SUBARUのラトビア便り。

ラトビアの伝統・人・自然・暮らし、全てが大好きな店主がお店のことや自身の活動、ラトビアについて綴っています。

ミグラテールにて連載中!





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キノコ狩り

2014年10月06日 | 《13'-14' ラトビア生活―お出かけ》
8月末のある日、友人にキノコ狩りに連れていってもらいました♪
昨年は雨でキノコが不作だったので実現せず、一年越しの念願のキノコ狩りとなりました。
(ちなみに友人は昨年キノコ狩りに連れて行けなかった事がずっと気になっていたそう。
 こういう感情を持つ辺りが日本人と似てるな~と思うところの一つです。)

ラトビア人は根っからのキノコ狩り好き。
8~9月のキノコ狩りシーズンを皆心待ちにしています。
それぞれにお気に入りの森があって、その森の特性を熟知しています。

リガ市外にある友人の「森」にはバスで向かったのですが、
乗ってくる人、乗ってくる人、皆さんバスケット持参で
キノコ狩りに向かう気満々の車内でした。
いつも心優しくとても温厚な友人がこの日は
「あの人、私達の森で降りるかもしれない・・・」と
ピリピリしていたのが愛らしかったです(*^_^*)

長靴、ナイフ、ビニール袋orバスケットは必需品、
虫刺されを避ける為、パステルカラーの長袖長ズボン着用のこと。
虫除けスプレーもあると重宝します。
森の中は温かいので薄めの服でも大丈夫です。

そんなこんなでバスに揺られること40分程で森に到着。
キノコは数日のうちに見事に生え替わるそうで
来る度に違う場所で違うキノコが見つかるそうです。


目が慣れてくるまで、キノコの発見には手こずりました・・・。
これは食べてもOKなキノコ。ナイフで切り取ります。


これはNGなキノコ。


これもNG。


これは美味しいキノコ!もちろんOKです。


これもOK・・・だったかな?


これはOK!


ちなみにOKのキノコでも美味しく食べれるかは要チェックです。
軸を切り落として、身を半分に割って、鬆(す)が立っているか確認します。
これは残念ながらイマイチなキノコちゃん・・・。


NGのキノコ。胞子菌がばら撒かれたかと思うくらい、線上にずっと連なっていました。


OKなキノコ。


これもOKなキノコ。


OKなキノコで裏を向けてパフパフが付いているものは
このパフパフを取ってから調理します。


食べれそうですがNGなキノコ。


どう見ても“しめじ”ですがNGなキノコ。


これはOKだったはず。


可愛く芸術的に生えてるけどNGなキノコ達。


途中で別のキノコ狩り人を発見!
この人達が通ったであろうルート上ではキノコは全く見つからず!恐るべし!


こうして一から十まで友人の手ほどきを受けながらキノコ狩りを満喫しました。
帰りのバスは今度はキノコ狩りを終えた人々でぎゅうぎゅうに。
何とも微笑ましい風景でした。


これが収穫したキノコ達!

バスケットに入れた方が絵になるのですが、ビニール袋で行くのが友人のポリシー。
キノコが採れずに空っぽのバスケットを持って帰る程悲しいことは無い、
バスケットを持っている日は余り採れないという自分の中のジンクスがある、
というのがその理由だそうですが、これまた可愛い・・・(*^_^*)

軸を切り落としたり、パフパフを取ったり、下処理を行います。


そして、この時日本から遊びに来てくれていた調理人の友人が
見事なキノコ料理を振る舞ってくれました!!
じゃじゃ~ん!


美味しかった~。一足早い『収穫の秋』でした。

※キノコ狩りは必ず現地に詳しいラトビア人と行って下さい。
中には触れる事すら危険なキノコもあり、毒性か毒性で無いか見分けるのは非常に困難です。
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