住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

にわ

2010-11-17 02:08:48 | その他
大学の先生になりました。
今年の10月9日開校の「東京にしがわ大学」略して「にわ大」。ここの先生です。といっても、堅苦しいものでなく、町がキャンパスになり、住む人や興味がある人が生徒になったり先生になったりというもの。あの「シブヤ大学」の姉妹(校)の先生なのです。

http://www.tokyo-nishigawa.net/collection/

ここに書かれている授業の内容はあくまで仮です。自分自身が授業を通して、この東京のにしがわを見つめなおす機会になりそうです。それから、なぜか八王子市の地域コーディネーターにもなってます。住んでいる視点からいろいろな八王子を紹介出来たら嬉しいですね。みなさんも一緒にどうですか?



と、4年前に引渡した多摩丘陵にたつ、「階段箪笥の家」の屋根に昇りながら、いろいろ思ったのでした。。
「うん?あれ、スカイツリ-??ほら~」

=戸田晃建築設計事務所=

秋刀魚

2010-11-16 11:48:59 | 我が家の庭
うちの設計事務所は、1に挨拶を欠かさず元気よく 2にちょっとしたものは自分で作り 3に火がおこせ、 4に設計!あれ?住宅を設計する事務所ですから、設計はもちろんのこと、人との付き合い方、生活についてのあれこれが大事なんですよ~

とか言ってると、あ~っ、さんまが焦げる!



所員に、特別所員の娘がテキト-に用意したシート持参で加わり、事務所の駐車場で夕食。



こちらは先週日曜日、磯沼さん家で生まれた烏骨鶏の雛を、カウガールの娘がお世話している の図。その日は牛の堆肥の袋ずめをしていたらしく、爪の間に堆肥がつまっているのが、我が子ながらかっこいい~

=戸田晃建築設計事務所=

散歩

2010-11-14 13:39:16 | よその庭
娘とバードウォッチングしてきました。
ここは深い森の中の様ではありますが、実は、八王子駅に程近い、住宅街の一角にある都立公園の中にあります。



カワラヒナ・シメ・アオジから、我が家でもおなじみのシジュウカラやコゲラまで、いろいろ見れるはずですが、鳥の姿をあまり見かけずじまいでした。



そうそう、カラスはいました。たくさんの啼き声がしていました。
遊歩道の前を歩く娘のすぐ近くにカラスの声はすれど姿が見えず、おかしいなと思っていると、その声の主は娘だった。どうやら娘は一方的にカラスに話しかけているらしい。中には答えている(らしい)ものもいるので、何かが伝わっているのか??



湧水はせせらぎになり、下流の弁天池に流れこんでいる。この湧水は「東京の名湧水57選」にもなっているらしい。
近場での休日、ちょっとした旅のようでした。

=戸田晃建築設計事務所=

なじむ

2010-11-13 15:49:15 | 建築
階段箪笥の家に伺いました。

久しぶりに会ったR君、もう中学生なんだ~
家の打ち合わせの時、よく一緒についてきてくれて、事務所の黒板に色々書いてくれました。今でも残っていますよ。その絵。
以前、我が家を紹介してくれたニド(10号)という雑誌にも、その黒板の絵が大きく写ってます。

引き渡しから4年。いろいろなものが、すっかり馴染んでいました。いや馴染むというよりそのものという感じ。
家もいろいろいじられ楽しまれ、幸せそうでした。お風呂もいろいろ楽しそうでしたよ。機会があったらもっと紹介したいほどです。。。
              

                     

=戸田晃建築設計事務所=

木遣り

2010-11-12 16:57:17 | 建築
雨が何とかもった10月吉日、H邸上棟しました。

それにしても、木造の上棟はドラマチックです。なんたって基礎しかなかったその場所に、一日で家の骨組みが建っちゃいます。ブルーシートか何かで外を囲えば住めちゃいそうです。(笑) 何十年この仕事をしていてもやっぱりこの日は感動しちゃいます。

丘の上に建つこのお宅。足場の上から見る相模湾もまた格別。

大地への感謝の気持ちとともに、「これからもますますのご繁栄と、みなさまの安全を祈願いたします。」鳶頭の唄う木遣には、自然にそう思える力があるみたいです。

おめでとうございます。





=戸田晃建築設計事務所=