東京0206

「ウネウネ。ウネウネ。」



「はだざむいひには、こうやってあたためあうのがいちばんニャ。」
「いちばんニャ。」



「くびもグリグリするのニャ。」
「されるのニャ。」



「ハラはあったかいので、がんめんをうずめればいいのニャ。」
「むはー！あったけー！」



「そしたらとうとつに・・・このがんめんを・・・」
「むぃー・・・」



「カプー！」
「・・・！！」



「お、おい！やめろニャ！ヒトにみられてるのニャ！」
「フフー、そんなこといってのがれようとしてもムダなのニャ・・・」



「・・・ふがっ！！！ほんとにみられてるのニャ！もっとはやくいえニャ！」
「だからいってたのニャ！」



「キシャー！なにのぞいてんだてめえこんちくしょう！」
「てめえこんちくしょう！」



「ふんもー！このノゾキまめ！そうそうにたちされニャ！」
「たちされニャ！」



「むー。ゆだんならないよのなかなのニャ。こんごはきをつけないといかんのニャ。」
「いかんのニャ。・・・まだみられてるのニャ・・・。」



「っていうか・・・そろそろあのでかいスキマをうめたほうがよいとおもうのニャ。さむいし。」
「それもそうニャな・・・。」