★宙組「王家に捧ぐ歌」＠東京宝塚劇場…追記アリ

昨日は、宙組新トップスター「朝夏まなと」お披露目公演
「王家に捧ぐ歌」観てきました。


「良かった！！」


多くの作品が再演されますが、なかなか出ない言葉は
「天城越え」ならぬ「初演超え」


しかし、今回観劇後にヅカ友ちゃんとメールしていて
ついつい出た言葉が
「初演に匹敵する！」　


　　ちょっと、１２年前のわたるさんトップお披露目の初演を振り返ると
　　この作品は、「檀れい」の星組娘役再トップ就任でもあったわけで
　　
　「湖月わたる＆檀れい＆安蘭けい」というトリオの良さを活かすため？
　　トップ娘役の「檀れい」をアムネリスに回し
　　２番手の「安蘭けい」が、初の女役で「アイーダ」を演じるという
　　変則的な？というより
　　『実に、よく考えられた配役』でした・・・




今回は、通常公演に戻って
トップコンビによる「ラダメスとアイーダ」
やはり「安定感があります」

二人とも「歌」で勝負できるのは、見ていて気持ちいい。



新トップ「朝夏まなと」さん
以前から歌も上手とは思ってましたが
「あんなに歌えるとは・・・！」
　　　

　　　実はこのブログを始めたころ
　　　研４で新人公演初主演の「朝夏まなと」の様子を宝塚ニュースで見て
　　　「まっすぐな感じで癖がなく、こういうタイプ好きや～」
　　　って、書いてました。
　　　あれから１０年・・・


新人公演当時のまっすぐで瑞々しさを残しつつも
「スケールが大きなトップさんになった～！」
って、親戚のおばちゃん感覚でうれしくなり。


そして、アイーダが「実咲凛音」

　　　　凰稀さんとのコンビのときは、
　　　　ちょっと役柄に恵まれず気の毒だっただけに

今回その実力がいかんなく発揮され
「残ってよかったね～」
って、素直な感想がついつい出てしまうのでした。

　　　とりあえず…〆他の方の感想は後ほど



追記：全体的に、「歌」がよくなってます。
「スゴツヨ」さえも、“聞けた”（笑
歌がいいと、物語にす～～と入っていけるから。


個々の方の感想。

アムネリスの「怜美うらら」さん
遠目で見ると、初演の「檀れい」か？みたいな美貌。
（でも、檀ちゃんの方が色っぽかったけど）

「とっても頑張ってましたよ！」
（ただし、高音になると“ひょろり声”になり残念。

低い声は迫力あるのに、高音が厳しいのね・・・

あれが改善されたら、ちょい盛りますが
１０年に一人の“美貌”の持ち主だけに
“鬼に金棒”なんだけどねぇ。（どうでしょ？


ウバウドの「真風涼帆」さん
新生宙組で二番手として抜群の存在感を醸し出し。

（ワタシ的には）
星組時代は「未完の大器」という印象でしたが
星組から宙組へ異動は、本物の大器へ？一皮むけたかな！
今後にますます期待。


ケペル「愛月ひかる」さん
今回、振り付けが新しくなった凱旋パレードの群舞で、
最初に踊りだすダンスが力強く印象に残りました。


新人公演主役の「桜木みなと」さんは
星組で「柚希礼音」が演じたメレルカ。
動きといいその歌声といい、いかに期待されてるか分かるわ・・。


公演に厚みを与えたのが専科から特出の・・・
ファラオ「箙かおる」さん
アモナスロ「一樹千尋」さん

初演と同じキャストで出演っていうのは、
あまりないのではないでしょうか？
奇跡のような気がしますね。