子供から父の日のプレゼントだといって図書カードが送られてきた。
素直にありがたく頂戴する。
さっそく本屋に行って買ってきたのが、この一冊。
松岡嘉之著『新大山の蝶-変わる自然環境の中で-』です。
松岡さんは、大山の桝水高原に住まわれ、1967年から40年以上大山の蝶を撮影されてきた方で、以前にも三島寿雄氏との共著で『大山の蝶』を発表されています。
この本では、大山で生息が確認された121種の蝶の生態写真だけではなく、観察や撮影のポイントも要領よくまとめられています。
また、一読して感じるのは、著者の環境破壊に対する厳しい視線です。自然豊かに見える大山ですが、副題にあるように高度成長以後の開発による自然環境の変化は著しく、そこに生息する蝶も大きく変化しているようです。多くの蝶がレッドデータブックの絶滅危惧種になり、実際に大山から消えてしまった蝶もあるようです。ヒョウモンモドキやオオウラギンヒョウモンなどがそうです。
この本は別の角度で見ると、蝶の消長からみた大山の現代史といえるかもしれません。
松岡嘉之『新大山の蝶-変わる自然環境の中で-』
自費出版 2009.6.1発行 (定価2000円+税)
素直にありがたく頂戴する。
さっそく本屋に行って買ってきたのが、この一冊。
松岡嘉之著『新大山の蝶-変わる自然環境の中で-』です。
松岡さんは、大山の桝水高原に住まわれ、1967年から40年以上大山の蝶を撮影されてきた方で、以前にも三島寿雄氏との共著で『大山の蝶』を発表されています。
この本では、大山で生息が確認された121種の蝶の生態写真だけではなく、観察や撮影のポイントも要領よくまとめられています。
また、一読して感じるのは、著者の環境破壊に対する厳しい視線です。自然豊かに見える大山ですが、副題にあるように高度成長以後の開発による自然環境の変化は著しく、そこに生息する蝶も大きく変化しているようです。多くの蝶がレッドデータブックの絶滅危惧種になり、実際に大山から消えてしまった蝶もあるようです。ヒョウモンモドキやオオウラギンヒョウモンなどがそうです。
この本は別の角度で見ると、蝶の消長からみた大山の現代史といえるかもしれません。
松岡嘉之『新大山の蝶-変わる自然環境の中で-』
自費出版 2009.6.1発行 (定価2000円+税)
私は嫁にこの本を買って貰いました。
本の写真を見ては梅雨の合間に大山へ行きたいと思っています。
子供から図書カードを貰うとは思いませんでした。
ついこの前まではあげてたのに、逆転してしまいました。
私も毎日寝る前に見てますよ。
ほんとに子供になってしまったみたいです(笑)。