旅に出よう。恋をしよう。

世界一周一人旅。見て、触れて、感じたもの。恋をするように旅をする。

これを見るため旅に出た[ムルンタヴァ]

2010年04月03日 | 24ヶ国目マダガスカル

世界中の有名な遺跡、絶景、自然。
世界中の見たいもの、行きたい場所全部行こうって思って始めたこの世界旅行。
その中でも特に見たかったもの。
それがここにある。

 

マダガスカルに到着してまず思ったのは、街行く人の顔つきがアフリカと全然違うこと。
ここに暮らす人たちは元々インドネシアやマレーシアから移り住んだ人たち。
流れ行く車窓の風景もどこか懐かしく、インドネシアのジャワ島によく似てる。

 

そしてもうひとつ、ごはんが安くておいしい!!

ホテルやホテリーと呼ばれる安食堂に入って
公用語のフランス語もマダガスカル語も分からない自分は読めないメニューを指差して注文。
これがどれを頼んでもハズレ無し!


特にこの大きなカニが1匹丸々出てきて、約100円。
これは今までで一番コストパフォーマンスが高かった!
ちなみに味もばっちり!!

 

久しぶりに英語の通じない国で言葉の苦労を楽しみつつ、
首都のアンタナナリヴ(何故か通称「タナ」)から乗り合いバス・タクシーブルースで20時間。
向かった先は西海岸の町、ムルンタヴァ。




レトロなタクシーがゆったり街を走り、
プスプスと呼ばれる人力車は昼寝しながらお客を待っている。

何とものどかで、南国特有の暑い日差しとよく合ったこの町に
自分は思いのほか長居してしまう。

 

いよいよ、その場所へ。
舗装してない方が良かったんじゃないかってぐらい凸凹な道を進むこと約2時間。
そうしてようやく辿り着いたこの場所。

 




悪魔の木とも呼ばれる、バオバブ。
突然現れるその大木。その異形。

これを見るため旅に出た。
そう言い切ってもいいくら見たかった場所。

大きな夢がまたひとつ叶った。

 


帰ってからは小さな町を散歩したり、
マングローブの林を手漕ぎボードで進んだり、
ゆったり過ごして次の町、アンツィラベへ。

が、

アンツィラベに到着すると同時に突然40度を越える高熱にやられ
病院へ向かったところそのまま入院...

病院に行く前、宿の人が熱にうなされる自分の様子を1時間おきに見に来てくれて、
タオルを換え、病院に付き添い、荷物を運び、最後は笑顔で見送ってくれる。
マダガスカルの人たちの優しさは本当に際限が無い。

高熱と大っ嫌いな注射と点滴に耐え、一晩寝たらすっかり回復。
 


この病院で働く日本人のシスター(ミッション系の病院でした)から頼まれたこと。
「日本に帰ったら赤ちゃんのためのミルクを送って欲しい。他には何もいらないから」


この国もとても貧しい。
貧しい国の中で更に貧しい生活をしている人たちがいる。
自分が世界に出てできたつながり。
自分でもできる事があるって知った。

 

そして
タナの危険で活気に溢れた喧騒も、
キツネザルの住む森も、
珊瑚の広がる海もまだ見てない。

ここには悔いを残した。
また来たい。
また来よう。


次は大西洋を渡り、南米アルゼンチンへ。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おかべっち)
2010-04-03 10:19:20
いや~、自分の全く知らない世界にもまだまだいい場所があるんだな~~。。世界は広すぎるっ!!
タケさん、早くビフォーアフターのっけましょう!
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Unknown (ミラィ)
2010-04-05 23:17:32
バオバブすごいね!!初めてみた!!
空や緑の色が違うね~!!

体調はもう大丈夫!?

いつも着られなくなった服を捨てるときに、どこかにあげられないものか・・・と思うんだよね。
ミルクか・・・。

もしミラィにも手伝えることがあったら言ってね☆
返信する
高山病再発... (たけふみ)
2010-04-06 09:39:23
おかべっち
そうですよ~まだまだ×∞、行きたいとこ沢山です!

ちなみにbefore/afterはしばらく先ですよw
mixiではちらっと書いたんですけど何人気付いたかwww

ミラィ
日本を離れて空や雲の写真を撮る事が増えたよ。
ここも凄い空だった。

色々な人たちが、色々な活動してるから興味があったら探してみて!
もちろん着なくなった服を海外に送るってのもあるよ☆

俺はまずミルクから!
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