2月もあとわずかとなりました、週末の土日でしたが、
皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
弊社は、大変お世話になっているお客様の賃貸物件のご案内、
そして大事な賃貸契約、北海道からお越しになるリピーターのお客様の物件案内、
お客様の入居申し込み、長年お世話になっているお客様の更新のご契約を2件頂き、
春の嵐の様な、非常にありがたい日でございました
写真はサム・ライミ監督、主演アリソン・ローマンの映画『スペル』です。
(原題:私を地獄に連れてって)
映画が出来たのが2009年と、少し前なのですが、今観ても、結構楽しめる、
爆笑コメディー風のホラー映画です。
アリソン・ローマンが演じる主人公クリス(銀行の融資担当で働く女性)が、
ローンの滞納の支払い期日の延期を求める老婆の申し出を、上司に伝えるも却下され、
やむを得ず延期が出来ない事を伝えたばかりに、老婆に逆恨みされて、呪いをかけられて、
悪魔に追い回され、散々な目に遭うという話です。
ジャンル的に言えば不条理ギャクものになるでしょうか。
このクリスが、かなりの美人で、努力家で、善人であるのにも関わらず、
あまりにも(物理的に)汚い目に遭わされ、不遇な目に遭う事に、同情を禁じ得ないシーンが続きます。
この汚れ役を買って出たアリソン・ローマンは、尊敬に値すると思っています。
銀行の上司に対して、重要な事を言わなければならないシーンで、
鼻血が出て、まだ鼻血だけならなんとか出来るところを、今度は口から大量の血が噴き出て、
上司の体をトマトジュースがかかったように、真っ赤にしてしまうシーンや、
お付き合いしている彼の両親との初めての顔合わせの時に、
悪魔がやってくる幻聴や幻覚で、彼の母親の前でとんでもないことを叫んでしまうシーンや、
呪いをかけた老婆ととっくみあいになった時、クリスの口に老婆は噛みつく体勢になるのですが、
老婆は入れ歯が全部とれていたため、どう見ても熱いキスシーン(クリスと老婆)になるシーンや、(誰得?)
悪霊になった老婆になぜか物理的攻撃が通じて、老婆の頭に重いものを落としたら、
老婆の頭がつぶれて、眼球がポーンと飛び出してクリスの口にはいるシーンなど、(漫★画太郎的)
その他でも、クリスの口の中に蠅が入るシーンや、クリスの顔面から口にかけてとても嫌な液体が注ぎこまれれるシーンなど、
サム・ライミの嫌らしさが良く伝わってくる作品です。
サム・ライミは、お口の表現や、お口を巡ってのグロい描写がとても上手い事も、この作品の特長の一つですね。
基本的には、ホラー調のコメディーで、笑いながら観ることが出来、グロい描写も笑えるように、
生理的な嫌悪を抱かないレベルに抑えられているので、ホラーが苦手な人にもオススメ出来る作品です。