ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

ふたりでできる学び

2017年04月05日 | ⓴ ホームエデュケーション

仕事の帰りが遅くなると

「寂しかったよ」

と息子が言うので、

仕事の予定が入っていると

「明日も仕事なの?寂しいな」

と息子が言うので、

おとといの月曜日は「6時には帰るよ」って言って出かけて

超・超 スピードアップして終わらせて、さらに夕飯は好物を、と買い物して

早く、早くと小走りで「ただいま~~~」って、

ほーら、おまたせ お母さんが来たよー 

もう寂しくないよー 的なノリでふすまを開けたら

 

「え!?もう帰って来たの? 早くない? 6時に終わってそれから帰ると思ってた。

 これから一人でやりたいことあったのに、

 母さん帰ってきてやる気が失せた

と言われました。

かちん。

 

息子は思ったことを正直に言っただけなのに 

なぜ母が怒っているのかわからないんだそうだ。

え?なんで怒るの?僕だったら「ああそう」って思うだけだよ。

イヤミのつもりもないんだけれど(そう、イヤミは言わない人)

逆にショック、母さんが傷つくことが、と。

 

冷静に考えて、

私も勝手な解釈で、息子が喜ぶと決めつけてた。

毎回寂しいのだと決めつけていた。

そうではない日もたくさんあるのに、

お母さんの思いが伝わっていない 喜ばせたくて帰ってきたのに と言って

息子を責めてしまった。

そんなのは私の勝手、

私の方も、息子の思いがわからなかったのは同じ。

 

 

ということを、息子と互いに説明し合った。

あなたにこう言われたから、私はこういう風に受け取ったんだよ。

僕にはそういうことがよくわからないけど、母さんはそうだったんだね。

さっきはごめんね。

こちらこそごめんね。

そしてこれからもこういう伝え合いを大事にしていこうね、と話し合った。

 

相手にも気持ちがあること。

それを思ってみること。

でも、思ったことと相手の本当の気持ちは違うかもしれないから

相手にちゃんときくこと。

自分の気持ちも話すこと。

自分しか見えなくならないように。

まあ そんな感じ。