11月19日(土)
吉川市民交流センターおあしす 多目的ホールにて
講座を開催しました。
テーマは
無意識の思い込み「アンコンシャス・バイアス」って?
~男がすべき?女がすべき?…それって当たり前?~
講師は
独立行政法人国立女性教育会館理事長の
萩原 なつ子氏 です。
先生の軽快なテンポの話の進行で、1時間半の講座はあっという間に過ぎていきましたが
「アンコンシャス・バイアス」・・・難しい言葉ですし、言葉が難しいだけでなく
そのバイアスを取り払うためにも各々の努力が必要の様です。
私たち(人間)は、どうしても「基準」を作ってしまい、それに当てはめて
「らしくない」「そうするべき」「~だから」と考えてしまい、
それが、無意識の思い込み「アンコンシャス・バイアス」となって
物事の制限につながったり、その人の持つ力を埋もれさせてしまうことに
つながっているとの事。
深く深く考えさせられる先生のお話でした。
講座全体の内容は、私たちスタッフの言葉より
参加されたみなさまの感想から紹介させて頂いた方が
様子が分かるかと思いますので、抜粋してご紹介いたします。
参加者の感想
「今から気づいたら変えていく」意識が大切だとわかりました。男、女ではなく、個人として人を見ていきたいと思います。ある視点から、歴史を学ぶ大切さがわかりました。
この様な内容のお話を、吉川市地元で聴けたのはとてもよかったです。先生の歌声も素敵でした。
すご~くためになりました。ありがとうございました。
回数を重ねて、日本全体を変えてゆく必要のある課題だと思います。
大変わかりやすかったです。具体的事例を交えながら、楽しく聴講することが出来ました。今後もアンコンシャスバイアスに気づき、そのことによって、自分自身の責任も増えるかとも思いますが、一歩一歩自分と他者の可能性を信じて進んで行きたいと思います。ありがとうございました。
先生のおはなしは、体験・環境・現場からの反応など、いろいろな面からの考察で、大変興味深かったです。胸にしみる言葉が沢山ありました。自分の中の「女性としてこうあるべき」思い込み。夫に対しての「夫婦とはこうじゃないの?」という決めつけ…いろいろ気づかされました。
テンポ良く、明確で充実した講演でした。
日常生活でいかに無意識に思い込んでいたかを思い知りました。私も去年まで働き子育てしてきた中でとても大変な思いをしてきました。教育による「女性だから」という言葉に苦しめられてきたのだと思いやっと気が晴れました。
とっても気持ちの良い時間でした。ありがとうございます。
無意識の偏見という思考が良く理解できました。無自覚の固定観念や決めつけということが、いかに社会の障害となっているかが良く分かりました。
参加されたみなさま、ありがとうございました。
今回、参加出来なかった方も、また、どこかで
こういった講座を見かけたらぜひ参加してみてください。
サポートセンターでも、今後も様々な講座を開催して参ります。
みなさまのご参加をお待ちしております。
吉川市市民活動サポートセンタースタッフ一同