中国語学習記録~試験でモチベーションを維持しよう!

2006年から趣味で始めた中国語。各種試験に向けての計画、実行、結果を綴っていきます。

中検2級を受けてきました(2009年3月)(3)~結果分析(2)

2009-03-30 23:37:50 | 中国語検定

2009/3/22実施・第67回中国語検定試験2級:結果分析の筆記編(2)です。
前項筆記編(1)の続きで、筆記の.、.についての結果分析です。

~(再掲)筆記の自己採点結果~
(正式結果ではありません)

 <筆記>
1.
 15点/24点(10問)・・・長文問題。穴埋め、ピンイン、読解。
2. 16点/20点(10問)・・・正しい文を選択する問題(5問)と語釈問題(5問)
3. 14点/20点(10問)・・・空欄の穴埋め問題
4. 16点/16点( 6問)・・・長文問題。穴埋め、読解。
5. 10点/20点( 5問)・・・和文中訳問題 前々項から修正しました。

今回の筆記問題は、上記のような形式で出題されました。
問題形式、問題数ともに前回と全く同じでした。

4.長文問題・・・16点/16点 前回7点(+9点)

6問のうち、穴埋め4問、読解2問です。

今回は望外の結果でした。読解は1問悩ましい問題がありましたが、難易度は前回並みだったと思います。
また、穴埋めは逆の意味でのひっかけがありました。
「①一举一动」「②一点一滴」「③一针一钱」「④一分一毫」が選択肢になっていたのですが、日本語でもよく使う①が正答でした。「①が正解だったら、あまりにも当たり前すぎる」と考えて、ちょっと躊躇したのですが、こういうこともあるのですね。
(私が問題作成者なら、こういう出題はしませんが・・・。)

このパートは3点問題の割合が6問中4問と高く、2問間違えただけで10/16点(62.5%)と、7割を大きく割ってしまう可能性があります。
ここで2問落としてしまうと結構痛いので、次回も注意したいと思います。


5.和文中訳・・・10点/20点 前回16点(△6点)

前回よりもやや難しくなった感触ですが、過去までさかのぼると、どちらかというと易しい方でしょうか。
中検の公式ページで解答が公表されたので、改めて自己採点し直しました。

(1)問題:ここには彼は一度も来たことがない。
(2)問題:その塩、取ってもらえませんか。
(3)問題:友達の話では、この映画は面白いそうです。
(4)問題:そんなに無理することはないよ。
(5)問題:もし1億円当たったら、何をしよう。

(1)解答:他从来没来过这儿。・・・・・・・・・・・・予想1点
  模範解答:这儿他一次也(/都)没来过。
(2)解答:请把那个盐拿来。・・・・・・・・・・・・・・予想2点
  模範解答:你能不能把那个盐递给我一下?
(3)解答:我朋友说,这部电影很有意思。・・・予想2
  模範解答:听朋友说这部电影(很)有意思。
(4)解答:你别那么勉强。・・・・・・・・・・・・・・・・・・予想4点
  模範解答:不必(/不用)那么勉强。
(5)解答:要是选中一亿日元,我干什么?・・・予想1点
  模範解答:如果中了一亿日元,我干什么呢?

#模範解答は、中検公式ページより。

(1)
はサービス問題でしょう。常用の、「一~也(/都)没・・・」の構文です。
文法的には間違っていないので、1~2点はあると思いますが、ニュアンスは外しています。
これが書けないのはちょっとイカンですね。

(2)は、こう書くのであれば、「拿过来」(ホウメイの模範解答より。)ですかね。あと、「盐」の漢字も間違えたので、甘く見ても2点です。

(3)はもったいなかった。「听(~)说」の用法は理解していたので、できたはずの問題でした。後半部分が合っているので、2点くらいくれるかどうか?

(4)は、全然思いつかず、知っている「別那么~」の文型にうろ覚えの「勉强」をあてはめただけでした。全く自信なし。が、なんと、この使い方でよかったようです。
最初の自己採点時には、実用中国語学院の模範解答「没必要那么卖力啊!」を見て、0点としていたのですが、4点取れているのでは?

(5)はやらかしてしまいました。最初は、「选」は入れていなかったのですが、「中」だけではあまりにもそっけなかったので飾りをつけたくなってしまいました。飾りをつけるなら、後ろに「了」を付けておけばよかったんですね。動詞の間違いは致命的です。この文章で中国人に話しかけても、全く意図は通じないでしょうね。
また、最後の「呢」も、一度書いてから消していました。必須かどうかはよくわかりませんが、ないと「何をしよう?」というニュアンスが出ないような気がします。
ので、ここは1点としました。

さて、最初の自己採点の記事では、中訳問題のパートは6点としていたのですが、上述のとおり、(4)を0点⇒4点としたので、10点に修正します。(それでも、前回は16点だったので大幅ダウンです。)

すると・・・。

なんと、合計71点となり、合格基準点を超えています

リスニングが60点なのが惜しいところです。通常は、リスニングの方が平均点が高く、多くの人は筆記がネックになるのですが。

だんだん合格ラインが目に見えてきました。

 

次回結果分析リスニング編に続く。


中検2級を受けてきました(2009年3月)(2)~結果分析(1)

2009-03-29 20:31:37 | 中国語検定

2009/3/22実施・第67回中国語検定試験2級:結果分析の筆記編(1)です。

前項で自己採点した結果にもとづいて、筆記問題の.について分析します。

~筆記の自己採点結果~
(正式結果ではありません。)

 <筆記>
1.
 15点/24点(10問)・・・長文問題。穴埋め、ピンイン、読解。
2. 16点/20点(10問)・・・正しい文を選択する問題(5問)と語釈問題(5問)
3. 14点/20点(10問)・・・空欄の穴埋め問題
4. 16点/16点( 6問)・・・長文問題。穴埋め、読解。
5. 10点/20点( 5問)・・・和文中訳問題 前項から修正しました。

今回の筆記問題は、上記のような形式で出題されました。
問題形式、問題数ともに前回と全く同じでした。

1.長文問題・・・15点/24点 前回19点(△4点)

穴埋め7問・・・不正解3問
ピンイン1問・・・不正解1問
読解2問・・・不正解ゼロ問

3点問題が4問あります。(穴埋めで1問、ピンイン、読解2問。)

このパートは、18点狙いでしたが、4問間違い、前回よりも点を落としてしまいました。もう1問とっておきたかったところです。
でも、不正解だった穴埋め3問は、私の現在の実力に照らすと、納得できるものでした。
ピンインは、やっぱり間違えました。(「熬夜」の声調。)
このパートは前回よりも難化していたと思います。

2.(1)(正文選択5問)・・・10点/10点 前回8点(+2点)

正しい文を選ぶ問題です。
4問はそれなりの自信を持って答え、1問は自信無しでしたが、5問とも正解でした。前回よりも簡単に感じましたが、これは問題が簡単になったこともあると思いますが、自身の文法力が上がったことが寄与していると判断しています。
このパートは4問は取っておきたいところでしたが、貯金できました。

2.(2)(語釈5問)・・・6点/10点 前回6点(±0点)

前回最も難しく感じたパートです。今回も難易度は同程度だったと思います。3問をキープする目標でしたが、クリアできました。

今回は「团团转」「卖力气」「看热闹」「伤脑筋」「没说的」それぞれの意味を正確に説明している説明文を選ぶものでした。
意味を知っていたのは「伤脑筋」と「没说的」。前回よりも1問増えました。
間違えたのは「卖力气」「看热闹」です。「看热闹」は、「おぼえておきたい中国語慣用語300」に出ている慣用語だったので、ちょっともったいなかったです。

なお、同書からは、「团团转」「看热闹」「伤脑筋」が出題されていました。結構な出題率だと思います。このパートは類推が効くので、慣用語を知らなければ解けないというわけではありませんが、同書を完全にやっておけば、3問はなんとかなりそうな感じです。

3.空欄穴埋め問題・・・14点/20点 前回12点(+2点)

文章の空欄に穴埋めする問題です。
正解した7問中、自信ありが4問、2択に絞って正解が2問、全くの勘(※)が1問。
間違えた3問は、用法をきちんと理解していなかった語彙なので仕方ありません。

このパートは14点を目標にしていたのでその点はよかったのですが、自信ありの問題がたった4問では危なっかしいことこの上ありません
次回に向けては、
 ・確実に6問をとれるようにする
 ・残り4問を2択まで絞ることによって2問上積み(=16点を目標)
というシナリオに書きなおします。

さて、ここまでの1.~3.で、今回の結果は45点/64点 = 70.3% でした。
(前回も同じ45点。ただし結果分析時は仮の点数だったため44点としていました。

合格基準点の7割に達しているとはいえ、安心できる点数ではありません。やはり前回分析したとおり、ここまでのところで、75%=48点を取ることを目指す必要があると思います。


次項結果分析の筆記編(2)に続く。

 

(※)こういう問題でした。

我刚醒来就听见有人( )地敲门。
①汪汪汪
②喔喔喔
③呯呯呯
④哗哗哗

門を敲く擬音語を答える問題。
すべて見たことがない漢字だったのですが、漢字の旁(つくり)の部分が音をあらわしていることは容易に想像できるため、クイズ感覚で解くことができました。

①は犬の鳴き声。
②は鶏の鳴き声。
③は門などをたたく音。
④は雨の降る音。

・・・だそうです。日本語の「ワンワン」「コッココッコ(コケコッコ)」「ドンドン」「ザーザー」と比べると面白いですね。

 

ぺこりったさんへ(私信)

メッセージ拝見しました。もちろんOKですよ!(返信しましたがエラーで届かなかったようなので、こちらに書きました。)


中検2級を受けてきました(2009年3月)(1)~自己採点

2009-03-22 17:44:14 | 中国語検定

本日(2009/3/22)中国語検定2級(第67回)を受けてきました。
2008/11/23の第66回以来、2度目の中検2級受験です。

前回は様子見でしたが、2009年は受かることが目標です。

・・・とはいえ、肝心の実力の方はといえば、現時点で冷静に自己診断すると、合格可能性20%といったところです。
5回受けて1回受かる程度の実力では、問題がよほど簡単でないと合格はおぼつかないでしょう。
(今回は合格可能性30%くらいまで伸ばしたかったのですが、思うようにいきませんでした。)

さて、今回は、「実用中国語学院」で出されていた解答速報で自己採点します。
前回まで速報を出していた「ホウメイ中国語教室」「名古屋外国語学院」では、
3/22 17:00時点ではまだ出ていませんでした。どうしたのでしょうか?
(20:30頃確認したところ、ホウメイも出ました。http://www.hmkchina.jp/kentei/20090367222.html

なにやらきな臭い香りもしますが、触れずにおきます。

 

~試験当日の解答速報による自己採点結果~
※参考情報であり、正式な結果ではありません。

<リスニング>
 1. 20/25(5問)
 2. 25/25(5問)
 3. 10/25(5問)
 4.  5/25(5問)
 --------------
合計 60/100 合格基準点(70点):未到達

 <筆記>
 1. 15/24(10問)
 2. 16/20(10問)
 3. 14/20(10問)
 4. 16/16( 6問)
 5.  6/20( 5問)
 --------------
合計 67/100 合格基準点(70点):未到達

※中検合格のためにはリスニングと筆記の両方において、合格基準点を上回る必要あり。

・・・前回の結果とほとんど同じです。 

リスニングは、前回と同じく、1.が45点、2.が15点。
相変わらず2.でつまづいています

筆記は、1.~4.で60点、5.の和文中訳で10点を取る戦略でしたが、1.~4.については、見事、もくろみどおりの点が取れていました
が、前回は16点だったの中訳が壊滅でした。

難易度が大きく変動するのが中検の特徴ですが、前回の第67回と比べて、

 リスニング:難化(予想平均点 65点 前回平均点 71.2点)
 筆記   :難化(予想平均点 55点 前回平均点 59.0点)

という感触です。(私の勘が極めて信頼がおけるということについては、過去のブログ記事にて証明済みです!) 大嘘

残念ながら、今回は易しい回ではなかったようです。

でも、前回とほぼ同じ点が取れていたということは、相対的には実力は上がっていることになりますね。
とりあえず、前向きにとらえることにします


※結果分析は次項にて。


C.TESTを受けてきました(2009年3月)(1)

2009-03-15 23:16:44 | C.TEST

2009年の中国語試験のスタートを切って、本日3/15(日)にC.TESTを受けてきました。

なにしろ、2008年の後半は3か月半の間に6つもの試験を受けるということをやったので、ずいぶん久しぶりに試験を受けた気がしました。

今回は、同日午後にHSKも開催されていた(東京・大阪のみ)せいか、東京会場(新宿:工学院大学)では、前回2008年12月の29名よりも少ない20名でした。
数えてみると、実際の受験者は12名(男6名、女6名)。ちょっとさびしい人数ですね。

4500円(AD級)と安い受験料にもかかわらず、多くの長所がある試験です。
次回試験は6月7日(日)で、TECCの開催日と重なっていますが、TECCでは少し物足りないと感じられる方には受けてみられてはいかがでしょうか(かくいう私は、6月はTECCの方を受けるのですが・・・。)

試験内容については、追って書いていきたいと思います。


※最近ブログの更新が滞っています。ご来訪くださっている方々、ごめんなさい。
2~4月は仕事の最繁忙期で、2008年は大幅に学習時間が落ちたのですが、今年は去年以上には学習しています。
目の前に年度替わりも迫っており、忙しくなる方も大勢いらっしゃると思います。

がんばりましょう!