カンボジアではベトナムに居た時よりもカシューの木を見る機会が多いのですが、ラタナキリはカンボジア・カシューナッツの主要産地であるようで、ベトナム国境に向かう78号線でも見ることが出来ました。
カシューナッツの輸出量は今やベトナムが世界一だとか。それも1980年代の初頭に栽培面積1,000ヘクタールから始まったものです。ラタナキリでのカシュー栽培も隣接するベトナムとの関係で始まったまのなのでしょうか?
種が果実の外に付き、しかも初めは種の方が実よりも小さい。
実は赤くなるものと黄色になるものの2種類あるようです。
落ちたカシューナッツを拾い集める人が居ました。雰囲気的には他所から来て他人の土地の収穫残りを拾っている感じで農作業というものではありませんでした。
州都バンルン(Banlung)から北に進む道路上、OuChum地区でカシューナッツを集荷している姿がありました。
人々が次々にカシュウナッツを持って来て、その場で仲買人が現金で買い取っていました。1~2kg程度の少量でも可。値段を訊くと1kg3,200リエル(66円)だそうです。
これだと庭に植えたカシューの木から採れたナッツでも現金化できるということのようです。重量を計るだけで品質チェックはしてない様子でした。