レンズの向こうに・・・・。

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1587 房総の鋸山登山 (最終) (Photo No.10960)

2013年05月24日 23時20分12秒 | DX ED 18-135mm F3.5-5.6G
ようやく鋸山の頂上に到着です。標高329.5mしかありませんが、急な階段
を上ってくるきつい登山ルートは、なかなか登りがいがありました。ちなみ
に標高329.5mという高さは千葉県内で12番目の高さだそうです。千葉県で
一番高い山は、南房総市にある愛宕山で標高408.2mでした。千葉県には
高い山がないんですね。各都道府県の最高峰の中で、山の高さが1000mに
届かないのは4府県しかなくて、その中でも一番低い山が千葉県の最高峰の
愛宕山でした。残りの低い最高峰は低い順に下記の3つです。ご存知でしたか。

沖縄県 石垣島 於茂登岳(おもとだけ)526m
大阪府 大和葛城山(やまとかつらぎさん)959m
京都府 皆子山(みなごやま) 972m


【撮影日】2013/05/04 15:04:59.51
Nikon D300 レンズ:18-135mm f/3.5-5.6G
焦点距離:18mm f/5 1/400秒

今日は名古屋に出張でした。名古屋はとてもいい天気でしたよ。雲ひとつない
快晴でしたね。湿度が高くなく、ジメジメはしていませんでしたが、気温は
30℃を越えたようで、普通に外を歩いただけで汗が出てきました。スーツ
の上着はずっと手に持ったままでした。先ほど帰ってきたばかりですが、すぐに
お風呂に入って、風呂上りに冷蔵庫から冷えたビールを出して、キューッと
飲むと、疲れが吹き飛んでしまいました。金曜日の夜ですから、ビールの
旨さも格別です。

明後日の日曜日は第80回日本ダービーですね。私は普段は競馬はやらず
日本ダービーとか有馬記念とかの大きなレースしかやらないようにして
います。でも一応、パソコンから馬券が買えるようにしてありますので
行き付けの飲み屋の常連さんからは、よく馬券を頼まれます。その常連
さん達の競馬の予想も、私同様、なかなか当らないですね。でも、いつか
はきっと万馬券を当てて欲しいと思います。もし万馬券が当ったら、普段
なかなか食べられない、超豪華で美味しい料理を、たくさんご馳走して
もらいましょう。今日の帰りの新幹線の中で読んだ夕刊に、ちょうど作家
の村上龍さんの日本ダービーに関する記事が載っていたので、ご紹介しま
すね。村上龍さんの文章は、簡潔で、感動があっていいですよね。好きな
作家の一人です。この文章には「奇跡の対話」というタイトルが付いてい
ました。

~中略~
【対話という事で思い出すのは、1984年の日本ダービーだ。伝説の名馬
 シンボリルドルフ、騎手は岡部幸雄だった。すでに名を成していた岡部
 だが、日本ダービーに勝てず、もがき苦しんでいた。そして、ルドルフ
 と出会ったのだ。まれに見るパワーを秘めたルドルフは、デビュー戦で
 岡部とともに圧倒的勝利を得ると、その後も連戦連勝を重ね、無敗で
 皐月賞を制した。
 そして、日本ダービーを迎える。ルドルフはもちろん1番人気で、岡部
 は、想像を絶するような重圧を背負って夢の舞台に挑んだ。レースは
 逃げ馬がスムーズに先行し「追いつけないかも知れない」と岡部は
 向こう正面で早めのスパートをかけた。だが、ルドルフは反応しない。
 観客からどよめきが洩れ、岡部は焦った。そのとき、奇跡のようなこと
 が起こった。岡部にルドルフの声が聞こえたというのだ。
 「岡部君、まだ早い」
 やがて直線に入ると、ルドルフは自らハミとり、脅威のスパートをかけ
 先行馬を差しきって、勝った。「皇帝」と呼ばれる名馬誕生の瞬間で
 あり「名手」と謳われる超一流騎手誕生の瞬間でもあった。ルドルフは
 本当に岡部と対話したのだろうか。私は「奇跡の対話」は実現したと
 思う。歴史に残る名馬の声が聞こえない訳がない。】 

 
いい話でしょう。あのシンボリルドルフが「岡部君、まだ早い」って言った
んですよ。まさに「キャー、カッコイー。信じられなーい!。」ですよね。
感動しますよね。実は私が生まれて初めて買った馬券が、シンボリルドルフ
の単勝馬券でした。1000円分勝っても配当が1000円だったんです。そうです
、単勝1倍だったんです。いい記念になりました。お金に代えずに記念に持っ
ていましたね。さて、今度の日曜日の第80回記念の日本ダービーは、どの馬
に栄冠が輝くでしょうね。じつはまだ出走する馬の名前もよく知らないので
馬券を買う前に、ちゃんと調べておきましょうね。楽しみですね。

さて今日のお薦めの焼酎は吉永酒造の「十二町吉永 白」という焼酎です。
「じゅうにちょうよしなが」と読みます。芋焼酎です。飲んでみると甘みが
あって、口当たりもよくて、旨いですよ。何と言っても白麹が効いている
のか、香りがいいですね。吉永酒造さんの「利八」が私は好きなんですが
この焼酎もなかなかいいですね。これはお薦めですよ。

今日のお薦めの曲は研ナオコの「夏をあきらめて」です。

山頂からの景色は、また格別ですね。(Photo No.10959)

2013年05月24日 23時19分40秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
望遠レンズで遠くを見ると、富津の高さ56m東京湾観音像もハッキリと
見えますね。後ろに見える白い筋は東京湾アクアラインですよ。鋸山の
頂上からの景色は、記憶に残る景色でした。

【撮影日】2013/05/04 15:09:45.92
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:240mm f/10 1/500秒

当時の機材が錆びてなお残っていました。 (Photo No.10957)

2013年05月24日 23時18分45秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
ウインチみたいですね。鎖で岩を縛って、このウインチで降ろしていた
のでしょうかね。昔は一戸建ての家の石塀の材料だったのでしょうかね。
きっと地元には、数多くここから切り出された石が使われて、残って
いるのでしょうね。

【撮影日】2013/05/04 15:35:58.22
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/9 1/50秒

崖の一部に、文字が刻み込まれています。 (Photo No.10956)

2013年05月24日 23時18分21秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
「安全第一 芳家石材K」と掘られています。調べてみると
この石切り場の跡地は、芳家石材が採掘権を持っていたようで
実際に昭和60年まで、採掘を続けていたようです。比較的最近
まで切り出していたんですね。

【撮影日】2013/05/04 15:38:34.76
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:55mm f/9 1/250秒

下山して、東京湾フェリーで金谷港を離れます。 (Photo No.10955)

2013年05月24日 23時17分57秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
フェリー乗り場に戻ってくると、まさに出港直前でした。私が走って
くるのに気づいた乗務員さんが、上げかけていた桟橋を降ろしてくれて
私を乗せてくれました。ありがとうございました。このフェリーに乗っ
た最後の乗客でした。すぐにフェリーは金谷港を出港しました。
出港するとつい先ほどまで登っていた鋸山が、目の前に綺麗に見えます。
疲れたけど、楽しい登山でした。またやって来る事にしましょう。

【撮影日】2013/05/04 16:29:07.34
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:18mm f/7.1 1/1000秒

長い髪の女性が、じっと海を見ていました。 (Photo No.10954)

2013年05月24日 23時17分33秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
こうして後姿をみていると「きっと美人の人なんだろうな!。」と
想像してしまいます。振り返って欲しいような、欲しくないような
なんともいえない心境ですね。(失礼しました。)

【撮影日】2013/05/04 16:43:19.20
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:70mm f/8 1/640秒

夕日に輝く逆光の中を、貨物船が通りすぎて行きます。 (Photo No.10953)

2013年05月24日 23時16分54秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
今日で鋸山登山も最後となりました。またまたいい思い出がたくさん
できました。さて、明日からの週末は何処に撮影に行きましょうかね。
東京は天気もまずまずのようですよ。それでは、皆さんいい週末をお過
ごし下さい。おやすみなさい。

【撮影日】2013/05/04 16:48:49.60
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:240mm f/8 1/4000秒