
2009年7月14日(火) 毎日新聞朝刊 17面くらしナビより
くらしナビ 食べる Food & Dining
記:若狭毅
サブタイトル:深い味わい 薫る個性
「つまみ不要」「10年熟成」…
ビールを美味しいと思い始めたのは、何時の頃からだったのか。
もう記憶に定かではない。
少なくとも。
大学生になって。
入った某クラブの歓迎会や、クラスの連中との懇親会で飲んだ頃には。
まだ苦いという印象だったような記憶が、うっすらとある。
だから、あの頃は。
早々にビールは切り上げて、専らコークハイやカクテルに逃げていた。
それが、気が付けば…。
冷蔵庫にビールが無ければ、そわそわして落ち着かなくなるような。
そんな自分が当たり前になっていた。
夏の、暑い盛り。
運動の後。
炎天下で飲むビールも、旨い。
冬は、冬で。
鍋をつつきながら飲むビールも、これまた捨て難い。
春はお花見。
秋は紅葉見物。
要は、一年中。
理由なんて何でもよくって。
美味しくビールが飲めるきっかけがあれば、それでよいのである。
正に、バラクーダの「日本全国酒飲み音頭」の世界なのである(笑)。
日本全国酒飲み音頭(ニコ動コメント付き)
ちなみに。
僕の今までのビール暦の中で、一番美味しい!と思った時は。
もう、随分昔のこと。
四国へ出張した折。
仕事は、首尾よく午後3時頃には終了。
金曜だったこともあり、職場に電話を入れた後は、フリータイム!
予約していた温泉宿へ行って、
一ッ風呂浴びた後に、部屋に戻って。
縁側の椅子に座り、テーブルに足を投げ出しながら、
窓の外の緑滴る山を眺めて飲んだビールは、本当~に旨かった。
#まだ、午後5時前。皆は働いていると思うと尚更!であった(笑)。
さて。
そのビールも、最近は発泡酒やら第三のビールやら。
お財布と好みに合わせて、様々な選択が可能となった。
知人の中には、発泡酒やらは絶対に口に合わん!と言って飲まない方も
いるけれど。
僕としては、その豊富なラインナップが、メーカーが様々に頑張っている
証跡にも思えるし、結構好きな味わいのものも多かったりする。
実際。
冷蔵庫には、そうしたビールが並ぶことも多い。
それでも。
ビールの持つ地力というのは、大きい。
例えば、工場見学に行って、造りたてのビールを飲んだとき。
例えば、旅行先で、一風変わった風味の地ビールを飲んだとき。
様々なタイミングで。
美味しいビールに出会うとき、尚のことそう思う。
今回の記事は、そんな地ビールの特集。
記事に寄れば。
出荷量も、2008年には約2万9千キロリットルにも達したとの
ことである。
日本地ビール協会によれば、日本には80種類以上もの地ビールの
タイプ、255種類以上の銘柄が有るそうな。
松江地ビール・ビアへるんの、バナナに似た香りのする濁りビール。
でも、HPを見ていると、この時期の目玉は来月に発売予定とされる
「ショコラ No.7」。
チョコレートとビールのマリアージュぅ?
むむむ…。
これなんか、ビールが苦手なシャドー81さんにぴったり!と思った
けれど、アルコール度数7%とは。
うむむ。侮りがたし。チョコビール。
でも、多分買っちゃいます。はい。
富士桜高原麦酒のラオホという薫製香のビール。
ここのHPを見て吃驚したのだけれど。
ラオホも美味しそうなんだけど、変り種はこちらもチョコ。
バレンタイン限定ビール「チョコレートウィート」。
今年1月に期間限定で発売し、すぐに売切れてしまったらしい。
チョコレートモルトを使用ということで、レビューを読んでも
のど越しにカカオ風味が!との所感が。
う~ん。どんなビールなんだ?
毎年1月に限定発売するそうなので、来年は買ってみようかな。
(自分で買うのは、さすがに寂しい感があるけれど(笑))
那須高原ビールのバーレイ(大麦)仕込みの10年熟成ビール。
こちら。
10年熟成物(1988年仕込み)は、9,450円(税込)。
1年熟成物(2008年仕込み)なら、4,200円(税込)。
う~ん。
1年物を買って、自宅で寝かせておくかな…(笑)。
その他、様々な地ビールが紹介される。
う~ん。どれも美味しそうである。
更に。
記者の目の付け所が、シャープである。
地ビールのみに留まらず、つまみも合わせて紹介されるのだが。
これが又、滅法美味しそう!なのだ。
浦和ロイヤルパインズホテルのビュッフェレストラン「ミケーラ」の
宮原信彦氏お勧めの、玉葱のフライである。
このフライには、パン粉は使わない。
輪切りにした玉葱に、なんと。
ビールで小麦粉を溶いた上で下味を整えた衣をたっぷりと塗(まぶ)して、
揚げるのだ。
「甘い玉ネギを包むサクサクの衣。
素材を生かしたシンプルな味付けは、のどの渇きを誘わず、
ビールの味を邪魔しない。」
う~ん。
淡路島産の極上玉葱で、是非作ってみたいつまみである。
明日は、マイミクさんがマスターを務めるビアバーへ、お忍びデートに
出掛ける予定である。
彼女と二人で飲むのは初めてなので、どきどきしているが。
それよりも、美味しい地ビールが入ったというMixi日記を読んで
いるので、そちらの方への期待度が、いやが上にも高まっている。
明日が、楽しみである。
(この稿、了)
(付記)
ちなみに、その彼女の年齢は還暦を遥かに過ぎている。
とても、そうは思えないほど元気なところが魅力的な女性ではある。
(付記2)
ビールの唄といえば、やはりいの一番に脳裏に浮かぶのがこれ。
この頃は、椎名誠も若いなあ。
すごい男の唄 三好鉄生
彼の。
直向なビールに対する愛情は、いつも初心を思い起こさせてくれる。
くらしナビ 食べる Food & Dining
記:若狭毅
サブタイトル:深い味わい 薫る個性
「つまみ不要」「10年熟成」…
ビールを美味しいと思い始めたのは、何時の頃からだったのか。
もう記憶に定かではない。
少なくとも。
大学生になって。
入った某クラブの歓迎会や、クラスの連中との懇親会で飲んだ頃には。
まだ苦いという印象だったような記憶が、うっすらとある。
だから、あの頃は。
早々にビールは切り上げて、専らコークハイやカクテルに逃げていた。
それが、気が付けば…。
冷蔵庫にビールが無ければ、そわそわして落ち着かなくなるような。
そんな自分が当たり前になっていた。
夏の、暑い盛り。
運動の後。
炎天下で飲むビールも、旨い。
冬は、冬で。
鍋をつつきながら飲むビールも、これまた捨て難い。
春はお花見。
秋は紅葉見物。
要は、一年中。
理由なんて何でもよくって。
美味しくビールが飲めるきっかけがあれば、それでよいのである。
正に、バラクーダの「日本全国酒飲み音頭」の世界なのである(笑)。
日本全国酒飲み音頭(ニコ動コメント付き)
ちなみに。
僕の今までのビール暦の中で、一番美味しい!と思った時は。
もう、随分昔のこと。
四国へ出張した折。
仕事は、首尾よく午後3時頃には終了。
金曜だったこともあり、職場に電話を入れた後は、フリータイム!
予約していた温泉宿へ行って、
一ッ風呂浴びた後に、部屋に戻って。
縁側の椅子に座り、テーブルに足を投げ出しながら、
窓の外の緑滴る山を眺めて飲んだビールは、本当~に旨かった。
#まだ、午後5時前。皆は働いていると思うと尚更!であった(笑)。
さて。
そのビールも、最近は発泡酒やら第三のビールやら。
お財布と好みに合わせて、様々な選択が可能となった。
知人の中には、発泡酒やらは絶対に口に合わん!と言って飲まない方も
いるけれど。
僕としては、その豊富なラインナップが、メーカーが様々に頑張っている
証跡にも思えるし、結構好きな味わいのものも多かったりする。
実際。
冷蔵庫には、そうしたビールが並ぶことも多い。
それでも。
ビールの持つ地力というのは、大きい。
例えば、工場見学に行って、造りたてのビールを飲んだとき。
例えば、旅行先で、一風変わった風味の地ビールを飲んだとき。
様々なタイミングで。
美味しいビールに出会うとき、尚のことそう思う。
今回の記事は、そんな地ビールの特集。
記事に寄れば。
出荷量も、2008年には約2万9千キロリットルにも達したとの
ことである。
日本地ビール協会によれば、日本には80種類以上もの地ビールの
タイプ、255種類以上の銘柄が有るそうな。
松江地ビール・ビアへるんの、バナナに似た香りのする濁りビール。
でも、HPを見ていると、この時期の目玉は来月に発売予定とされる
「ショコラ No.7」。
チョコレートとビールのマリアージュぅ?
むむむ…。
これなんか、ビールが苦手なシャドー81さんにぴったり!と思った
けれど、アルコール度数7%とは。
うむむ。侮りがたし。チョコビール。
でも、多分買っちゃいます。はい。
富士桜高原麦酒のラオホという薫製香のビール。
ここのHPを見て吃驚したのだけれど。
ラオホも美味しそうなんだけど、変り種はこちらもチョコ。
バレンタイン限定ビール「チョコレートウィート」。
今年1月に期間限定で発売し、すぐに売切れてしまったらしい。
チョコレートモルトを使用ということで、レビューを読んでも
のど越しにカカオ風味が!との所感が。
う~ん。どんなビールなんだ?
毎年1月に限定発売するそうなので、来年は買ってみようかな。
(自分で買うのは、さすがに寂しい感があるけれど(笑))
那須高原ビールのバーレイ(大麦)仕込みの10年熟成ビール。
こちら。
10年熟成物(1988年仕込み)は、9,450円(税込)。
1年熟成物(2008年仕込み)なら、4,200円(税込)。
う~ん。
1年物を買って、自宅で寝かせておくかな…(笑)。
その他、様々な地ビールが紹介される。
う~ん。どれも美味しそうである。
更に。
記者の目の付け所が、シャープである。
地ビールのみに留まらず、つまみも合わせて紹介されるのだが。
これが又、滅法美味しそう!なのだ。
浦和ロイヤルパインズホテルのビュッフェレストラン「ミケーラ」の
宮原信彦氏お勧めの、玉葱のフライである。
このフライには、パン粉は使わない。
輪切りにした玉葱に、なんと。
ビールで小麦粉を溶いた上で下味を整えた衣をたっぷりと塗(まぶ)して、
揚げるのだ。
「甘い玉ネギを包むサクサクの衣。
素材を生かしたシンプルな味付けは、のどの渇きを誘わず、
ビールの味を邪魔しない。」
う~ん。
淡路島産の極上玉葱で、是非作ってみたいつまみである。
明日は、マイミクさんがマスターを務めるビアバーへ、お忍びデートに
出掛ける予定である。
彼女と二人で飲むのは初めてなので、どきどきしているが。
それよりも、美味しい地ビールが入ったというMixi日記を読んで
いるので、そちらの方への期待度が、いやが上にも高まっている。
明日が、楽しみである。
(この稿、了)
(付記)
ちなみに、その彼女の年齢は還暦を遥かに過ぎている。
とても、そうは思えないほど元気なところが魅力的な女性ではある。
(付記2)
ビールの唄といえば、やはりいの一番に脳裏に浮かぶのがこれ。
この頃は、椎名誠も若いなあ。
すごい男の唄 三好鉄生
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彼の。
直向なビールに対する愛情は、いつも初心を思い起こさせてくれる。
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がんばってください。
さて、最近飲んだビールでおいしかったのは、「サッポロラガービール赤星(復刻版)」です。久しぶりに加熱処理したビールを飲んで、子供のときに飲んだ味や!と思わずつぶやいてしまいました。
一度、ご賞味ください。懐かしい味です。
まぁ、全国的に流通しないのが残念ですが・・・
ビールだけではなく、女性の守備範囲も広い、MOLTAさん。さすがです
>シャドー81さん
そう、だからそっと見守ってくださいね。
って、違うっつーに(笑)。
でも、ラガー赤星は飲んでみたいですね♪
今日にでも、探してみます。
地ビールの流通は、鮮度管理等の問題上難しいのでしょうね。
最近では、銀河高原ビールとかだと首都圏では飲めるところも増えてきましたが。
そうそう。
中で紹介した10年熟成ビールなら、温度管理さえしっかりすれば、全国展開できそうだなあ。
と思ったら、通販ありました。
文中にリンクを張ったので、如何ですか?
富士桜高原麦酒にもありますね。たのんでみようかなぁ・・・バイツェンは、賞味期限が短いので、ちょっと無理かなぁ(長期滞在してしまうので)。
すぐにレスキューに駆けつけます♪