一つ前の記事で紹介した写真が入り口です、とりあえず。
しかし、すぐ奥には記念館らしき建物が無く、お店がずらりと並んでいます。
一体、何処に星野仙一記念館があるのだろう_?
細い道を更に進むと・・・
遂に!
見えました。
あれ??
いきなり、星野仙一に出迎えられます。
像が建っていましたぁ~!
小学校にもあった、校長先生の像を思い出します。
あちらはてっぺんが光っていました。
とてもご立派な校長先生で、今は私の自宅から歩いて7分の公園で、ゲートボールをお仲間の方と一緒になさっておられます。
甥っ子との散歩コースの一つだった為、甥っ子もカラスのごとく、玉を狙って走りぬいたものでした。
「面白いね! させてみようか!」
と、周囲のおじいちゃま達。
安心院でのグランドゴルフで鍛えた腕の見せ所?
まだ、歩けない赤ちゃんのころから、校長先生に遊んで頂いて・・・
幸せな雄ちゃんでしたね。
そんな思いでも、蘇る星野仙一像!!!
一階はお土産屋さん。
二階は記念館。
入場無料ではないため、係員に勧められたとき、父は言いました。
「オリンピックで、せめて銅だったらな。
(有言実行で)金以外、メダルは いらん!ってことに実際になったから、入るのは止めときます」
(標準語:止めておきます)
記念に写真だけ、撮っておきました。
星野さん、ごめんなさい。
さて、今日は・・・日本シリーズ第4戦ですね!!
今夜は昨夜のトリ鍋の残りに仕事の帰りに慌てて購入した白菜、こんにゃく、うどんを入れて温めるだけです。あっ、豆腐も。冷蔵庫にある!
ゆっくりテレビ観戦できます!
今夜は西武にツキがありますように。
ハマって応援します!
パリーグ、頑張れ~!
すず
今日の『とあるスーパーさくら通り店日記』
広告の品の三ツ矢サイダーの空き箱を取ると、ポップとポップスタンドが倒れてきた。
ポップを箱と箱の間に挟むため、箱を動かすと、三ツ矢サイダーが倒れそうに・・・
あっ、危ない!
丁度、そのとき!
4歳くらいの女の子が一人で子供用のカートを押しながら、ゆっくりと歩いて行きます。
私と目が合うと、
「牛乳が無いの・・・・・」
と、なんだか悲しそう。
自分の小さな身体の全体重を使ってミニカートを押しているかのように・・・
頑張りすぎて 幼児にしては、とても疲れているように見えた。
「牛乳はね、ここを真っ直ぐ行って・・・お母さんは一緒じゃないの?」
牛乳は何処か?を女の子に教えるよりも、この子が一人で買い物していて、周囲を見回しても保護者らしき人が見当たらないことの方が気になった。
ただ、運悪く、三ツ矢サイダーが地滑り的に下がってきて・・・即、一緒に売り場まで付き添って行けなかったが、慌てて現場へ行ってみた。
女の子は、ちょうど岸辺さんがチーズを出している場所へ接近中。
牛乳売り場まで、もう少し!の時点まで一人で到達している!
よく頑張りましたね!!!
「牛乳はね、あそこよ」
再び声を掛けると、喜んでカートを押して行った。
恐らく緑牛乳でいいのだろうが、一応、聞いて見る。
「ここにあるのは全部、牛乳だけど、どれがいい?」
「うーん・・・これ!」
女の子は緑牛乳へ手を伸ばし、喜んでいる。
やっぱり、これが女の子が我が家で見慣れている牛乳だったみたい。
ただ、思ったよりは牛乳一本って、重かったみたいね。
両手で牛乳を抱え、
お腹に乗せて、カートへ。。。ドスン!
思わず、手を出しそうになったが、甥っ子のときの子育てと同じで、堪えて様子を見た。
「出来た!」
「うん。良く出来たね、偉いね!」
満足気な女の子の表情に思わず心が和む。
雄ちゃんも、「お姉ちゃん、雄ちゃん、頑張ったねー!すごいねー!みてみて!」が口癖だった。いつも褒めていたから。
「お母さんは一緒じゃないの? 一人でお買い物へ来たんじゃないでしょう?」
先程から一番気になることを聞いてみる。
「おばあちゃんと、??兄ちゃんがいるの。おばあちゃんと一緒にお買い物に来たの」
「おばあちゃんとお兄ちゃんがいるのね?」
「うん。これね、倒れるの」
女の子の目線にあわせて座って話していた私は、言われて見てふと、カートの中をみた。
カートをちょっとでも押すと、牛乳が横に倒れるということらしい。
ちっちゃくても、こだわる子は、こだわるのだね・・・と、笑いそうになったが、女の子がカートの中央に立てては倒している牛乳を端に寄せた。
「こうすれば、倒れないよ」
岸辺さんが私の側へ来て、
「すずちゃんは子供の扱いに慣れてるねぇ。」
と話しかけてきたときには、女の子は元来た道を元気に戻り始めていた。
「バイバイ」と手を振ると、嬉しいことに、女の子も笑顔で手を振っている!!
笑って見送る私と岸辺さんを じーっと嬉しそうに見つめつつ去っていく女の子。
手を振る女の子を見て、再び岸辺さんも笑っていた。
可愛い!
「きっとお母さんに牛乳を取って来なさいって言われたんだね」
「そうでしょうね。幼児が一人なので気になるから追いかけてきちゃった。おばあちゃんとお兄ちゃんが一緒だって言っていましたけど・・・迷子になっても泣かない子供も居ますからね、私がそうだったけど」
あの女の子の場合は初めてのお使いではなかった筈です。
でも、とっても自立心の強い、頑張り屋さんの
「お使い」を目の前で見ていて、とっても心が温かくなる午後でした。
すず