石鎚西側一周コースです。
このコースは2011年7月にも行きましたが、今回で2回目です。
(ブログにはないよ!)
高瀑の滝以降の急坂、八丁からの悪路、約10時間かかる長い距離。
上級者コースですね。
高瀑駐車場、標高約970m到着。
ここまでの林道は、かなりのでこぼこ道、林道をふさぐ雑草、車のキズは覚悟してください。
今日は今治の F さん・八幡浜の T さん・松山の I くんの4人です。
天候 、8:15、滝に向けて出発。
スプレー? 滝まで至る所に付けられていました。
滝までは多くの標識・橋・テープ・明瞭な踏み跡があり、雪さえなければ迷うことはないでしょう。(途中省略)
高瀑の滝到着。 いつ見ても迫力があるね。
、西ノ冠岳南の尾根に行くには、滝の右を迂回すれば滝上部に上がることができ、そこから不明瞭な踏み跡が尾根まで続いています。
滝の右側上り口を上から撮影。
ここから約20分くらい、崖と急な岩場が続きます。
はしご使わなくても行けそうですが、一応使っときますか。(手ぶれ)
急坂は続くけど、至る所にロープが掛けられとるよ。
滝の上部以降は笹やぶが続きます。
テープと踏跡を見逃さないようにしましょう。
標高約1530m、胸まである笹やぶ、急坂の連続により体力消耗。
顔の周辺には数十匹の小さなはえ(ブヨ?)がまとわりつき、噛んできます。
虫除けスプレーはしていますが効果は薄いです。有効なのは防虫網ですね。
いてーなー。 よく見るけどなんじゃこれは。
やっとの思いで尾根に到達。
標高は1770mの表示、地図のルート上の標高もほぼ同じ。
しかしなんかずれてないか? まーええか。
ちょっと腹が減ったね、なんか食べとこや
I くん気が利くね。 ありがたくいただくよ。
今日のは ぐちゃぐちゃ になっとらんぞ。 これは種類の問題やね。
立ち止まると、さらに大群のブヨに襲われるので早々に出発。
西ノ冠岳。 石鎚山頂は雲の中。
石鎚が姿を現す。
おっ、標識が新しくなっとるね。
表参道と合流。
すごい、大勢の人や。観光地やね。 昼食
12:50、八丁に向けて出発だ。 探検はまだこれからよ
試し鎖経由。
八丁。この看板に向かってすぐ右から高瀑に続くルートがあります。
ルートは分かりにくく、一部崩落・消滅している所もあるので経験者と同行しましょう。
ルートは良く見ればわかりますが、ほとんど人は通ってないでしょう。
テープもほとんどありません。
まさに、探検隊の名にふさわしい雰囲気になりました。
この先で沢を渡ります。
倒壊した小屋を右に眺めながら直進です。
かつては人が住んでいたのかね?
橋はありますが、滑りやすく、今にも折れそうです。
14:54。
沢を渡る所ではルートが寸断されています。
はっきり道とわかる所もありますよ。
ルート左上部に林道が見えてきました。
上の写真は林道に上がって撮影。
林道は林道でなくなりつつあります。
落石・土砂崩れ・大きく伸びた木々、前進すること自体容易でない所もありますが、この後林道上を高瀑に向かって進みます。
生え放題。
雪瀑谷か?
ここから高瀑までは林道が整備されています。
車が走れるくらい整備されています。
16:56。
この山は?
やっと帰って来たね。
ちょうど9時間、山岳探検の名にふさわしい山行でしたね。
東京の O さんより、おもしろいHPを紹介していただきました。
「マイナールート探検隊」 検索してみてください。
一見地味な登山を、鋭い観察力と表現方法で楽しい登山として紹介されています。
テーマソングも笑えます。
世代も同じ、考え方にも共感できますね。
すごく勉強になりました。 (名前もちょっと似とるね)