赤坂き~たぜよ!
≪ベスパのつもり
宝塚雪組の「ローマの休日」27日見てきました!!
今回の宝塚雪組版の舞台化は・・・
そのエキスだけ抽出って手段を使わず
意外と忠実に映画を再現しようとしていて
「その勇気」に
ワタクシ・・・映画「ローマの休日」好きで・・・
そのトリビアについて
このブログでも取り上げたこともあり
TVで放映するたびに、
「結末が分かっているのについつい見ちゃう」身としては
「あそこがね~~残念。」という点は
★最初の舞踏会の場面の人の少なさ(ふだんの雪組の半分だしね)
★スペイン広場のちんまりとした小さい階段に・・「えっちっちゃい!」
★終盤の船の上のダンスパーティーが、普通のダンスパーティーに
(だから、アン王女の後先考えずに海に飛び込みシーンもなし)
映画では!・・・
★ラストのラスト
王女の別れの会見後、記者のみんなが次々去っていって、
一人残ったジョーが、
“コツンコツン”って靴音を立てながら歩いていくシーン
顔のアップから、徐々に引きながら建物全体を映すカメラワークが好き。
あれ!これって全部舞台装置絡みの問題上できないことばかり??
↑のような不満や、違いを言ってもどうしようもない点もありますが
「じゃ~~面白くなかったの?」
って聞かれれば・・・
「いや~~それがよかったの!」
って思わず答えちゃう作品。
新聞記者ジョーの年齢も若く設定してますでしょ?
それに・・・
新聞記者のジョーとカメラマンのアービングと一緒に
「スターの密会」をスクープしようとするシーン
あれって映画には、ありましたっけ??
ワタシの記憶にはないというか≪思い出せない≫
もし映画版にないとしたら、「あのシーン」を入れて
今現在のジョーの新聞記者としての立ち位置やアービングとの関係が
『分かりやすくなってるのではないかしら?』
そんなこんな・・・ちょっとした修正が効いるところもGJ!
ラストは、そうなるとは分かっていてもホロりとし
・・・しみじみしてしまう作品となり。
(あの写真、王女はず~~と思い出として仕舞っておきそう
今回の舞台で改めて感じたのは
雪組トップコンビの相性の良さ・・・
新聞記者の「ジョー」は、ベンチに寝ていた「アン王女」のことを
当初、<あぶない「女」かも?>と疑いつつも
(「ローマ」にはスリもいたでしょうし、変な女もね)
なのに、無防備さについつい放っておけずに声かけてしまう・・・
良く見れば「ちゃんとした娘ぽい」
でも、できれば面倒なことには「かかわりたくな~い」
アレレ・・警官に声かけられちゃった。
そんなこんなで
<仕方なく>
「アパートに連れていくことに・・・」
新聞記者ジョーの「早霧せいな」は、
こういうシーンでのさりげない演技が、
コミカルに!でもそれに走り過ぎず、
さじ加減が『上手いな~』って
アン王女の「咲妃みゆ」
そのベンチのシーンでは、可愛い天然プリ
ジョーの部屋で起きて、
「男物のパジャマ」を着てることにビックリ
「アッ!」
って、とっさに毛布の中で下のズボンを確認。
『ほっ」とする表情も可愛く上手いです。
とにかく、この二人
「演技の相性がいい!」と、勝手にめくら判ど~~ん!
さらに、「彩風翔」のアービング!
一皮むけた?ような・・今までで一番よかったかな?
「月城かなと」の美容師・・・
あんなに出番を作ってもらって、いかに期待されてるかわかる!
その期待に、精一杯頑張ってた!!
(でも、るろうの例の役の方が、合ってるかも)
王女の台詞のなかに「欧州経済協力」っていうのに
イギリスEU離脱ニュースの後だけに、“ギクッ!”とし
急に現実に戻されたかも≪笑
なんだか・・・
あれこれ混ぜてざっくりとした感想でした~~≪笑
続きは思い出したら・・・