第577回 ハマハヤオって知ってるかい。

フィギュアの原型師・ハマハヤオさんが初個展－熊本のニュース│ くまにちコム

昔、「宇宙船」という特撮雑誌がありまして
（あ、今でもありますね。失礼）
ワタクシ、けっこうハマって読んでました。

この雑誌のおかげで
「フィギュア」なる言葉があることを知りました。
フィギュア・スケートの「フィギュア」じゃなくって。

ところで、
小学生の頃から往年の特撮番組大好きだったワタクシにとって
一番の「ごちそう」は
時々テレビでやる「懐かしのテレビスペシャル」や
（「テレビ探偵団」って知ってますか？）
結構頻繁にやってたウルトラシリーズの再放送版。

ガンダムやマクロスにみんながハマっていた時期に
こんなのばかり見ていたので
当然回りからは、そうとうな変わりモンに思われてた。
その代わり「うる星やつら」は大好きでした。
だって、特撮ネタのパロディが満載だったもん。

そんなワタクシにとって、
「宇宙船」はバイブルのような雑誌でした。
中でも、往年の東宝特撮やウルトラシリーズのキャラクターを
リアルに表現した「フィギュア」は、
まだガキンチョだったワタクシにとって、垂涎の的でした。

だから早速見に行きましたよ。
ハマハヤオのフィギュア展。
ワタクシにとっては、実は大陶磁器展よりこっちの方が超大事。

場所はあまくさ・本渡の街中にある国際交流館・ポルト。
意外とちっこい部屋に、
ハマハヤオ制作のフィギュアがずらっと。
往年のユニバーサル映画の怪物キャラから
東宝特撮・ウルトラシリーズ
はてはナショナルキッドまで。

ブルマァクのソフビ人形の素朴な造りもよいけれど。
スーツのしわの一つ一つまでこだわり抜いた造形には恐れ入った。
こんな人があまくさの出身なのだから、あまくさは侮れない。

未見の人は、ぜひ見に行こう。