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シミュレーションで明らかになった「福島第一原発」の「見えない原子炉の中」の中身の様子

2024-03-04 14:54:54 | Weblog
シミュレーションで明らかになった「福島第一原発」の「見えない原子炉の中」の中身の様子
>事故後、水位計が正常に機能していなかったことが明らかになっている。原発の水位計は、直接水位を測るのではなく、原子炉に繋がっている「基準面器」という金属製の容器を使って水位を計測している。容器の中には一定量の水が入っていて、この水が水位計の「基準」となる。ところが、事故時は、原子炉が高温になって「基準」となる水が蒸発していたのである。このため、水位が正しく示されなくなったのである。しかも「基準」の水が減ると、原子炉の水は変化していないのに、水位を示す表示は上昇していくという。こうして1号機の水位計は、原子炉の水が燃料先端より上にあると示していたのである。

>後の政府事故調の調査に、吉田は「今にして思うと、この水位計をある程度信用していたのが間違いで」と吐露したうえで、「大反省です」と語っている。

この水位計はスリーマイル島原子力発電所事故で問題になった水位計です
つまり日本では原子力発電所所長も、また原子力の専門家も過去の事故から何も学んでいない人だらけだったのです
この水位計は今でも改良や改修もされないまま使用されている、アメリカでは水が蒸発する温度や圧力では水位計の数値を信用しない訓練をする

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