今治山岳探検隊

自然の美しさや厳しさを体験し、生きている喜びを確認する探検隊です。

2014.6.29 高瀑~西ノ冠岳~表参道八丁~雪タル

2014年06月28日 | インポート

石鎚西側一周コースです。

このコースは2011年7月にも行きましたが、今回で2回目です。

(ブログにはないよ!)

高瀑の滝以降の急坂、八丁からの悪路、約10時間かかる長い距離。

上級者コースですね。

Dsc05594 8:05。

高瀑駐車場、標高約970m到着。

ここまでの林道は、かなりのでこぼこ道、林道をふさぐ雑草、車のキズは覚悟してください。

今日は今治の F さん・八幡浜の T さん・松山の I くんの4人です。

天候    、8:15、滝に向けて出発。

Dsc05604 これは?

スプレー? 滝まで至る所に付けられていました。

滝までは多くの標識・橋・テープ・明瞭な踏み跡があり、雪さえなければ迷うことはないでしょう。(途中省略)

Dsc05620 9:16。

高瀑の滝到着。  いつ見ても迫力があるね。

、西ノ冠岳南の尾根に行くには、滝の右を迂回すれば滝上部に上がることができ、そこから不明瞭な踏み跡が尾根まで続いています。

Dsc05625 9:28。

滝の右側上り口を上から撮影。

ここから約20分くらい、崖と急な岩場が続きます。

Dsc05626 9:35。

はしご使わなくても行けそうですが、一応使っときますか。(手ぶれ)

Dsc05631 9:46。

急坂は続くけど、至る所にロープが掛けられとるよ。

Dsc05635 9:57。

滝の上部以降は笹やぶが続きます。

テープと踏跡を見逃さないようにしましょう。

Dsc05645 10:15。

標高約1530m、胸まである笹やぶ、急坂の連続により体力消耗。  

顔の周辺には数十匹の小さなはえ(ブヨ?)がまとわりつき、噛んできます。

虫除けスプレーはしていますが効果は薄いです。有効なのは防虫網ですね。

Dsc05658 いてて、

いてーなー。 よく見るけどなんじゃこれは。

Dsc05661 11:05。

やっとの思いで尾根に到達。  

標高は1770mの表示、地図のルート上の標高もほぼ同じ。

しかしなんかずれてないか? まーええか。

ちょっと腹が減ったね、なんか食べとこや  

Dsc05668 おーっ  。

I くん気が利くね。 ありがたくいただくよ。  

今日のは ぐちゃぐちゃ になっとらんぞ。 これは種類の問題やね。

立ち止まると、さらに大群のブヨに襲われるので早々に出発。

Dsc05674 11:35。

西ノ冠岳。  石鎚山頂は雲の中。

Dsc05680 11:58。

石鎚が姿を現す。

Dsc05684 12:17。

おっ、標識が新しくなっとるね。

表参道と合流。

Dsc05691 12:25。

すごい、大勢の人や。観光地やね。  昼食  

12:50、八丁に向けて出発だ。 探検はまだこれからよ  

Dsc05703 13:37。

試し鎖経由。

Dsc05708 14:05。

八丁。この看板に向かってすぐ右から高瀑に続くルートがあります。

ルートは分かりにくく、一部崩落・消滅している所もあるので経験者と同行しましょう。

Dsc05710 14:26。

ルートは良く見ればわかりますが、ほとんど人は通ってないでしょう。

テープもほとんどありません。

まさに、探検隊の名にふさわしい雰囲気になりました。  

Dsc05713 14:35。

この先で沢を渡ります。

Dsc05715 14:39。

倒壊した小屋を右に眺めながら直進です。

かつては人が住んでいたのかね?

Dsc05718 14:44。

橋はありますが、滑りやすく、今にも折れそうです。

Dsc0572414:54。

沢を渡る所ではルートが寸断されています。

Dsc05726 14:59。

はっきり道とわかる所もありますよ。

Dsc05730 15:26。

ルート左上部に林道が見えてきました。

上の写真は林道に上がって撮影。

林道は林道でなくなりつつあります。

落石・土砂崩れ・大きく伸びた木々、前進すること自体容易でない所もありますが、この後林道上を高瀑に向かって進みます。

Dsc05735 15:45。

生え放題。

Dsc05737 16:05。

雪瀑谷か?

ここから高瀑までは林道が整備されています。

Dsc05739 16:11。

車が走れるくらい整備されています。

Dsc05744 16:35。

Dsc0574616:56。

この山は?

Dsc05748 17:16。

やっと帰って来たね。 

ちょうど9時間、山岳探検の名にふさわしい山行でしたね。

東京の O さんより、おもしろいHPを紹介していただきました。

「マイナールート探検隊」   検索してみてください。

一見地味な登山を、鋭い観察力と表現方法で楽しい登山として紹介されています。

テーマソングも笑えます。 

世代も同じ、考え方にも共感できますね。 

すごく勉強になりました。 (名前もちょっと似とるね)

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2014.6.14 石鎚南沢

2014年06月15日 | インポート

久しぶりですね。

大山の感動の余韻がまだあります。

南沢は失敗も含めて4回目になりますが、手付かずの自然が堪能でき、いつ来てもいい所です。

スカイラインゲートは8時閉門なので急ぐことはありません。

6:58自宅出発、8:00松山で I くんと合流。

9:19石鎚スカイラインゲート通過。

Dsc05433_2 9:36。

ゲートから13.2K地点、標高約1210m長尾根展望台。

写真は石鎚と御来光の滝。

9:45、天候曇り 、南沢に向けて出発。

Dsc05442 10:15。

これは何?草花とは違うような‥‥

ちょうどこれから北沢に上るという60代?の男性がおり、教えていただきました。

しかし、いつものように忘れました。  

Dsc05452 10:37。

落ちるとけっこう水冷たいよ。  

Dsc05463 11:11。

南沢入口です。

水量は多くないですが、岩はほぼ全面濡れて滑りやすくなっとるね。

Dsc05472 11:42。

手つかずの自然、現実とかけ離れた世界がここにはあります。

自然の掟の中で、自分が自然の一部に溶け込んでいる気がします。

Dsc05478 11:51。

ルートの途中には、写真のようなケルンを所々に作っておきました。

Dsc05480 11:57。

ここは特に重要な分岐地点。  ケルン作成。  

写真は横からの撮影ですが、矢印のように右から上がってきて奥に向かって進みます。

つまり、下から上を見ると、写真のケルンを右折することになります。

南沢の分岐地点はほとんどが左ですが、ここは右ですね。知らなければまっすぐ行ってしまうでしょう。

Dsc05490 12:09。

先ほどの分岐地点からは荒々しい巨大な岩の連続です。

Dsc05495 12:15。

急斜面が多いですが、手掛かり足掛かりがあり、難なく登れます。

Dsc05504 12:53。

標高約1410m、分岐地点?左です。

Dsc05510 13:00。

標高約1470m、約10mの垂直に近い滝。

Dsc05517 13:14。

ここを上ったら昼食にしょーや。 

Dsc05522 

山といえば、やっぱりこれやね 「オハヨー 焼きプリン」

山のお供です。 これだけ宣伝すれば‥‥   

しかし‥‥ 中がぐちゃぐちゃや。ヨーグルトみたいになっとるぞ。  

なんでこーなったんかね?

大山の時のプリンとはちょっと種類が違うけんかね?

まー 味は変わらんけんええか  

ここで情報が入りました。 「ギンリョウソウ」です。(別名 幽霊タケ)

菌類のようです。 ありがとうございます。

Dsc05524 13:52。

ここも沢が分かれていますが、左です。

Dsc05526 13:58。

もうすぐ南沢最後の笹原です。

Dsc05537 14:06。

最後の難関、迂回せず直登する I くん。  

やるね。  

Dsc05548 14:27。

カエルの卵? 一生懸命生きています。

Dsc05552 14:32。

南沢最後の笹原。

Dsc05554 14:54。

急斜面が永遠と続き、体力消耗。 

15:00、東稜ルートと合流。

Dsc05564 15:17。

南沢のとなりの中沢。

15:44、天狗岳通過。

15:51、石鎚神社で休憩。気温は神社の温度計で11℃。

Dsc05574 16:19。

2の鎖を下りる? おっ!そうしよう。   

Dsc05579 16:26。

大がかりな工事しよるね。

17:27、土小屋到着。

今日も楽しく、満足の山岳探検でした。   

コメント (4)
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