活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

ホテル・ハイビスカス

2008-05-26 22:48:14 | マンガの海(読了編)
著者 仲宗根みいこ 新潮社版(新装版)/ボーダーインク版(1~4巻) 仲宗根みいこさんの漫画を読むと、確かに二次元の筈のその紙の向こうから、 吹き付けてくる風や日差しを感じ、みえこの笑い声さえもが聞こえてくる、 そんな不思議な気持ちにさせられる。 勿論それは、僕がこの本に最初に出会ったのが沖縄の渡嘉敷にある民宿の 食堂にある本棚であり、手にとって読んだのが昼食後のリラックスタイムに 風通しの . . . 本文を読む
コメント

ISASメールマガジン   第192号

2008-05-25 18:02:06 | メルマガの海
【 発行日- 08.05.20 】 頭の中を、いろんなネタがグツグツと煮詰まっているのに、それが言葉に 結実できない。 読み終えた本や雑誌、新聞の小記事、未読で積まれていく本、雑誌、メルマガ、 早く書きたい旅行記やバイク、車についての話、etc、etc… 更に睡眠不足が追い討ちをかけて、思索の顕在化を邪魔する。 本来たっぷりとそうした目的に振り向けられる筈の長大な通勤時間は、 更なる無意識へ . . . 本文を読む
コメント

バイクのオイル交換

2008-05-19 01:02:47 | バイクの海
今年の2月に車検を迎えてから、ようやくまたバイクに少しずつ乗り出した。 東京在勤時代は、同じようなバイク仲間が結構居て、年に2回ほどツーリング とかも楽しんでいたのだが、大阪に帰ってきてからはそうした仲間も無く、 家族をほっちらかしてソロ・ツーリングに行こうものならブーイングの嵐が 吹くのも見えているので、専ら近場移動用の下駄バイクと化してしまっている。 それでも、結婚前から乗り続けている趣味 . . . 本文を読む
コメント (2)

時をよむ  田中 均

2008-05-15 01:01:50 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 5月13日(火)夕刊 7面 文化欄より 副題:「五輪100日前の北京にて」     人々の表情明るく 課題は世界との調和 まさか、二日続けてこのような記事を読むとは思わなかった。 別に僕は、新聞社の記事に完全なる公平性など求めてはいない。 むしろそんな幻想を振りまき、仮想する記事群よりは、自己の主張する ところをつまびらやかにし、堂々と開陳する方が、余程正直だと思う。 とは思うが、そ . . . 本文を読む
コメント

聖火リレー騒動    ~水脈  内田樹

2008-05-12 23:42:33 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 5月12日(月)夕刊 7面 文化欄より 副題:「正しさ」の自制が必要な場面もある 凄いなあ。 このコラムを読んで感じた、正直な感想である。 この問題に対して、こんなアプローチがあるなんて。 人は、ここまで無神経になれるものなのだという意味で、である。 内田樹氏は言う。 この問題が顕在化した、その具象が気に食わない。と。 何がと言えば、「この政治的イベントに登場してきた人たちが . . . 本文を読む
コメント

マルゼルブ フランス一八世紀の一貴族の肖像(その1)

2008-05-11 22:44:42 | 活字の海(読了編)
木崎 喜代治著  岩波書店刊  1986年3月初版発行版  定価2900円 この本の表紙を飾る写真は、フランスのパレ・ド・ジュスティス(最高裁判所) の2階の蹌踉の間にある、マルゼルブの石像の台座である。 そこには、国民公会により裁判に附されたルイ16世が、当時の住居(というか 収監場所というか)であるタンプル塔内において、3人の弁護士と語らっている 姿が浮彫りされている。着座し、右手は肘掛 . . . 本文を読む
コメント

ナルシシズム・メディア ~発信箱

2008-05-10 11:11:29 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 5月10日(土)朝刊 2面 総合欄より  記:落合 博(運動部) 久しぶりに、『発信箱』についての感想を。 ※ このコラムの原文は、こちらで読めます。 冒頭の、ルイ16世に関する「振り」については、あまり言及したくない。 またか。という思いに陰鬱になるだけだからである。 一応触れておくと、かのフランス革命勃発とされる1789年7月14日の ルイ16世の日記に「何もなし」と書かれて . . . 本文を読む
コメント

同盟の絆強める努力を  蓑原 俊洋

2008-05-08 23:59:16 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 5月8日(木)夕刊 9面 文化欄より 副題:日系アメリカ人として『日米関係史』の刊行提言 本コラムの著者 蓑原氏は、神戸大学教授で日系アメリカ人。 日米政治外交を主たる研究のテーマとしている。 その彼が、ペリーによる開国から昨今までの日米関係を俯瞰的に眺めつつ、 自らの思いを語ったのが本コラムである。 が、しかし…。 日系アメリカ人という立ち位置がそうさせるのか、本コラムに書か . . . 本文を読む
コメント (1)

『死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』 (その5)

2008-05-07 23:20:53 | 活字の海(読了編)
安達 正勝 (著)(集英社新書、2003/12) 話しをサンソンの視点に戻す。 本書にも、フェルモン神父の手記にも無い記述であるが、ルイ16世の 処刑は失敗したらしい。 これは、複数の出典により記録されているが、精度は不明である。 ただ、肥満気味だったルイ16世の首が、ギロチンの所定の場所に 収まりきらず、死刑を待ち受ける民衆から失笑を買った、という記録は ある。 #自分達が食うや食わず . . . 本文を読む
コメント

帰ってきました!

2008-05-06 22:47:12 | Weblog
四日間、渡嘉敷の風に吹かれてリフレッシュしてきました! #お前がリフレッシュしてどうする!という突っ込みはありますが お客様は今回2名だったこともあり、かつお二人のリクエスト(のんびり、 ゆったりとしたダイビングを楽しみたい)が合致していたことから、 の~んびりとしたツアーを楽しんでいただけたのでは?と思っています。 また詳しいレポートは順次UPしていきますが、 2年ぶりに渡嘉敷の風に吹かれて . . . 本文を読む
コメント