★新宿コマ「愛と青春の宝塚」・・・２回目

新宿コマ「愛と青春の宝塚」

昨日は、３日に続いて二回目観劇・・・

キャストも、前回と同じ
りか・かし・みどり・るいちゃんです。


脚本を担当した大石さんが、
以前、この作品の母体となったドラマについて
＜“内容に自信があった”＞
だから
＜視聴率３０％越えを確信してたのに
“二夜合計で３０％”の大コケにガックリした・・・＞
みたい・・・なことを書いてました。

大石さんも
＜いつかは“リベンジ!”したかった＞ようで

今回の舞台化で、リベンジ果たしましたね！！

あのドラマは、「愛と青春の宝塚」という
ベタな題名で１０％は損したのかも？


でも舞台としたら、
そのベタな題名が逆に・・・生きてます！



さらに舞台は、残りあと一週間を切り、
個々のシーンも、より深みも。

元々戦争を背景にした作品だけに、
訴える内容は深いのですが
コメディータッチの部分にも見どころが・・・

例えば
紫吹淳のリュータンが、舞台の演技に納得いかず
演出家の影山先生に自分の役をやってもらい
抜き稽古するシーン・・・

＜軍服姿で、相手役の女ことばを言う可笑しさ
　やっと納得し、今度は
　“影山先生！！
　わたしのことそんなに思ってるなんて・・・”
　と、“スター”リュータン！勘違い

　次の場面では、完璧な軍人として
　低い声で台詞を言うリュータン・・・＞

こうやって書いても分かりにくいですけど

あの場面って、瞬時に３役を演じ分ける
“宝塚元トップならでは”の見どころ。



影山先生役の石井一孝さん！
どの歌も“上手い！！”けど、特に
満州慰問からの帰りの船上で、
“先が見えない時代に、戦争を賛美する台詞を書き
言わせなきゃいけない・・・”
“自分はこれでいいのか？”
という船上での歌は、影山先生の苦悩が見え
ミュージカル化した意義までも・・・見え～～。

つまり、心情を思いっきり歌えるよさが！



男性を除いたアンサンブルを、
宝塚ＯＧで固めたことで、心地よい統一感がみられ
今回の舞台化の成功の一因では？と思います。

題名に騙されて？
非ヅカふぁんが見なかったら残念。

（ヅカファンはもちろん）非ヅカふぁんも楽しめる舞台。

スナ♪個人的予想では・・・・
今年の創作ミュージカルでは、

“ベスト３”に確実に入る作品では？？？