前回、6月6日のブログで、
「出版企画というのは、
『特定の形式(フォーマット)』にまとめた瞬間に死んでしまいます」
とお話しました。
意外に思うかもしれませんが、
このことは、ちょっと考えればわかります。
出版企画というのは、人それぞれ違います。
人によってテーマも違います。
仮に同じようなテーマであったとしても、
そのテーマに関する「経験」や「実績」は大きく違っています。
立案者の年代や性別も違います。
立案者が置かれた環境も様々ならば、育った環境も違います。
当然のことながら、考え方や個性も違います。
であれば、企画書で訴えたいポイントだって、
人によって大きく異なるはずです。
しかも、その訴えたいことというのは、
その方の人生の中で大きな比重を占めていることが多いのです。
だから、私はあえてこう言いたいのです。
「そんな大切なものを、味気ないフォーマットにまとめていいのですか?」
と。
それにもかかわらず、立案者に、画一的に、
「企画の背景」だの「類書との違い」だの「読者ターゲット」などを書かせるというのは、
無理があるのです。
(企画によっては、こうした事柄は書かなくて済むことが多いものです。
だったら書かなきゃいいのです)
10個の出版企画があったら、
「10通りの出版企画書」があるべきです。
これこそが最も自然な姿ではないでしょうか?
こう考えれば、出版企画を
画一的な『特定の形式(フォーマット)』にまとめようというのは、
もともと無理だ、ということがおわかりいただけると思います。
やろうと思えば、強引に
『特定の形式(フォーマット)』にまとめることはできるでしょうが、
そうして出来た企画書は味も素っ気もない、
単に表面ツラをなでただけの、魅力の乏しいものになりがちです。
だから、
出版企画を画一的な『特定の形式(フォーマット)』に
まとめないでほしいのです。
このように言うと、
「じゃあ、どうすればいいの?」
という声が聞こえてきそうです。
決してもったいぶるわけではありませんが、
実は、この点はとてつもなく重要なことなのです。
そこで次回は、この点についてお話したいと思います。
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