【Tokyo-k】浅間山を右手に見ながら、国道145号線を長野原町から軽井沢へと峠を越えた。澄み切った秋空に浅間の噴煙が大人しくたなびいて、快適なドライブ日和である。その快適さが、群馬県から長野県に入っていっそう増した。何故だろうかと考えて、乱雑な看板・広告類が見当たらなくなったからだと気が付いた。軽井沢町は長野県の条例に上乗せして、厳しい環境保全条例を定めているらしい。その効果は旅の者にもはっきりわかる。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】広辞苑は《野》を「自然の広い平地。山すその傾斜地」だといい、《原》は「平らで広く、多く草などが生えた土地」だという。違いはよくわからない。その野と原を組み合わせた《野原》は「草などが生えている広い平地」と、やはり似たようなものである。しかし「古く日本人は、野と原を明確に使い分けていた」という解説を読んだ記憶がある。「野」は耕作地あるいは耕作可能な土地で、「原」はもっと荒蕪な原野を指すのではなかったか。 . . . 本文を読む