若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

世に棲む日日

2004年08月13日 | 読んでる十四代目
世に棲む日日 (1)

文芸春秋

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新撰組なら司馬遼太郎の「燃えよ剣」は良いデスよ。

司馬遼太郎は好きデス。学生の頃「竜馬が行く」ではまりましたが、同じような経験を持つ人は多いでしょうね。いくつも好きな作品がありますがその一つ、「世に棲む日日」は大好きです。もともと吉田松陰が好きだったのですが、この本を読んで高杉晋作のファンにもなりました。松蔭も晋作も「狂」という字であらわしたいほど、自分の生き方を貫いている。そんな姿に憧れずにいられません。

今の僕らと同世代の人間が世の中を転換するそのダイナミズムが時代を超えて幕末という時代を魅了するのでしょう。・・・が、みんな早死にしてますよね~。陽明学を学ぶものは早死にするってジンクスでもあるんじゃないかな。

先日、永松先輩とある会合でご一緒したとき車に同乗させていただいたら、車内に司馬遼太郎の「太閤記」が。ボロボロになって読み込まれた感があった。うれしいなぁ、こういうの。

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