カラボスも倒した、3幕は結婚式のパーティです。
チャイコフスキーのウキウキする華やかな音楽
宝石のパ・ド・カトル
フロリナ王女と青い鳥
お話は、残念ながら 知られていませんが
曲はチャーミングです、振りは地味です。なのに難しい。
ソロのパートはジュニアのコンクールでよく踊られるのですが
男女とも小鳥の軽さを表現するのが、プロの見せ所です。
長靴を履いた猫と白い猫の踊り
赤ずきんとオオカミの踊り
シンデレラとフォーチュン王子
どれも音楽だけでシーンが想像できるドラマチックな曲なのに
おしいぐらい曲が短い・・
そして、お待たせしました。
主役のパ・ド・ドゥ です。
プティパの振りは、きっちり、正確に、優雅に、かつ重厚に、華やかに・・
と沢山要求されます。
楽しい踊りというよりは、儀式性が強い?
伸び伸びしたリラの精の踊りと対照的です。
一組おわるごとにレヴェランスがあるのも、長くなる要因です。
けれど、拍手したくなる気持ちも良くわかります。