日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

イラクから

2006-01-22 | 考える
 No.2078

「命に国境はない」と題して講演する高遠菜穂子さんです。
「報道の見えない壁」の向こう側で重ねられている米軍の非道。いっぽうで民衆と世界が発揮している人間の強さと温かさ。衝撃的な映像も示しながらの報告でした。
笠間市は「九条の会かさま」の設立総会での記念講演。会場を埋めた約500名の中には若い人の姿もたくさん見ることができました。

会場をシーンとさせ、また熱くさせた高遠さん。講演の冒頭で、写真を撮るフラッシュの光に固まってしまう場面もありました。日本の政治家やマスコミの恥知らずなバッシングによる傷の深さを垣間見たような気がしました。
あの人質事件の後、高遠さんは、イラクでの状況悪化を伝え聞くごとに体調が悪くなっていって、その姿を見て、お母さんが、あなたはイラクとの関わりつづけるべきたと背中を押してくれた。そんな経緯もあったそうです。そうして、その傷をのりこえて、これまで全国で200回ほどの講演を重ね、イラク帰りの米兵の話を聞き、もちろんイラク支援の活動を展開してきている、と。

余談。
同会場で、NOCUSを見てくれているKさんと会いました。「センター試験は2日間あるんですよ」と突っ込まれてしまいました(^^;
そのバカ息子。きょう試験2日目も自転車で往復しましたが、帰宅していわく、「きょうは鉛筆を忘れちゃって、友達から借りたよ」だと。
そんな青春を、これからもずっと送らせてやりたい。人殺しなんてさせたくない。憲法九条を守りたい。

日本ブログ大賞(写真部門)

brogランキング


最新の画像もっと見る

コメントを投稿