揺れる

  キャンドルの代わりに花火を点けて
  二人の未来だけ夢に見てた
  後悔を照らすムーンライト


  早足の僕の後を息切らせ歩いていた
  何故に一度立ち止まって
  手を差し伸べなかった

  消したはずのメモリー指先が追う
  君が現独りと願うように

  心を削ってなり続く音
  諦めかけてまた耳に戻す
  この想い映し出せムーンライト


  (BLUE MOON/詩・曲:中村貴之 歌:NSP)



中村貴之さんが、NSP名義で発表した最後の曲となったBLUE MOONは
私のお気に入りで、昨夜はお酒を飲みながら繰り返し聞いていました。
おそらく今夜も聞くことになると思いますよ。ブルームーンとは、一ヶ月に
満月が2回ある現象のことだそうです。

コメント
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