すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

細田守「時をかける少女」

2006-09-18 19:59:29 | 映画評
「海がきこえる」を思い出しました


ネットで話題の「時をかける少女」を見てきました。(公式サイトgoo映画)


小説は読んでいないのですが、原田知世版は見たことがあります(その感想)。

見終わって思うことは、けっこう、原田知世版と主だった筋は同じだということ。

が、物語の巧みな構成は、あきらかに、こっちが上。


主人公のマコトが「現代にしては、あんまりにも幼いなぁ」で、「こんなん、ありえへんわ」と思うところもありながらも、アニメ独特のコミカルさで、キャラが活き活きとしているのも事実。

最後には少女の成長が見れて、大団円というのも、まぁ、ありがちだなぁ~ですが、デキがよろしいので、後味よろしく、さらに余韻が深いです。


今年の一番は「ホテル・ルワンダ」ですが、二番は、コレだな。

上映館が少ないので、なかなか見る機会が見つからないかもしれませんが、少年少女から、いい年をしたオッサン・オバサンまで、万人に勧められる良作です。


最新の画像もっと見る