期日:昭和45年(1970)7月17日~7月25日
同行:なし(単独行)
7月17日
御在所岳の国民宿舎で開かれていたサマーセミナーが終了し、大阪駅にデポしていたリュック・服等に着替え、それまでの服・資料等を段ボールに詰めて、大阪駅前の郵便局から小包で東京へ送る(まだ宅配便なんて無い時代です)。富山への夜行急行はこれからの長丁場を乗り切るために、奮発して3等?寝台を取っていた。
7月18日
07:08 富山駅発
08:35 美女平
09:45 室堂 着
10:20 同 発
11:25 はらい堂
11:40 一の越山荘 着
12:15 同 発
12:50 立山神社
12:55 雄山 頂上 着
13:30 同 発
13:55 一の越山荘 着
富山駅でふな寿司の駅弁を買い、富山電鉄に乗り換える。
ケーブルカーを上がった美女平で、高原バスに乗り替える時、
改札で止められてキスリングザックの重さを計られ、xxx円取られ、
ザックとはお別れ。(人を運ぶバスとザックを運ぶバスは別だった.)
高原はあいにくの天気で雲が低かった。
室堂に着く前に完全に雲のなかへ。室堂に着いた時には雨が降っていた。
当初の計画では
剱に入る予定だったが、どう天気図を読んでもまだ梅雨の中。
暫らく天気は望めない。雨の中、剱に挑戦する気もしないので、
t
予定変更。剱はパスして
立山に向かうことにする。
剱をパスしただけ日程には余裕ができたので、室堂のあたりを雨の中
散策して立山
に行こうとしたが、
雨雲の中、右も左も分からず、きずいた時には、立山のイチノコシサンソウへの道
となっていた。
これも運命? そのまま一の越山荘へ。
今回の縦走、全ての日数の食料をかつぐ自信が無かったので、
テントと山小屋を一日おきに計画していた。
一日目は剱沢でテント泊りの予定だった。
剱沢を立山に変更したが、この氷雨の中、テントも無かろうと、
一の越山荘に素泊りで宿泊を頼む。
7月19日
07:15 一の越山荘 発
07:45 富山大研究所 着
07:50 同 発
09:15 獅子岳
10:15 ザラ峠
11:10 五色山荘 着
7月20日
06:48 五色山荘 発
07:20 トンビ山 着
07:28 同 発
07:40 鞍部
08:51 越中沢岳 着
09:05 同 発
10:06 スゴの頭登り口
10:32 スゴの頭 着
11:00 同 発
11:25 スゴ乗越 着
11:57 同 発
12:37 スゴ小屋 着
12:42 同 発
13:54 マヤマ池キャンプ地 着
7月21日
06:25 同 発
06:48 間山
08:21 北薬師
09:15 薬師 着
10:04 同 発
10:38 休憩小屋 着
10:45 同 発
10:48 薬師平
11:20 薬師峠
11:40 太郎平小屋 着
13:10 同 発
16:00 薬師沢小屋 着
7月22日
06;15 同 発
08:00 薬師見晴らし 着
08:15 同 発(08:05か?判読できず)
08:30 平らなところ
09:35 雲の平山荘 着
10:15 同 発
12:05 黒部源流 着
12:30 同 発
13:05 三俣山荘 着
13:13 同 発
13:55 三俣蓮華別れ
14:13 最初の水場
15:17 双六別れ
15:30 双六池 着
7月23日
07:00 同 発
07:34 樅沢岳
10:35 千丈沢乗越 着
11:05 同 発
12:28 槍が岳
7月24日
06:35 同 発
08:05 天狗?分かれ
09:00 槍沢小屋跡 着
11:20 同 発
11:35 槍沢小屋
11:55 二の俣
12:00 一の俣 着
12:15 同 発
12:50 横尾 着
13:30 同 発
14:10 徳沢 着
15:00 同 発
15:40 明神
16:10 河童橋
7月25日
松本から東京へ
費用
山小屋
素泊まり 800円
弁当付き 1500円×2
弁当無 1430円
交通費
富山・室堂 920円
リュック 200円
上高地・松本 700円
松本・東京・博多
乗車券 3220円
松本・東京
急行券 300円
博多・富山 2XXX円(正確な値不明)
大阪富山
急行寝台 1500円
買い食いほか 3000円
雑費 1000円
記念バッチ他 1500円
たばこ 830円
=====
まだ写真が見つかっていません。どこかにあるはずだが・・・
=====
メモが見つかったので入力しておきます。
基本的に当時のメモのままですが一部地名を訂正して書いています。(20130902)
7月18日(土) 天候:ガス、霧雨
ごった返している室堂へ降りる。
(注:観光用のアルペンルート、立山トンネルが無い時代です。)
視界悪し、2~3日晴れそうにもなし、剱を捨てる。
みどりが池を見物するも、みくりが池は見えず。
一の越へ。一人で雄山頂上に立つも視界0(ゼロ)。
山荘へ素泊まり。乾燥室でダべリング。
素泊まりの待遇悪し!
小屋素泊まり
7月19日(日) 天候:雨
今日室堂へ降りるparty6人が3時過ぎより騒ぎ、
よく眠れず。天気悪く、出発を見合わせていたが、
青山(青山大の意味か?)のハイキングクラブの2名が
五色へ行くというので、同行させてもらう。
獅子岳まで残雪トラバース2回ひやひや、
ザラ峠へのいやな下りを終わり、五色ヶ原に入ると
風も弱まりほっとする。寒くて、五色ヶ原山荘へ
11:00飛び込む。小屋泊
7月20日(月) 天候:晴れ
鳶山までガスが出ていたが、下り始め
て急にガスが切れ始めての快晴!
昨日同室になった愛媛の二人組を後ろに、
京都の漫才組三人を前にのんびり。
薬師までいくか行くか迷うが、
スゴ小屋から間山池の登りでバテ、camp
東京歯大ワンゲル他7~8party位がcamp
テント泊
7月21日(火) 天候:晴れ
梅雨も完全にあけ天気続く。
いつの間にかいやな登り(岩を飛んでいく)を終え、
薬師へ。
太郎平までは下り一方、早い早い。
京都三人と別れ、愛媛の二人とのんびり薬師沢へ。
下り一方と思いきや、結構登りもありバテ気味。
小屋に入りドラム缶の風呂に入れてもらい、
同室の四人組にビールをおごってもらい、のんびり。
小屋泊
7月22日(水) 天候:快晴
愛媛二人組5:30頃早々出発。
追いかけて吊り橋を渡る。
登り一方、ようよう雲の平入口へかかる。
山荘はすぐと思いきや、なかなか。
山荘から三俣への取り付き分かり難し!
三俣山荘が見えてから黒部源流への急降下。
三俣から双六へ飛ばすことにするが、
背中はリュックずれ。
疲れていなければ最高のプロムナードコース
を双六へ。テント泊
7月23日(木) 天候:快晴、午後ガス
荷の整理をし、愛媛、九大ワンゲルにやって軽くする。
名におう西鎌を槍までのんびりやる。
さすがに人がおおくてなる。
槍の頂上はガスが出てきて見晴らしはあまりよくない。
穂高へ向かう愛媛グループとコーラで乾杯して別れる。
小屋泊
7月24日(金)
槍の頂上で日の出を見て、のんびり上高地へ。
徳沢で気が向かず、小梨平(上高地)でテント。
=====
装備一覧です。
ツエルト
グランドシーツ
張り綱 2本
ペグ 4本
支柱 2本
シュラフ
ホエーブス
雨具 上下
ポンチョ
皮手袋
軍手
GAS 4函
固形 チューブ 1.5本
小 1函
なべ 1セット (? コッヘル?)
エアマット 半身用
食料品
インスタント
炊き込みご飯 10袋
ラーメン 5袋
冷麺 2袋
ソーセージ 11本
棒チーズ 15本
野菜ヅケ 2函
クラッカー 5袋
ミルク 1函
キューピーブランド (? マヨネーズですかね?)
コーヒー
砂糖
ソーダラップ
同行:なし(単独行)
7月17日
御在所岳の国民宿舎で開かれていたサマーセミナーが終了し、大阪駅にデポしていたリュック・服等に着替え、それまでの服・資料等を段ボールに詰めて、大阪駅前の郵便局から小包で東京へ送る(まだ宅配便なんて無い時代です)。富山への夜行急行はこれからの長丁場を乗り切るために、奮発して3等?寝台を取っていた。
7月18日
07:08 富山駅発
08:35 美女平
09:45 室堂 着
10:20 同 発
11:25 はらい堂
11:40 一の越山荘 着
12:15 同 発
12:50 立山神社
12:55 雄山 頂上 着
13:30 同 発
13:55 一の越山荘 着
富山駅でふな寿司の駅弁を買い、富山電鉄に乗り換える。
ケーブルカーを上がった美女平で、高原バスに乗り替える時、
改札で止められてキスリングザックの重さを計られ、xxx円取られ、
ザックとはお別れ。(人を運ぶバスとザックを運ぶバスは別だった.)
高原はあいにくの天気で雲が低かった。
室堂に着く前に完全に雲のなかへ。室堂に着いた時には雨が降っていた。
当初の計画では
剱に入る予定だったが、どう天気図を読んでもまだ梅雨の中。
暫らく天気は望めない。雨の中、剱に挑戦する気もしないので、
t
予定変更。剱はパスして
立山に向かうことにする。
剱をパスしただけ日程には余裕ができたので、室堂のあたりを雨の中
散策して立山
に行こうとしたが、
雨雲の中、右も左も分からず、きずいた時には、立山のイチノコシサンソウへの道
となっていた。
これも運命? そのまま一の越山荘へ。
今回の縦走、全ての日数の食料をかつぐ自信が無かったので、
テントと山小屋を一日おきに計画していた。
一日目は剱沢でテント泊りの予定だった。
剱沢を立山に変更したが、この氷雨の中、テントも無かろうと、
一の越山荘に素泊りで宿泊を頼む。
7月19日
07:15 一の越山荘 発
07:45 富山大研究所 着
07:50 同 発
09:15 獅子岳
10:15 ザラ峠
11:10 五色山荘 着
7月20日
06:48 五色山荘 発
07:20 トンビ山 着
07:28 同 発
07:40 鞍部
08:51 越中沢岳 着
09:05 同 発
10:06 スゴの頭登り口
10:32 スゴの頭 着
11:00 同 発
11:25 スゴ乗越 着
11:57 同 発
12:37 スゴ小屋 着
12:42 同 発
13:54 マヤマ池キャンプ地 着
7月21日
06:25 同 発
06:48 間山
08:21 北薬師
09:15 薬師 着
10:04 同 発
10:38 休憩小屋 着
10:45 同 発
10:48 薬師平
11:20 薬師峠
11:40 太郎平小屋 着
13:10 同 発
16:00 薬師沢小屋 着
7月22日
06;15 同 発
08:00 薬師見晴らし 着
08:15 同 発(08:05か?判読できず)
08:30 平らなところ
09:35 雲の平山荘 着
10:15 同 発
12:05 黒部源流 着
12:30 同 発
13:05 三俣山荘 着
13:13 同 発
13:55 三俣蓮華別れ
14:13 最初の水場
15:17 双六別れ
15:30 双六池 着
7月23日
07:00 同 発
07:34 樅沢岳
10:35 千丈沢乗越 着
11:05 同 発
12:28 槍が岳
7月24日
06:35 同 発
08:05 天狗?分かれ
09:00 槍沢小屋跡 着
11:20 同 発
11:35 槍沢小屋
11:55 二の俣
12:00 一の俣 着
12:15 同 発
12:50 横尾 着
13:30 同 発
14:10 徳沢 着
15:00 同 発
15:40 明神
16:10 河童橋
7月25日
松本から東京へ
費用
山小屋
素泊まり 800円
弁当付き 1500円×2
弁当無 1430円
交通費
富山・室堂 920円
リュック 200円
上高地・松本 700円
松本・東京・博多
乗車券 3220円
松本・東京
急行券 300円
博多・富山 2XXX円(正確な値不明)
大阪富山
急行寝台 1500円
買い食いほか 3000円
雑費 1000円
記念バッチ他 1500円
たばこ 830円
=====
まだ写真が見つかっていません。どこかにあるはずだが・・・
=====
メモが見つかったので入力しておきます。
基本的に当時のメモのままですが一部地名を訂正して書いています。(20130902)
7月18日(土) 天候:ガス、霧雨
ごった返している室堂へ降りる。
(注:観光用のアルペンルート、立山トンネルが無い時代です。)
視界悪し、2~3日晴れそうにもなし、剱を捨てる。
みどりが池を見物するも、みくりが池は見えず。
一の越へ。一人で雄山頂上に立つも視界0(ゼロ)。
山荘へ素泊まり。乾燥室でダべリング。
素泊まりの待遇悪し!
小屋素泊まり
7月19日(日) 天候:雨
今日室堂へ降りるparty6人が3時過ぎより騒ぎ、
よく眠れず。天気悪く、出発を見合わせていたが、
青山(青山大の意味か?)のハイキングクラブの2名が
五色へ行くというので、同行させてもらう。
獅子岳まで残雪トラバース2回ひやひや、
ザラ峠へのいやな下りを終わり、五色ヶ原に入ると
風も弱まりほっとする。寒くて、五色ヶ原山荘へ
11:00飛び込む。小屋泊
7月20日(月) 天候:晴れ
鳶山までガスが出ていたが、下り始め
て急にガスが切れ始めての快晴!
昨日同室になった愛媛の二人組を後ろに、
京都の漫才組三人を前にのんびり。
薬師までいくか行くか迷うが、
スゴ小屋から間山池の登りでバテ、camp
東京歯大ワンゲル他7~8party位がcamp
テント泊
7月21日(火) 天候:晴れ
梅雨も完全にあけ天気続く。
いつの間にかいやな登り(岩を飛んでいく)を終え、
薬師へ。
太郎平までは下り一方、早い早い。
京都三人と別れ、愛媛の二人とのんびり薬師沢へ。
下り一方と思いきや、結構登りもありバテ気味。
小屋に入りドラム缶の風呂に入れてもらい、
同室の四人組にビールをおごってもらい、のんびり。
小屋泊
7月22日(水) 天候:快晴
愛媛二人組5:30頃早々出発。
追いかけて吊り橋を渡る。
登り一方、ようよう雲の平入口へかかる。
山荘はすぐと思いきや、なかなか。
山荘から三俣への取り付き分かり難し!
三俣山荘が見えてから黒部源流への急降下。
三俣から双六へ飛ばすことにするが、
背中はリュックずれ。
疲れていなければ最高のプロムナードコース
を双六へ。テント泊
7月23日(木) 天候:快晴、午後ガス
荷の整理をし、愛媛、九大ワンゲルにやって軽くする。
名におう西鎌を槍までのんびりやる。
さすがに人がおおくてなる。
槍の頂上はガスが出てきて見晴らしはあまりよくない。
穂高へ向かう愛媛グループとコーラで乾杯して別れる。
小屋泊
7月24日(金)
槍の頂上で日の出を見て、のんびり上高地へ。
徳沢で気が向かず、小梨平(上高地)でテント。
=====
装備一覧です。
ツエルト
グランドシーツ
張り綱 2本
ペグ 4本
支柱 2本
シュラフ
ホエーブス
雨具 上下
ポンチョ
皮手袋
軍手
GAS 4函
固形 チューブ 1.5本
小 1函
なべ 1セット (? コッヘル?)
エアマット 半身用
食料品
インスタント
炊き込みご飯 10袋
ラーメン 5袋
冷麺 2袋
ソーセージ 11本
棒チーズ 15本
野菜ヅケ 2函
クラッカー 5袋
ミルク 1函
キューピーブランド (? マヨネーズですかね?)
コーヒー
砂糖
ソーダラップ
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