レンズの向こうに・・・・。

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1022 房総の金谷港と鋸山の風景 (最終)  (Photo No.7040)

2011年03月24日 17時39分00秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
今日が房総の金谷港と鋸山の最終です。行きも帰りも東京湾
フェリーでは多くのカモメ達と出会い、その自由気ままに飛
び回るカモメ達の写真を撮って楽しんだり、また金谷港では
ワカメ獲りの漁師さんや、小さなラーメン屋さんでおばあさん
が一生懸命作ってくれたおいしい味噌ラーメンに感動し、さら
に漁港を住みかとする多くの鳥達と出会い、ロープウェイで
鋸山の山頂まで行けば、東京湾の素晴らしい展望を見る事が
できたりと、本当に楽しい一日でした。一番の目的だった日本寺の
千五百羅漢の中から、自分に似たお地蔵様を見つけるという
事については、今回は、探し出せませんでしたが、それは
次回の楽しみにとっておく事にしておきましょう。いつもの
ようにカメラ機材を持っての小旅行でしたが、いろいろな出会い
に恵まれて、本当に楽しい一日が過ごせました。皆さんも、もう
少し暖かくなったら久里浜から東京湾フェリーに乗って、春の
海風を感じながら鋸山の千五百羅漢を見に行ってください。

【撮影日】2011/03/05 16:31:08.86
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm F/4.5-5.6G
焦点距離:300mm F/5.6 1/1250秒

今日の東京は、比較的穏やかで暖かい一日でした。こんな日なら
もうコートは要らないですね。この所ずっと冷え込んでいたので
ほとんどの人がコートを着ていました。今日は半袖の人も見かけ
ましたよ。

昨日、仕事の帰りにバスに乗った時にとても素晴らしい運転手さん
に出会えました。私は一番前の一人用の椅子に座っていたのですが
ある老夫婦がバスに乗ろうとして、なかなか乗り込んできません。
どうやら買ったばかりの「一日乗車券」が見つからなくて探して
いるようです。運転手さんは「どうぞ乗って、中で探してください。」
と優しく声をかけてくれます。乗って来た老夫婦は、カバンの中や
ポケットの中を探しますが、なかなか見つかりません。「これだけ
探してもないのだから、どこかで落としたのかもしれない。また一日
乗車券を2枚買おう。」という会話が優先席から聞こえてきます。
そのうち御主人の方がお金を持ってバスの運転手さんに「やっぱり
失くしたようですから、一日乗車券を2枚買います。」と申し出て
きました。普通の運転手さんなら、ここで一日乗車券を2枚売るので
しょうが、この運転手さんは違っていました。「どちらまでですか?。
まだ時間がありますからゆっくり落ち着いて探して見て下さい。」と
探す事を勧めます。ご主人はまた席に戻ってあちこち探し始めました。
すると「あった、あった。こんな所に入れていたんだ。」と嬉しそう
な声が聞こえてきました。コートのポケットや背広の内ポケットでは
なく背広の胸のポケットに入っていたようです。信号待ちでバスが
止まると老夫婦は運転手さんの所に行き「ありました!。ありました!。
ありがとうございました。」と丁寧にお礼を言っています。運転手さん
は「見つかって良かったですね。」と優しく声をかけました。何と言う
素晴らしい運転手さんでしょうね。私は思わず、笑顔で何回もうなづい
ていました。同じバスに乗って、この会話を聞いていた乗客全員が
きっとそう思った事でしょう。この老夫婦がバスを降りる時に
「おじいさん、いい運転手さんで、良かったね。」と言うおばあさん
の声が聞こえてきました。その声は運転手さんにも聞こえたでしょう。
運転手さんの横顔を見ると、照れくさそうな、嬉しそうな顔で
「発車しまーす。」と、何もなかったように号令をかけました。


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