Walk for a cure

自己満足系我儘日記

最近のニュースから

2005-08-31 | 医療
がん治療、地域格差改善へ「支援センター」 厚労省方針
朝日新聞

がん医療の均沾化、地域拠点病院の整備などは、がんに限らずGISTや他の悪性腫瘍の患者にとっても大きな問題で、患者会などからも繰り返し要求がだされていました。
これを受けて厚労省は来年度のがん医療に関する予算を前年比4割増の202億円で概算要求しています。また、がん対策推進本部も設置され、これらの問題に取り組む姿勢です。


短信:がん医療のための教育ネット発足
毎日新聞

がん医療従事者向けではありますが、会費を払えば一般の人も利用できるようです。


良質ながん情報を患者に 厚労省、情報ネット構築へ(共同通信)

最初のニュースと共通する部分ですが、これも患者会のみなさんの努力が実った形です。PDQの日本語版などもでき、患者が情報を集めやすくなってきました。


がん予防・検診研究センター、高精度検診で高い発見率
(2005年8月29日 読売新聞)

GISTは自覚症状がないため、発見されたときにはかなりの大きさになっていることが
多い病気です。普段からのこういった検診を受けることが早期発見につながります。
PETも保険適用となり、一般的になりつつあります。(それでもまだ高いですが・・)


患者130万人の声 公約前進(2005年8月29日 読売新聞)

本田記者の言われる通り、がん関係者の票は大きいです。でも、本当に実現してもらえるのか?という疑問も付きまといます。私も今回からは、これまでの実績なども見た上で、新しい視点をもって候補者選びに臨みたいと思います。








がん征圧をめざす市民公開シンポジウム?

2005-08-31 | 日記
今回のシンポジウムに参加して感じたことです。

がんや悪性腫瘍に関する治療法は明らかに進歩してきています。

プログラム3などは、まさにその最先端といった感じでした。

そして、文部科学省によるトランスレーショナルリサーチ事業の推進にも注目したので

すが、アメリカではグリベックの治験を草案から実施までを、わずか1ヶ月で行ったという

事ですが、最近、日本でのスーテントの治験を見ていると、設定人数も少なく、時間も

かかってしまっているように思います。これもこの事業の一環なのですから、国と製薬

会社、研究者が協力して、もっと迅速に進めていただきたいです。また、予算の枠を広

げて、キュア・サルコーマで紹介されているような対象となる患者の数が少ない治療法

であってもバックアップができるような体制作りをお願いしたいです。


ともあれ、PDQ(アメリカNCIによる世界最大の医療情報検索サイト)の日本語

版など、患者向けの情報サービスが増え、患者の病気に対する知識も上がってきてい

ます。これまでの受身の治療から、患者自身が参加していく治療へと、日本も変わって

きているのだなと強く感じました。自分自身の病気を知る、治験情報を得る、治療を含

めた現在の自分の状況を国際的な標準と比べる、情報をもとに家族で話し合う、疑問

があれば医師にぶつける、そんな、ある意味本来の治療の姿というものが見えてきた

ように思います。





がん征圧をめざす市民公開シンポジウム?

2005-08-29 | 日記
8月28日、パシフィコ横浜で行われた
「がん征圧をめざす市民公開シンポジウム」に参加してきました。

このような集会への参加は初めての経験です。

当日のプログラムは次の通りです。


1・・・がん治療の今日

乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、それぞれの
標準治療と治療成績が紹介されました。

2・・・がん診断、治療の最前線

PET検診の事やアメリカでの抗がん剤治療の様子
が紹介されました。




3・・・がん治療の明日

?) がんウィルス療法
?) がん免疫療法
?) がんワクチン
?) テーラーメード医療

(文部科学省がんトランスレーショナルリサーチ事業)

4・・・がん治療開発の歴史と今後の展望

Southwest Oncology Group(SWOG。米国の臨床試験ネットワーク)
から講師を招いてのパネルディスカッション。


5・・・米国国立がん研究所(NCI)のがん制圧戦略とPDQ

がん情報サイト、PDQ日本語版も紹介されました。

6・・・がん征圧市民基金

?) アメリカにおけるがん征圧支援と基金協力開発の対策
?) 患者会からの意見と希望 (JCPC 山崎文昭さんの公演)

7・・・がん征圧市民基金の提案


と・いった非常に内容の濃い、すばらしいシンポジウムでした。

にも拘わらず、空席が目立ったのが残念で仕方ありません。もったいない

事です。


トランスレーショナルリサーチ : 文部科学省が推進するこの「TR」とは、新しい医療を開発し臨床の場で試用(治験など)してその有効性と安全性を確認し、日常医療へ迅速に応用させていくまでの一連の研究過程をさします。

PDQ : 米国国立がん研究所が世界中の内科的(主に癌)情報を編集し、医療従事者、患者向けに配信する情報サイト。今回日本語版がリリースされ、翻訳版に加え、薬剤情報、国内治験情報、治療成績(現在は京都大学医学部付属病院のみ)などが公開されています。






ついに・・・

2005-08-26 | 日記
奥さんの飲んでいるグリベックが錠剤に変わりました。
まだまだ先かなぁ~と思っていたのですが、意外と早く切り替わりました。
まぁ・・病院にもよるでしょうが、徐々に普及していくでしょう。



うちの奥さんの場合ですが、カプセルは胸のところに痞える感じがして、気分が悪かったそうなのですが、錠剤ではそれがなく、とても飲みやすいと言っていました。写真でわかるように、だいぶ小さくなりましたね。










★「消化管GISTの診断と治療」...

2005-08-24 | その他の情報
(*^.^*)「RINDOW 茶屋」 ~ 生きる ~ の、ビードロのお夾さんからGIST関連の情報ならびに、ブログ紹介をしていただきました。
国立がんセンターによる医療従事者むけのものではありますが、GISTの概要、グリベック耐性に関する対応、新薬スーテント(SU11248)などが、取り上げられています。