中国ウナギから検出された抗菌剤として
ちょっと有名になった「マラカイトグリーン」
その本質は「~グリーン」の名から分かる通り
「色素」である
菌を酸化して殺すことができるので
熱帯魚の治療薬などで日本でも購入できる
メタミドホスなどと違って猛毒は持っていないので
それほど怖がるべき物ではない
マラカイトグリーン
それではなぜ問題になったのかというと
発がん性の疑いがあるといわれて
食品に入っていてはいけないことになっているからだ
発がん性についても疑いという程度なのだが
マスコミはいつでも大げさに伝えるから
ウナギを食ってすぐガンになるわけではない
まあ
中国産が何入っているか分からないのは
もはや経験的事実ではある・・・
よく似た立場にある色素にメチレンブルーがある
メチレンブルー
分子構造はこんな感じ
ベンゼン環にジメチルアミノ基が2つというところも
マラカイトグリーンに似ている
やはり熱帯魚などの治療薬として
ホームセンターなどで購入可能だ