1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

翻訳書が出版されました

2009-12-18 13:40:21 | すいかの芽
共訳で訳出したアメリカの児童福祉関連の翻訳書が刊行されました。

ここで本のタイトルを公表して宣伝なんかしてみたいのですが、共訳者の了解を取っていないのと、そもそもこのブログ自体を匿名で書いているということがあるので、差し控えます 

本書のテーマは、アメリカの児童福祉領域における「レジリエンス」という概念の理論と実際です。「レジリエンス」というのは、貧困、虐待、障害、学校不適応等の子どもの発達を阻害するような困難な状況を乗り越える、子どもの力のことをさします。きびしい家族関係や地域の環境のなかにある子どもたちも、ひとりひとりかけがえのない存在であり、素晴らしい能力を持っている。その能力が最大限に発揮できるように、ソーシャルワーカーや学校の教師、その他の周囲の大人ができることについて書かれています。

翻訳は、学術的にみると評価が低いので(しょせんは他人が考えて書いたものを、日本語に置き換えるだけ、だから)、出版したからといって大騒ぎするようなことではないのかもしれません。

でも、個人的には、2年以上かかってやっと形になった大切な本。ここに至るまでに、本当に多くのことを学びました。学術的なことはもちろんですが、サポートしてくれる友人や家族がいることの大切さ(こう書いてしまうとえらく月並みだけれど、これは孤独な翻訳作業を進める大きな原動力になりました)とか、限られた時間と体力で、いかに効果的に計画をすすめていくか(これは失敗ばかりでしたが)とか。

いまは、やっとスタートラインに立てたという気持ちでいます。この訳本の価値だって、これからの自分の研究次第でどうにでもなること。大それたことはできないけれど、この本を起点にコツコツと研究を積み重ねていって、その成果を少しずつ、子どもとその家族の幸せのために還元できればいいなあと思っています

いちおう「レジリエンス すいかの本名」で検索すると、出版社のHPにヒットします。書名が分かったら、ご近所の図書館でリクエストカード書いてくださーい もし、お知り合いで対人援助専門職に携わる方がいらっしゃれば、ご紹介してくださるとうれしいです

最後になりましたが、日記やメール、ネットのツールで宣伝・紹介してくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました

追記:コメントにもありますように、大変高額なのです(だから「買ってください!」と書けない…)。ただ、もしも、もしも、もしもですが、お仕事の関係なんかで「買う!」という方がいらっしゃったら、ご一報ください。焼け石に水ていどですが、著者割引でお求めいただけます(個人購入の場合)。

救世主あらわる?!

2009-12-06 15:48:56 | kimono
っても、イエス・キリストの話ではありません。

前々回の記事で「もう1ミリだって太れない」と書いてから、早くも2週間以上が経過。その後、現状維持どころか、なんとなく“大きくなっている”かんじ。もう、細かいことは気にしない(ヤケ)、でも、着ていく服とはきちんと向き合わねば、とうじうじしていたところ、新婦である友人から披露宴の受付を申しつかりました。で、諸般の事情を鑑みましてワタクシ、、、


振袖で、出席することにいたしました

アラフォーですが、何か

ま、冗談抜きで、さすがに振袖を着られるのも最後だと思いますので、思いっきり楽しんじゃおうと、いまからわくわくしています

で、もうお分かりかと思いますが、タイトルの「救世主」って着物のことなんです。だって、体型選ばないんだもの~、ていうかむしろわたしのような自前の襦袢(=肉襦袢)のあるひとウェルカムなかんじなんだもの~ ビバ着物!!


あ、ええ、分かっています、根本的には何の解決にもなっていないことは…… あ~、本気でダイエットしよう!

と書いたところで、有機栽培で育てたサツマイモが焼き上がったようなので、ダイエットは、明日から~ ←こればっかり



追記:こんなところで告知するのも野暮ですが、少し前からTwitterFacebook始めてます。ブログを書くほどでもないけれど…という日々のあれこれは、この2つに投稿することが増えてます(このブログのポスト数が減ってるのは、それも一因かも?)。本名で登録しているので、すでに始めてる方、いまから始める方、よろしくお願いします~