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実行までをプランニングして平社員にタスクを渡すのが企業の問題解決のプロセス

2014-06-06 12:01:19 | 組織の問題解決

実行までをプランニングして平社員にタスクを渡すのが企業の問題解決のプロセス

 

課題解決業務を上位に置く

 継続的に事業を運営している企業では、業務の進め方が確立している
ものです。多くの業務が定型化、標準化され、業務分掌が明確にされ、
適切な機能組織に委ねられます。                 

各機能組織はほぼ定型化されたやり方で、受け取ったインプットに  
応じて業務を処理し、然るべきアウトプットを出すという訳です。こう
した業務の流れに効率良く対応する組織形態として確立されたのが、 
官僚組織とかピラミッド型組織と言われる縦割り組織です。     

業務に関わる権限は、縦割り組織の部門長に対して経営トップから委譲
されます。このようにして企業は効果的かつ効率的に事業を運営する 
ことができます。                        

 世の中が安定しており、経営環境の変化も緩やかでしたら、こうした
縦割り組織の中で解決できる問題が殆どですし、部門間にわたる問題が
発生しても、これを下部から上司へ上げ、部門長の間で交渉や協議を 
積み重ねることによって解決するだけの時間的余裕もあるでしょう。 

しかし、今の経営環境は違います。変化が激しいため問題の発生が多い
のです。さらにその問題も定型化された業務の範疇を超えていたり、 
一つの部門では解決できなかったりするものが殆どなのです。    

 今の経営環境の下で発生するこうした問題に素早く対応し、適切な 
答を出すことを目的として生まれたのが、プロジェクトチームとか  
タスクフォースと呼ばれる部門横断型の組織です。         


組織でつかわれる問題解決の技術

2014-06-06 11:46:16 | 組織の問題解決

組織でつかわれる問題解決


 こうした意識は、グロービスが提供しているマネジメント教育

に対する顧客の要望にも見て取れる。企業の問題意識を表す

キーワードとして、「現場力」「職場力」「巻き込み力」

「変革リーダー」などが多く聞かれるようになった。また、

「リーダシップ」「問題解決」といった領域に対する要望が

、「マーケティング」 「ファイナンス」といった経営のサイエンス

のインプット以上に急増している。特に「問題解決」に関する

需要の急増は爆発的でさえある。企業間の競争が、ど ういった

戦略を取るのかというレベルから、

「組織として変化に対して俊敏に対応する力」

「対応を組織として徹底的に実行する力」の差になって

きているため だ。
 「問題解決力」に対するニーズは極めて高い一方、

「学んで理解したつもりだが、実際の仕事の中ではなかなか使えていない。

また自分だけが学んでも、周囲に理解してもらえない」という声もよく聞く。



要約するとバカを巻き込みさんかさせることが

組織における問題解決の要素となるのだ。

この技術は投資を集めるときにも使われるので企業家や

自営業を考えてる人にとっては必須といってもいい技術なのです


EQとは出世力の事を指す

2014-06-05 20:58:14 | 組織の問題解決

今の時代に、なぜEQが必要なのか?

同じようなバックグラウンドの人なのに、人生において成功する人とそうでない人がいるのは何故でしょうか?

些細なことでつまずいて人生を台無しにしたり、仕事で失敗したりする人は、ただ単に運が悪かっただけなのだろうか?

特に優れた知能を持ち合わせているわけでもなく、また平凡な学歴なのに、成功を収めている人は、何が誘因となっているのだろうか?

私達がEQに興味を抱いたのはこんな事がきっかけでした。


EQを高めることはセルフコントロール・メンタルコントロール力の向上につながる

2014-06-05 20:54:43 | 組織の問題解決

 

EQを高めることはセルフコントロール・メンタルコントロール力の向上につながる

適切な言動のために感情を調整する

適切な言動のために感情を調整する

EQを発揮するための最後のステップが「感情の調整」です。
ここでは、対人関係において相手の気持ちにもっとも適切かつ効果的な行動をとるために、自分自身の感情に最後の調整・操作を行ないます。

言葉をかえれば、「感情の調整」とは、「感情の利用」によってつくりだした自分の感情を、「感情の理解」で導きだした対応行動に適したように調整・操作する能力といえます。

まず「感情の識別」によって両者の感情を認識し、次いで「感情の利用」能力を発揮し、自分の感情を落ち着かせます。たとえば、次第に苛立ちつつあった自分の感情をいったん落ち着いた感情に作り変えるようなものです
その落ち着いた感情の状態で、次のステップである「感情の理解」に移り、当面する状況において自分が取るべき、最良と考えられる対応策にたどりつきます。
それは「自分の言葉が相手を傷つけたのが発端だから、まず謝ったほうがいい」というようなものです。
さらに「では、具体的にはどうしたらいいだろう。あまり深刻なのは、かえって気まずい雰囲気になりかねないし……」と考えていくことになります。

こうして、取るべき対応を決定すると、ここで最後のステップである「感情の調整」に移ります。謝罪には言葉と行動が必要です。そして、あらゆる言動は感情に影響されます。
たとえばこの際取る選択とは、先ほどまでの二人の話題を利用して、明るく謝るという方法などです。瞬時に自分の感情を明るく謝るためにふさわしいと思われる感情――素直な中に茶目っ気と期待を抱いた気持ち――に調整します。

EQは、「感情の識別」からスタートし、「感情の利用」「感情の理解」というコースをたどり、最後に「感情の調整」を経ることで、対人コミュニケーションにおける「効果的な言動」という果実を生み出すのです。


相手の状況から心理状態を演繹するのがEQが高い人の予測

2014-06-05 20:53:45 | 組織の問題解決

相手の状況から心理状態を演繹するのがEQが高い人の予測

 

 

感情の持つ特性を知る

その感情はどのような状況や要因によって生じ、どのように推移していくのか?

EQの中でもっともIQ的要素が求められる能力が「感情の理解」です。

「感情の理解」能力は、大きく二つの段階に分けて考えることが出来ます。

第一段階は「感情の持つ特性を理解すること」であり、第二の段階が「感情と状況を結びつけること」、つまり「その感情がどのような状況や要因によって生じ、どのように推移していくのかを理解すること」です。

感情が生起するのには何らかの理由があります。
わたしたちは嬉しいことや楽しいことがあれば喜び、嫌なことがあれば悲しんだり、怒ったりします。
こういった感情が生れる原因はすべて外的要因によるものです。多くの企業のテーマである対人コミュニケーションに絞るなら、わたしたちの中に生起する感情の原因となるのは相手であり、周囲の人たちであり、それらを含む状況です。
わたしたちは全員が「自分対自分以外」という構図の中で、互いに感情を生起する原因になったり、結果になったりしています。
このため、感情は複雑な形を取りがちです。しかし、それらは感情の持つ基本形の組み合わせであり、基本形自体はそれほど多くはありません。

第一段階の「感情の持つ特性を知ること」とは、この感情の基本形を理解することです

たとえば、感情は勝手にやってきます。わたしたちは感情が生起しないよう制御することは出来ません。感情は突然生れ、生理的な変化を引き起こします。突然、心臓の鼓動を早くしたり、発汗作用をもたらしたり、顔色を変えたりします。

感情は変化や出来事に対する反応です。恋人に出会うと、誰でも気持ちが特別な反応を起こすのを感じますし、変化に遭遇すると不安や恐怖、あるいは期待などを感じます。

感情はわたしたちの思考能力や知的活動に影響します。不安や怒り、憂鬱などを抱えていると覚えるべき知識も頭に入りませんし、考えをまとめるにも支障をきたします。

感情は行動を導きます。恋人に出会えば、近寄りたくなりますし、嫌いな人を見かけたら逃げたくなります。

また、感情の生じ方にもいくつかの特徴があります。感情はあまり単独では生起しません
たいていの場合、人はいくつかの感情を複合的に感じます。
仕事で失敗したときは失望と同時に悔しさや無念さを感じるものですし、自分に対する憤りや協力者への申し訳なさ、部下への不満の感情なども感じたりします。
相手に気に障ることをいわれ、カッとした場合でも、頭のどこかでは悲しみや不安、恐れなどの感情を同時に感じていたりするものです。

人は相反すると思われる感情を同時に感じることも少なくありません。
結婚や就職など新しいスタートに際しては喜びや希望と同時に少なからぬ不安を感じるものですし、大きな仕事が成功したときなどには嬉しさや達成感、満足感 で満たされるとともに、情熱を傾けた仕事が終わったことによるある種の寂しさや喪失感も感じたりします。また、仕事が十分にうまくいっている時でも、忙し くて家庭を犠牲にしている場合は、満足感とともに悲しい気持ちも感じるのです。

さらに、感情は弱から強へと推移する傾向があります。始めはちょっとした困惑だったものが、状況の継続によって 迷惑になり、次第に当事者に対する怒りや激怒に変わっていきます。心配は恐れとなり恐怖へと推移しますし、関心は期待となり警戒へと移っていきます。感情 はグラデーションのように濃度の濃い方向へと移行していくのです。

このような感情の持つ特性を知り、認識することが「感情の理解」の第一段階です。