気まま勝手に

札幌界隈+αのフォトブログです。

レトロな建物 その4

2015-02-25 10:39:02 | 観光スポット(札幌市内)

旧有島家住宅

日本近代文学史上の代表的な作家の1人である有島武郎が

明治43年(1910)5月から翌年7月頃まで住んでいた建物。

一般の住宅にも、上げ下げ窓などの洋風意匠を取り入れた

頃の建物である。

有島の作品「生まれ出づる悩み」の中に、豊平川右岸の1町歩

ほどもある大きなリンゴ園のなかにあった借家とあるが、この家である。

当時有島は、母校の札幌農学校(現在の北海道大学)の英語教師

を務めていた。

この家で有島は、「ある女のグリムプス」を書き、雑誌「白樺」に連載した。

 

 

 

 

 

 

 

 

旧所在地     札幌市白石区菊水1条1丁目

建築年代       明治37年(1904)


レトロな建物 その3

2015-02-23 09:18:25 | 観光スポット(札幌市内)

旧広瀬写真館

この建物は、大正末期から昭和33(1958)年まで岩見沢市街で

営業していた写真館を再現した。

内部の展示は、大正末期の一般的な写真館の様子を示している。

 

受付

 

待合室

 

衣装室

 

写場

撮影は自然光を用いるため、北側の屋根をシングルスラントと呼ばれた

斜めのガラス張りとしている。

フイルムはガラス乾板で、だるま型三脚台座式アンソニーカメラを用いて

撮影していた。

 

暗室


レトロな建物 その2

2015-02-21 13:40:32 | 観光スポット(札幌市内)

 

札幌警察署南1条巡査派出所

明治44(1911)年に札幌の創成川沿いに建てられたレンガ造りの交番。

昭和45(1970)年まで南1条交番として使用されていた。

開拓時代のおまわりさんの制服を着たボランティアが一緒に記念撮影

に応じてくれます。

 

内部は取締室と事務室に分かれ、事務室では巡査が調書を

書いている様子が展示されている。


レトロな建物 その1

2015-02-19 09:58:28 | 観光スポット(札幌市内)

旧札幌停車場(管理棟)

「北海道開拓の村」には、開拓時代の歴史的建造物が移築または

再現されています。

札幌の表玄関として明治41年から昭和27年まで親しまれてきた

建物を再現しました。

 

旧札幌停車場の管理棟内部

四季に合わせた様々なイベントを実施しており、村内の解説ガイドには

ボランテアが活動している。

 

開拓の村側から見た旧札幌停車場。こちらから見ても正面になります。

 

旧開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)

明治12年焼失した庁舎の外観を再現したものです。

内部は総合案内所、研修室、講堂があります。

 

旧小樽新聞社

 

 

明治27(1894)年創刊の小樽新聞社として建てられた

木骨石造3階建の建物。

内部には小樽新聞社の歴史が展示されている。


あのステンドグラスに再会しました

2015-02-18 11:18:06 | まち歩き

以前、JR札幌駅西コンコースからパセオに通じる階段の

踊り場に設置されていたステンドグラス。

いつの間にか撤去されてしまい、どこにいったのかと思っていたところ

JRタワーの東モール1階に移設されていました。

調べてみると、この原画は函館出身の洋画家国松登氏(1907~94)

の作品で、題名は「黎明」。

西ドイツとアメリカから取り寄せた110色2200枚のガラスが使われて

いるそうです。

近くで見るとなかなか迫力があります。