権禰宜の石原です。
本当なら・・・というタイトルですが、
今日8月14日は荘内大祭でした。
行うはずでした。
毎年15日ですが、今年は赤川花火大会と重なったため、1日前の14日に行う予定でした。
開催については4月の実行委員会の総会で中止となり、
このご時世仕方ないな・・・とその時は思っていました、
しかし、いざこの時期になりますと、去年のこの日はこの準備をしていたな・・・とか、
この日はこのお稽古をしていたな・・・
天気予報とにらめっこしたな・・・など
思い出し、
毎年当たり前のようにできていたお祭りができない寂しさを感じました。
荘内大祭は、城下町の歴史と伝統を継承していくため、荘内藩伝承大名行列を行い、市内を巡行します。
私が幼いころから参加し、今は神職として奉仕し、地域の方のご理解とご協力をいただき、開催しておりました。
鶴岡お祭りウイークとして、赤川花火大会やおぃやさ祭りと一緒に開催するようになってからさらに観光で訪れる方や、
今まで見たことがなかった地域の方々からも見ていただけるようになり、
鶴岡の歴史を感じていただく大切な日となっていました。
今年はそれも開催できません。
もちろん荘内大祭だけでなく、春からのさまざまな行事もですので仕方のないことです。
その中で、今できることは何かないかと考え、
8月17日の当社で1番大切なお祭りである例祭に合わせ、
神輿のライトアップや甲冑の展示、
そして大切な人を想い、灯した50基の灯篭
少しでも夏を感じていただきたく開催しております。
例祭記念の花手水もたくさんお花を入れて飾りました。
初日の今日は、急遽の告知にも関わらずたくさんの方よりご参拝をいただき、
楽しんでいただきました。
17日の例祭をクライマックスに、
皆様をお迎えしたいと思います。
明日15日、16日の19時からは線香花火も配布します。
皆様と一緒に灯し、夏を楽しみましょう☆
そして、来年には安心して開催できますように・・・
日常が戻りますように・・・
大切な人と再会できますように。
心ひとつに祈り、乗り越えましょう。