ジョーとハイジ

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7月5日 祇園祭 長刀鉾稚児舞披露(長刀鉾町)

2016-07-16 21:57:22 | ②京都(桜と紅葉・紫陽花は除く)

祇園祭は今日が宵山です。恐ろしく混んでいることでしょうね。

阪急では宵々山、宵山の日に夜の臨時便を出してました。すごいなぁ。みんな行くのね。

伝統と歴史と美しい花々や芸術に囲まれた京都。そこでのお祭りといえば絶対に行きたい!と思うものですが、

京都は暑い!しかも土地勘がないため逃げられない。というわけで祇園祭にはどうも縁がございません。

幼いころに、母に連れられて宵山などに行ったことがあるらしい(覚えていない)のですが・・あと大学時代に京都在住の友人宅に泊まって宵山を見に行ったかな・・・。

でも、雰囲気は味わいたいな・・と思っていたらお稚児舞披露のお誘いがあったので、5日に行ってきました。

2時半に長刀鉾保存会前で友人と間違わせ。いつもの京都の達人Cさんです。

3時15分から開始でしたが、すでに開催される建物の前の通りと、とおりの向こうも人が・・・早いです

あ!!と思っていたら私のそばをお稚児さんが通ってゆきました、あわてて撮影

後ろから続くのは、この御稚児舞の3人の親族の方々かな。

その後ろから、本当にお顔をお召し物も美しい女性の方が・・・御親族の方々でしょう。

ここの2階で神事が行われます。マスコミの方々がいっぱいいました。私たちもマスコミ並に早くにならんていたようです(笑)

さて、いよいよですね。。

禿(かむろ)の2人が出てきました。

お稚児さん登場 お稚児さんは「生き神様」として、祇園祭中には独特のしきたりを守って生活をします。

今年のおちごさんは、ヤサカ観光バスの御子息。2人の禿のうち1人は彼の兄弟です。

生き稚児に2人の禿(家来)を従えて鉾に乗っている正統は鉾はのは、この長刀鉾だけです。

他の鉾は人形を乗せているか、綾傘鉾のように6人のお稚児さんを乗せているか、だそうです。

この御稚児舞は鉾から体を乗り出して舞います。

太平の舞です。コマ送りのように撮っております。ご覧下さい

今年の稚児の粂田龍志(りゅうしん)君(11) なかなか美しいお顔立ちです

クジャクの羽根を飾った蝶(ちょう)蜻蛉(とんぼ)の冠が見えますか?

補佐役の禿(かむろ)2人を従えてます。 お稚児さんの弟さん 宗政君(4年生)

もう一人は 森英麿君(2年生)です。 親同士が知り合いのため、家族ぐるみのお付き合いをしてて仲良しらしい

この日は37度でした。後からニュースで知ってビックリ。ポカリの900mlを飲み干したはずだ。。

サンダルを履いていたのですが、アスファルトの熱が直接足に伝わってきて足が熱かったですもん。

汗もかかず、キリっとした少年たち。

私は汗が足まで伝わっていってるのを感じ、ビックリしてました、どんだけ汗かいてんの!

ゆっくりとした優雅な舞を何度も繰り返します。

私は上を向きすぎて、首が痛くなってきております。

この鼓をポンっと叩く音も聞こえる距離におりました。

まわりの喧騒はよそに、上品に音が鳴ります。 

最初は左から右へ、、、次は右から左へ舞います。

左から右へ行くときに、右側の禿がうちわ?でサポート。2年生の禿さん、よくぞ集中できるものだと感心します。

この舞で巡行する道を清め、厄病を退散させます。

祇園祭の由来は、869年に都をはじめ国々に疫病が流行し、人々がこれを牛頭天王の祟りとして恐れました。そこで国の数と同じ66本矛を立てて祭りを行い、神輿を神泉苑に送って疫神の祟りを払おうとしたのが始まりです。

お稚児さんの着物の柄がわかりますか? 鶴が描かれた振り袖と裃(かみしも)を身につけてます。

この日は2階から身を乗り出して舞を舞うお稚児さん

本番は山鉾の上から身を乗り出して舞います。

ですので、しっかりと大人が支えてあげないと落ちてしまう。大人も大変です

お稚児さんのご両親はは、本人の羽織はかまや着物を新調、行事の後の宴会費用、参加者のハイヤー代、謝礼などまですべて
自己負担。お稚児さんにかかる費用は2千万はくだらないとか・・・だから名家のお子息がなるのですね。

生き神様だから、女性が作ったものが食べられないので、父上がすべて面倒を見ないといけない。

生き神様は公の場では地面に足がつかないように抱きかかえて移動するのだそうな。あ、さっき私の前を歩いていたけどあれは例外。公じゃないし。

 

つまりお稚児さんのご両親は祇園祭の7月は仕事全般ができないんでしょうね。お稚児さんの面倒を見る大役があるわけだから・・。父上も大変だけど、何かと行事があるので母上なども大変なんだそうです。着物も沢山必要でしょうね。。

男の子だと祇園祭のお稚児さんと禿、

女の子なら葵祭の斎王代が京都のステイタスなのかなぁ。すごいな。

本当にお人形さんみたいな顔も禿。。。カメラ目線のこの方は、お父様?

20分ほどの舞もそろそろ終了です。この間にかなり厚かましい中華系の方が私たちの前に割り込んできて、無理やり場所を取ろうとして驚きました。マナーが悪すぎます。注意しても無視、英語で注意した友人の声も無視。周りから怒られても聞こえないふり・・・。日本の伝統行事の前であの行動はやめていただきたい。空気が読めないというか、自分さえよければいいという行動は、本国以外ではおやめになったほうがいいですよ。

この御稚児舞が始まる前に、節分祭りのイベントでお世話になったTさんにバッタリ遭遇。FBでつながっていて今日このイベントに来ることは知っていたけど、まさか同じ場所に来られるとは・・・驚いた(笑)

それから10分後には同じ節分祭で知り合った京都にお住まいのYさんに再会。これまたFBで来られることは知っていたけど・・よくぞ出会えるものです。この後一緒にお稚児舞を見て、その後はYさんの了解でオープンしたばかりの隠れ家ホテルのレセプションへ・・・

2月の雪が降るほど寒い節分祭に出会い、その後はFBを通じてつながってはいたけれど、再会したのは初めてでした。5か月ぶりです。よくぞ一番寒い時期と暑い時期に・・・!と笑いあったのでした。

四条通からほど近い場所にお住まいなので、このあたりの素敵なお店を紹介してもらったり・・

伊右衛門のお店でお茶しつつ、いろいろなお話もできて楽しい一日でした。 Cさん撮影分いただきました。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (延岡の山歩人K)
2016-07-17 08:16:58
京都の祇園祭
あまりにも有名なお祭りですね

自分は行ったこと 一度もありません
どちらかといえば 混雑は苦手なもので・・・(^^)/
大変な人混みでしょうね




Kさんへ (ジョー)
2016-07-17 12:04:32
おはようございます。
祇園祭は日本三大祭りの一つなので
日本だけじゃなくて外国からも人が見るようですね。
天神祭よりも多いのでは?と思うので、まだ本番の山鉾巡行を見に行ったことがありません。平日開催の日にぜひ見にいってみたいです。
実は金曜に宵々山に行ったのですが、人酔いしました。宵山はもっとひどかったようで、、、恐ろしいです。

いつもコメントありがとうございます

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