今日、私が、思うこと。【略して「キョウワタ」】

ハンパな知識でも、今日私が思ったことを、素直に書いてみます。

No.830  不吉な予感

2010年05月31日 22時01分59秒 | Weblog
中国の首相の訪日には驚いた。
日中韓の首脳会談の直後になぜ訪日の必要があったのか?
彼が笑顔であればあるほど、不吉な予感がする。

(もしかしてもう北の国がのっぴきならない状態になっていることを示唆しに来たのではないか?)

勝手な妄想が渦巻いてしまった。
いやな予感は当たらないでほしいと祈る。

No.829  不感症首相

2010年05月31日 14時32分03秒 | Weblog
特別機のタラップを夫人の手をしっかり握って降りてくる首相の映像を見て心のそこからぞっとした。
ある意味夫人を幼子のように頼る「パートナーコンプレックス」(造語)のようにも見える。
きっと首相公邸では毎晩夫人に
「あなたは悪くないのよ」
とでも言われているのだろう。

自らがいかにふざけた言動をしようとも
いかに多くの約束を破ろうとも
責任を取る気配はない。

もはや彼は「不感症」である。
誰かが引き摺り下ろすしかもう手はない。

一刻もはやく退陣し、内閣総辞職、総選挙にしていただきたい。
それでないと政治の緊張感が戻ってこないから。

No.828  仕事がある幸せ

2010年05月30日 14時46分18秒 | Weblog
私たちが新卒で入社した頃はバブルの末期1988年春である。
昭和の最後の年でもある。
その頃は周囲は好景気、シゴトはそれこそ死ぬほどあった。
過労死が問題になり始めた頃でもある。

勤務先は丸の内。
住んでいたのは埼玉の上尾。
上野の最終の高崎線に毎晩晩飯も食わずに飛び乗っていたのが昨日のことのようだ。
残業時間は夜間4.5時間。
深夜2.0時間。
これが常態化していた。
通常勤務が9:30~17:30で昼休みが1.0時間。
(なぜか8時間勤務に満たない)
22時までが夜間勤務。
それ以降が深夜勤務で残業トータルが月間120時間を越えることもざらにあった。
しかも過少申告してである。
でも周囲も同様であった。

私は若い頃からずっとそんな時代を過ごしていたので、暇だと心配になる。
おかげさまで今も忙しい。
幸せである。
忙しい合間を「縫う」のがまた、楽しい。
だから幸せである。

仲間の中には仕事がないと嘆くものがある。
将来に対して希望が持てないと。

私は今の状況に感謝するよりほかはない。
謙虚な気持ちで、1つ1つ丁寧に仕事させてもらいたいと思う。

No.827   おばちゃんとMさん

2010年05月29日 12時59分34秒 | Weblog
大学野球部のまかないのおばちゃんにはお世話になった。
キョウワタでも何度も触れている。
一度家族でおばちゃんを訪ねた。
でもそれきりだ。
時々静岡のお茶を送っている。
創部100周年のパーティーにも参加したと聞いた。
元気でいてくれれば、それだけでうれしい。
祖父母がまったくいない私にとっておばちゃんはそんな存在だ。

社会人になっておばちゃんが寮から離れたと聞いた後から漠然と恐れていたことがある。
それはおばちゃんに身寄りがないこと。
ご主人、娘など次々に先立てれて天涯孤独状態だ。
(おばちゃんは今後どうなるのだろう?)
漠然と不安に思っていた。

何年前かに大学時代の監督を囲む呑み会に出席した際ずっと後輩の女子マネOGの「Mさん」が自己紹介のときに
「おばちゃんは元気にしています。
みなさんに会いたがっているので、ぜひお願いします」
と言った。
私はそのときうれしさのあまり耳を疑った。
自分の自己紹介(近況報告)の番が回ってきたときにMさんとおばちゃんの関係に触れ涙があふれてしまったことを今でも鮮明に覚えている。
先日の会でもMさんはおばちゃんの近況報告をしてくれた。
後見人がついたとのこと。
それをおばちゃんはよく理解していないとのこと(笑)。
口は相変わらず悪いとのこと(爆笑)。
そんな他愛のない報告を私は心からうれしく聞いていた。

(Mさんはなぜそこまでしてくれるのだろう?)
私には奇跡としか言いようがない。
世の中には神様がいると信じられる。
Mさんの呼びかけに少しでもこたえられるような言動をしていきたいと思った。

女神様からのメールの一節を抜粋。
頭が下がる思いだ。

(前略)
何かありました時には,(何かあっては困るのですが)
ご連絡させていただきます。
おばちゃんの様子をお知りになりたいときには,いつでもご連絡ください。

OBにも,おばちゃんに対しての温度差があることは承知しています。
しかし,キョウワタさんのように,おばちゃんのことを気に掛けてくださる方が
いらっしゃることは,
おばちゃんにとっても私にとっても,何よりの栄養剤です。
(後略)

No.826   かすかなる抵抗

2010年05月28日 12時32分55秒 | Weblog
よく通勤に使う道路で混雑する交差点がある。
そこから市街地に向かう道路は長く調整区域だったのだろう。
道路拡張の準備ができていた。

いよいよ拡張…という工事が本格化したところで、一軒の家の立ち退きが明らかに遅れている。
毎日注意して見ているが、動く(または削る)気配がない。
周囲はガンガン工事が進んでいく。
今やその家がとおせんぼのカタチに見えてきた。

タイプ7の妄想癖を間違いなくそそる光景である。

(当初は立ち退きに同意したが、気持ちが変わった?)
(金額交渉が途中で決裂した?)
(行政のふるまいに地主が腹を立てた?)
(ぎりぎりまでねばって目立とうとしている?)
(家主が急病で入院して立ち退きできない?)
数々のシミュレーションが頭を駆け巡る。

私は「公共の福祉」を優先する性質だが、この風景は嫌いではない。
全員いっせいに、何の事件も起こらず道路ができてしまうほうが異常である。
「もののけ姫」ではないが、何らかの軋轢と葛藤があってはじめて世の中は動いている。
沖縄の基地の問題もそうだ。
静岡空港の問題も、古くは成田空港もそうだ(今でも闘争している)。
土地の私有制が始まって以来、これはずっと続いていることなんだ。

こんな光景を見ることで、私たちは民主主義の「間接性」と「多数決」の危うさを考えるきっかけともなる。

No.825   何か新しいことの気配

2010年05月27日 12時28分27秒 | Weblog
私はてんびん座のO型だが、その属性の人がどんな人か知らない。
ほとんど興味もない。

だが気になる占いが1つだけある。
それが『筋トレ』。
石井ゆかりという女性がサイト上で無料で展開している。
もともと星占いをやりたかったわけではなく、ライターになる勉強をしていただけあってセンテンスに引き込まれる。

今週のてんびん座は下記の感じ。
とっても含蓄があり、かつドキリとする現実がある。
しばらくこの状態に注視していきたい。




岩壁が砕けて、向こう側から強い光が漏れるように
何かとの接点が生まれそうです。
それは全く見慣れないもので、
ひょっとすると、ひどく奇妙なものかもしれませんが
触れてみると不思議な親和感があるのではないかと思います。
友達のような感じか、あるいは、
先輩みたいな感じがするかもしれません。


「自立する」ということは
本当のパートナーシップを作る力を得ることであり、
きちんと甘える力を得ることであり、
正面から人の力を借りることです。
これに気づかずに、
自立ではなく孤立を選んでいる人も、少なくありません。
また、自分と他者を機械的に分離することを
「潔い」と感じている人もいます。
この場合もまた、自分勝手な孤立に至りやすいようです。


この時期、天秤座は
本来の意味での「自立」の世界に入っていきます。
これは、他人の力を借りないということではなく
他人の力を借りて、借りた上でそれに報いようと努力する
ということだと思います。
なかなか簡単なことではありませんが、
これができる人は必ず「あの人はスゴイ人だ」と言われているように思います。


冒頭に述べた、今週接する「何か」は、
そんな世界の意味を教えてくれる存在なのかもしれません。
そっちに導いてくれるような、触れさせてくれるような
そんな存在なのかもしれません。



石井ゆかり『筋トレ』より引用

No.824  感心を超えて

2010年05月27日 02時03分07秒 | Weblog
夜中にコンビニに行くと、よく東南アジア系の男女がバイトをしている。
日本語も流暢である。
でも国費留学生にも見えない。
おそらく苦学している学生か?

これって私たちにたとえるとインドの街角でバナナを売っているのに近い。
(たとえが貧弱・・・)
バナナもきっと1種類ではないだろう。
その場で食べる人もいれば、お持ち帰りの人もいるだろう。
もしかしたら地方発送なんていうのもあるかもしれない。
たまにはメール便の依頼もあるかも・・・。
インド人の言葉が理解できるのか、私!
仕事になるのか?!

最初のうちは感心していたが、最近はそれを越えている。
とてもすごいことだ、きっと。
私はインドに渡れないだろう。

No.823  心細いこと

2010年05月25日 13時21分45秒 | Weblog
時代がどんどんスピードを上げ、新しいメディアも増えてきました。
それにつれて映像制作のシゴトも企画して、撮影して、編集して、完成!
・・・とはいかなくなりました。
最終の映像ソフトを最終メディアに映すことに成功して、はじめて完成となるのです。

最近CFカードでの映像納品というものを初体験しました。
また相手も外国製のメディアでした。
このメディアに私たちの作品が映し出されるまで、尋常でない時間が必要でした。
スタッフは昼夜なくトライを重ね、私は本心から心細くなりました。

展示会の期日が迫り、初めてのお客様で、納期が間に合わなかったりしたら・・・ブルッとしてしまう事態です。
結果はスタッフの気合で何とかすり抜けお客様にも大変喜んでいただきました。

でも今回ほど「心細い」という表現がぴったり来る心境はありませんでした。
未知の世界との遭遇です。
うまくいく保証なんかどこにもありませんでした。

優秀で一生懸命なスタッフに感謝の気持ちでいっぱいでした。

No.822  『座右のニーチェ』(齋藤孝著)

2010年05月24日 21時28分55秒 | Weblog
ニーチェが世間でははやっているらしい。
私は古本屋で齋藤先生の「座右シリーズ」を探し当てて流行に参加してみた。
齋藤先生はなかなか味わい深い論評を加えてくれるので好きなのだが、今回のニーチェは・・・。

やはり邦訳がおかしいからか?
ニーチェの言葉がおかしすぎて、何だか齋藤先生の解釈までもが疑わしく思えてくる。

残念ながらこの本は再読しないように思う。

ただニーチェさんを見捨てるわけではない。
おそらく違う本でチャレンジするように思う。
それでだめだったらあきらめよう。
縁がないと。


齋藤先生の書いた文章でいいものがあった。

『スポーツの真の目的は競争心を植えつけることではない。
相手やチームメイトと一生懸命切磋琢磨しあう熱と、終わった後の爽快感。
その2つを循環させて味わう健全な精神の回路を作る訓練ではないかと思うのだ。』

含蓄のある言葉ではないか!

No.821 『けんじ会』

2010年05月24日 00時40分27秒 | Weblog
大学野球部の監督さんだった方が今大学野球部OB会長をしている。
私たち教え子としても嬉しい話だ。
驚いたことは監督が初めて大学野球部に監督として現れたのは44歳とのこと。
(随分おっさんに見えた監督さんと同世代だ)
当時の私は二十歳。
無理もない。

その後11年間監督をし、11年間のブランク後OB会長に就任して3年とのこと。
今年で満70歳。
その歳で大好きな野球の最前線にいる。
日本のアマチュア野球の最高峰に関与している。
素晴らしい!
その基本は心身共の健康。

監督さんが引退した時に始まったこの会は春秋リーグ戦の最終カードの初戦の夜に開催され既に20回を越えている。

お互い大人になってからのお付き合いは、師弟関係は維持しながらも大きく変わる。
それがとても楽しい。
多少出席メンバーの固定化が気になるが淡々とかつての恩師を囲み呑み続ける価値がある珍しい会だと思う。