★雪組「幕末太陽傳」＆Ｄｒａｍａｔｉｃ“Ｓ”＠宝塚大劇場

24日月曜日、久々に大劇場まで遠征して（遠征の様子はこちら






雪組ミュージカルコメディー「幕末太陽傳」と
ショースプリット「Ｄｏｒａｍａｔｉｃ“Ｓ”」観劇。


雪組トップコンビ「早霧せいな」＆「咲妃みゆ」退団公演。


宝塚ファン歴だけは無駄に長いスナです・・・
幕末太陽傳？え？？

「それもミュージカルコメディー！？」
・・・珍しいよね？！

「ハードルが高いのでは？？」（と観劇前は心配し）

　　　　大体コメディーは、“スベる”と≪寒～い～≫
　　　　バウホール位の空間なら、出演者の熱気と頑張りで
　　　　≪寒さ≫を誤魔化せるけど・・・大劇場はそうはいかない。




ところが、抜群の相性のちぎ＆みゆコンビ率いる雪組は、
そんな心配吹き飛ばし“笑い”が絶えない感じの舞台となり。

「日本物の雪組」代々受け継がれた伝統ゆえか(？)
下級生まで所作が板についてる。


スピーディーに話が運ぶ上に
あちこちに「落語」の地雷が埋まってる？笑いのツボを
（落語はあまり詳しくないスナですが、大体これそうかな？！って）
その「仕掛け」をちぎ＆みゆはじめ雪組生徒が難なくこなし

　　　たとえば「品川心中」・・・
　　　貸本屋の金造「鳳翔大」とおそめ「咲妃みゆ」のふたり
　　　白い衣装はバッチリなのに、出てきた時から何かオカシイ。
　　　鳳翔さんのいざというときの「怖気づく」様子と
　　　おそめ「咲妃みゆ」は、思い切りいい演技で笑わせ・・・。
　　　
　　　今回退団の鳳翔さん!
        カッコイイ男役さんを捨ててコメディーバッチリ！
　　　
　　　すでに雪組にはなくてはならない中堅「香綾かおり」も今回で退団。
　　　今回も堅物かと思いきや、遊女にデレデレの上司「52歳」を！
　　　上手いよね・・・歌も上手いし・・・残念だわ。


個人別には・・・

「早霧せいな」
演技！！とにかく動きが軽快
度胸と才覚で店で起こる騒動を解決していく佐平治を、
軽々と明るく演じ

　　　早霧さんのお茶目な感じは、宙組時代大和悠河のお披露目公演で
　　　宇宙船の運転手？役をやっていて、トップの大和さんに
　　　「チギちゅう！行くぜ！」
　　　って声をかけられ“抜群の笑顔”で答えた頃から変わらないですね。

その佐平治
（実は病気持ちっていうのは、映画のオリジナルでもそうなんですか？
　恥ずかしながら・・・見たことないので知りません。）

早霧さんは、明るさだけじゃなくてちょっと影が点滅すると
更に魅力的になる方で・・・
演出家の小柳先生はその辺をよく知っててこの作品にしたのかしら？


「咲妃みゆ」
「あ～～モッタイナイ！モッタイナイ！」

喜劇も、悲劇も何でもできるし
歌もよし！ダンスだってシャキシャキ踊るトップ娘役さん！！
そうざらに出てこないかも！

今回も、相手役「早霧せいな」とのシーンはもちろん
やり手婆に扮した「雪組名物娘役」の「舞咲りん」との
絶妙な間の会話で会場を笑わせ・・・


そして・・・
急な代役で相模屋の若旦那に扮した「永久輝せあ」
初日から4日め少し余裕も出たのでしょうか（？）
軽々演じているように見えました！！

彼女は、新人公演でも主演でしょ？
いやいや・・・スゴイ！

ショーでは、ロケットボーイ（？）
ラインダンス前の歌とダンスでも、とにかく目立ったわ！



ショーは、初舞台生帯同公演でもあり
「ラインダンス」が楽しみでしたが・・・

今回のダンスは斬新でした～～！
あれは現地まで見に行った甲斐があったかも！！

そうそう！
次期トップコンビの「望海風斗＆真彩希帆」
ふたりで歌うシーンがあり、耳に心地よかったです。

真彩さんは、エトワールも担当。



とりあえず・・・〆。


余談ですが・・・

月曜日は、月組さん、星組さん、そして花組さんも
たくさんの生徒さんが観劇でした。

分かっただけでも、轟さん、「華形ひかる」「珠城りょう」「愛希れいか」
「七海ひろき」・・・星組組長副組長・・・

そうそう博多座が終わると雪に組替えの「朝美絢」も
“クールビューティー！！”
日本人離れしてた＝＝＝！！

あとは・・・色々名前が・・・わからない下級生が。

いいな～大劇場！いいな～

≪いつもいつも観劇じゃない？≫

ということは、実にラッキーでした！！