鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

水ぬるむ春ですね

2018-03-28 | 
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鈴木信夫の詩手紙を中心にした作品から


2008年から絵手紙作家の浅田美知子さんとの交流が始まりました。
詩手紙そのものや書き加えたコメントから選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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今日の詩手紙にはこんなコメントが添えられていました。
まさに、今の季節ですね。

「いよいよ春本番。
 花粉が飛ぶし、黄砂もやってきて、うっとうしい季節で、
 うんざりしてる人も多いかもしれませんね。
 春は、ほんとうはとてもうつくしいから、それを感謝して楽しみたい。
 そう思います。
 一期一会ではないですが、一年に一度しかない「春」ですから。」


          水ぬるむ春ですね
                                    2008年3月

水ぬるむ春がやってきました
魚たちが元気に泳ぎだして気持ちよさそうです
そんな風景をみていると
なつかしいような、うれしいような思いがします
それで原点にもどれたりします
いままでのいやなことは、ぜんぶなしということで
それでいいじゃないですか
もう、すっきりしましょう、させましょう
「あー、春はかならずくるんだなー」つぶやいて
そろそろ新しい風、心にも入れますか
そろそろ新しいこと、はじめてみますか

   詩手紙2008.3.27
        

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