今日、私が、思うこと。【略して「キョウワタ」】

ハンパな知識でも、今日私が思ったことを、素直に書いてみます。

No.368 ルールを守ろう

2009年01月31日 23時17分54秒 | Weblog
「大人」と呼べる人たちの必要条件は「社会のルールがわかっていること」で、その十分条件は「そのルールを守り、実行できること」だと確信している。
そんな大人が作る社会で平然とルール破りが行われているのは「大人予備軍=子供」に見せられたものではない。

平和憲法を持ちながら「国際貢献」の名のもとに外圧がかかると途端にソマリア沖に自衛隊等を派遣しようとしている。
今回は「海賊対策」なので危険極まりない。
なぜ「今は憲法の制約があり軍備を持った自衛隊などを派遣出来ません。
他の手段で何が出来ることは無いですか?」と言えないのか?
それが大人の独立国家だと思う。

実際はどうか?

日本の最高峰の政治家や官僚が額に汗して「憲法違反に見えないゴマカシ」の理論武装をしようとしている。

何度誤魔化せば気がすむのか?
ルールは守らないのなら不要だ。
守るなら国が率先して守らなければ国民がイヤになってしまう。

私は改憲してきちんと国際貢献すべきと思う。

もちろん「戦争の危険性」は出てくる。

でもそれは世界のすべての独立国家が直面している問題だ。
戦争のリスクを理解した上で、それを避ける政治の努力が求められるのだ。
それが「外交」だ。

安倍元首相は辞め方で人気を落としたが、彼は戦後の首相が怠慢し続けてきた改憲のための国民投票法案を成立させた「大人」である。
私は高く評価している。

下手な嘘をつき続ける国家は早めに卒業したい。

No.367 遅れてきた年賀状

2009年01月30日 15時32分18秒 | Weblog
今年はもう来ないと思っていた人から年賀状が届いた。
先日新年会を行った大学野球部の寮のそばにあるお好み焼き屋の奥さんからだ。
許可は頂いていないが実名を出さないということでご披露する。

「寒い日が続いております。
先日は同期会、楽しかったね~
おかげさまで、ちょっと元気になった?(私のことよ)

年が始まったばっかりなのに
来年も集まってくれるかななんて
考えている自分を、自分でバカじゃない
なんて言っているんですよ

健康で良い年となりますよう
祈っています」

夜中で、自分の部屋で、なんだかジンときてしまった。
野球部時代、その店に行くのは本当に楽しみだった。
奥さんは下級生のときはやさしく、上級生になるとあえて厳しく声を掛けてくれた。
こっちの心情が分かるかのような声の掛け方だった。

「新座(にいざ)の母」である。

今までこんな内容のことを言われたことはなかった。
少しだけ歳をとったのかな?

すごく嬉しかったので、速く今回の写真を大きく引き伸ばして送ろうと思う。

No.366 新しい空き地に思うこと

2009年01月29日 23時16分36秒 | Weblog
最近特に目に付くのが写真にあるようなポッカリと空いた土地だ。
主に工場跡地などが多いのだが、廃業するところも多いようだ。
理由はいろいろとあるだろう。

「企業30年寿命説」もあるだろうし、「経営者の放漫経営」も中にはあるだろう。
もしかしたら「大きな事故」があったのかもしれない。

何も今の不景気が全ての原因ではないということだ。

よく目を凝らす必要がある。
今の大不況と急激な円高が原因であえいでいる企業と、それでなくても悪かったものをこの不況に乗じて「負の遺産」として精算している企業とを。

アメリカの「ビッグ3」と呼ばれる車メーカーに関しては、強くそれを感じる。
もう「虫の息」だったところに金融恐慌が吹き荒れてとどめを刺したカタチだろう。
ずいぶんと前から凋落傾向があったが、経営者たちは新しい舵取りの手腕を振るうことはなかったように思う。

これは最近知った話だがアメリカは労組の関係が激しく対立していて、ストライキはいまだにしゅっちゅう起こる。
つい最近では世界一の航空機製造会社ボーイング社でもゼネストがあった。
そのたびに経営者は組合からの激しい要求を突きつけられ、のまされる。
それが積み重なって、今働いている人たちは日本では考えられないほどの手厚い保護の中で働いている。
失業保険や、企業年金などすべてが想像以上だった。

もちろん日本にもそういう時代はあっただろう。
ただ日本の場合は経営者も労働者も「同じ船に乗っている」ことを最後は認識していて、うまい妥協点をさぐっていたはずだ。

アメリカの個人主義は激しい。
会社への帰属意識などあるのだろうか?
自分たちのことが最優先で、船が沈んだら他の船に乗り換えるまで・・・のように見える。
法外な要求が自分たちの属している会社を蝕んでも関係ないというスタンスに見える。
そして会社がつぶれたら政府に抗議するのだ!

日本では「家族経営」がしばしば批判の対象となってきた。
「仲良しクラブ」では競争に勝っていけないなどと言われてきたし、会社とプライベートは切り離して考えるべきだ!などと。
それでも私は「家族経営」は強いと思う。
やはり組織は結束力があるほうが強い。

また「日本式家族経営」が見直される時代になった。
「経営は人が支える」
新しい空き地にはそんな会社に入ってもらい、頑張って欲しいものだ。

No.365 もっと話がしたい・・・

2009年01月28日 23時06分38秒 | Weblog
ある社長さんにうれしい言葉をいただいた。

「あなたと話をしているとあっという間に時間が経ってしまう。
まだまだ話したいテーマがいっぱいあるんだ。
でも今日は時間がなくなってしまったから、今度ゆっくり話しましょう!」

広告マンは「ジューサーミキサー」だと思う。
いろんなお客さんの情報をいただきたい。
材料は多いほうがいい。
多ければ多いほど、美味しいジュースが搾れる。
もちろん結果的に不要になるものもあるが、そんな情報もいい味付けになる。
何しろお客さんの情報を知らないと、世の中に対していいコミュニケーションが出来ない。

だからトップマネジメントの方とはたくさんお話がしたい。
でも先方もそう思ってくれるということが、とても嬉しい。
ミキサーである私に、ドンドン果実を入れてくださる。

きっといい味になります。
売れるジュース(コミュニケーション)が出来るはずです!!

No.364 ハチドリが羽ばたき始めた

2009年01月25日 14時57分05秒 | Weblog
スーパーに買い物に行ったらレジでマイバッグが売られていた。
20円だった。
そのこと自体はよく見られる光景だが、そのデザインが私の目を奪った。

以前キョウワタでもご紹介した『ハチドリ計画』のマイバッグだったのだ。
何だか嬉しくなって買った。

メッセージは「Iam only doiog what I can do.」
私にできることをしているだけ。

米ウォルマートの傘下に入った西友グループが採用を決めたらしい。

このマイバッグの面白いところは破損したら何度でも無償で交換してくれると言うところだ。

例えそれが売名行為だとしても、偽善だとしても心ある活動を支援する動きには協力したい。

母屋を食い潰さない限りと言う条件付きではあるが。

No.363 企業の健康に対する責任

2009年01月24日 17時14分33秒 | Weblog
JR東海がリニア新幹線を自社単独資金でつくるそうだ。
予算は5兆円規模とのこと。
私企業がこの規模のプロジェクトを行政の力を借りずに単独で実施すること自体珍しいことのようだ。

以前日経新聞にリニア新幹線のことが取り上げられた。
やはり経済紙だ。
採算のことが主役だった。

私は乗客と乗務員そして周辺住民への健康への影響を論じずに見切り発車をする私企業とそれを経済的効果の側面からしか見られず、監視できない行政にイライラする。

世界で初めての実用化となれば責任も大きい。
そして何より重要なことは経済性ではなく、関係する全ての動植物を含む環境への影響だろう。

リニアは複数の強力な電磁石の反発力と吸着力を交互に入れ替えることで推進力を生み出すものだ。
自然の中の磁場に逆らう強力な電磁力が健康にどんな影響を及ぼすのかまだわかっていないことが多い。

携帯の電磁波(高周波)が脳に与える悪影響や、IHクッキングヒーターの電磁波(超低周波)が妊婦に与える悪影響などは未だにかなりブラックに近いグレー状態で研究は進んでいない。

でも携帯と同じ原理の電子レンジが体に悪いことは知っている人がたくさんいる。
また低周波は耳に聞こえないが体に悪いことも知っている人は多いだろう。

ではなぜ人は家をオール電化にしてIHクッキングヒーターにしてしまうのか?

昨日に引き続くが、生活者が企業を信じているからだ!
ちゃんとした会社が変な製品を世に出すはずがないと思っているのだ。

アメリカ型資本主義は「疑わしきは、死人が出るまで売れ」である。

EUは「疑わしきは、待て」だ。

遺伝子組み換え作物やクローンに対する姿勢を見ればよくわかる。
経済が人の健康に優先するアメリカ型資本主義から抜け出す時ではないだろうか?

社会と経済を巻き込んだ「日本健康新聞」(仮)を広告無しで作る必要が今こそあると思う。

No.362 人を信用することとメディアを信用すること。

2009年01月23日 12時27分38秒 | Weblog
この国が好きなところのひとつに「他人を信用する」という根本思想があることがある。
昔の歌には「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つくほうがいい」というフレーズがあった。
そんな義理人情が好きなんだと思う。

でも、マスメディアは鵜呑みにしてはいけない。
広告業界にいてこの言い方はまずいかもしれないが、あまりにも状況がひどいので繰り返し言わざるを得ない。

マスメディアは「社会の木鐸(ぼくたく)」と自称する大新聞に見られるように「時の政権を監視し、批判する」ことを役割として持っているが、これからは私たち視聴者が「マスメディアを監視し、批判し、その事実を確認する」ことが必要になると主張したい。

人を信用することとメディアの言うことを信用することは違うと考えたい。
特定の個人の言うことを自分の責任で信用し失敗することは自己責任だ。
だが不特定個人に発せられるマスメディアが発した情報を信用してしまい失敗した場合の責任はどこに問えばいいのだろう?

大きなメディアほど不勉強だ。
もっと言えば確信犯的に自分たちの信条を垂れ流すプロパガンダに使用されている。
大きな広告主にも当然遠慮する。

日本で一番発行部数が多い(イコール世界で一番発行部数の多い)新聞社のトップが自分の主張を無料でバンバン掲載するぞ!とすごんだことが話題になったことがある。
やはりメディアも「人次第」である。

すべてが間違っているとは言わない。
視聴者がそれを鵜呑みにせず、自ら確認したり、勉強してそれ以上の知識をつけていかねばならない。
面倒でもそれしかない。

「本当のことはマスメディアからは受け取れない」と心に刻もう。

No.361  ケタ違いの人がいる

2009年01月22日 15時28分48秒 | Weblog
高校の野球部でスゴイ先輩がいた。
兄と同級生で入れ違いなのだが、少し凡人とケタが違う。

たとえば夏の大会前に強化合宿というものがある。
6月に行うのだが、学校に泊り込み朝から晩までトレーニングと練習づけの1週間だ。
もちろん授業もある。
みんな凡人選手(私を含む)はヘトヘトなので授業中は起きていること自体が苦痛だ。
何しろ6時起床でランニング。
鉄棒、ダッシュ、器械体操などなど辛いトレーニングが始まる。
授業が終わるとグラウンドでの通常の練習。
夕食を終えると体育館でバスケットゲーム。
その後ミーティング。
終わるのは夜の12時過ぎだ。
凡人選手はそのままグッタリと夢の中zzzzz・・・

と、ところがそのスゴイ先輩はその後食堂でひとり勉強していたそうだ。
それを監督が見つけて
「明日も早いから寝たほうがいいんじゃないか?」
と言うと
「でも予習をしないと授業が面白くないですから!」
と返事が来たそうである。
宿題もしていない凡人選手は、とうに夢の中なのに・・・。

ケタ違いの人というのは、やっぱりいるのだ。
しかもその人は野球の実力もものすごくその打力は新聞に名前が出るほどの実力者で県内でもスラッガーとして有名だった。
貧弱な高校ではなかなか無いことだった。

その先輩はその後大学在学中に公認会計士の試験に合格。
今は会計士として活躍中だ。

今日似た話を聞いた。
体の中に電気が走る思いがした。
スゴイ人がいる。
そういう人は決まってそれをひけらかさない。

No.360   30年店やってて初めての会話!

2009年01月21日 12時23分36秒 | Weblog
先日遅い新年会をある経営者の方と行った。
久しぶりだったので積もる話はいっぱいあった。
あんまり寒かったので熱燗をやっていたら、だんだんお互いにいい気分に・・・。

そんなタイミングで社長さん切り出した。
「・・・実は財閥が世界を仕切っている。ロックフェラーは・・・」
もう耳がダンボである。
ウラの世界を動かすパワーに関してはどうにも興味がある。
「FRB(米連邦準備制度理事会)は株式会社だって知ってた?」
など「マジすか??」情報が湯水のようにあふれてくる。
社長の情報源はすごい!
これは悔しくもあり、嬉しくもあり(笑)。

この後は当然議論爆発である。

ふと気が付くと店のおばさんと私たちだけだった。
おばさんひとこと。
「私は30年店をやっているけど、そんな会話しているお客さんは初めてだよ!」

大いなる褒め言葉でありながら、さみしい現実。
大きな議論は絶対に必要。
国民が勉強しないと、政治家の嘘が見抜けない。
彼らは私たちが雇っているのだから、しっかり仕事をしているかどうか見張る必要があるのだ。
国会放送はメチャクチャ面白い。
あれはほとんど事前に質問が提出されているので茶番と言えば茶番だが、その後が面白い。
アドリブが効く議員と、まったく勉強不足でタジタジしている大臣・・・。
画像を通しての政治ショーでしかないが、あれは全国民が見るべきだ。
政治がどれくらいいい加減に動いているかがよくわかるから。

民主党が政権を取ったとして、大した政治が出来るかは未知数だ。
でも政権交代には大きな意義がある。
それは政治と官庁の癒着の実態が明るみに出ることだ。
これが今の日本を悪くしている元凶である。

次の選挙はそんな気持ちでのぞみたいと思っている。

No.359 高きに憧れ、低きに流されず。

2009年01月20日 15時55分32秒 | Weblog
周囲の人間がやっているから、自分もやっていい。
こう思ったことが今までに何度かある。
今はその時代を(幼かったな)と笑っている。

今は同じ行動をしても「周囲」のせいには決してしない。
「自分」がその方法を選んだのだ。

とかく楽なほうにカラダが流れるのは、人間だけではない。
動物にもその傾向があるようだ。
「効率的」に生きるのは、ある意味「本能」だと思う。

でもあえて本能に逆らって見るのも面白い。
昔筋力の話を聞いたことがある。
自分の今ある筋力の120%の負荷をトレーニングでかけると筋力は発達するのだそうだ。
あまりにも負荷が重すぎてもダメだし、軽すぎてもダメなのだそうだ。

自分の仕事にも負荷をかけないといけない。
そうでないと楽なほうへ流れて、クオリティが落ちてしまう。
それは難しい仕事ばかりをすることではない。

たとえば、スピード。
たとえば、気の利かせ方。
たとえば、集中力。

20%だけ自分に負荷をかける。
昨日までのやり方に満足しない。
そんな風に、毎日を生きてみたい。