研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

我が楽しみ

2007-02-27 | Weblog
総務省の
国会提出法案や
http://www.soumu.go.jp/menu_04/k_houan.html
新規制定・改正法令の
http://www.soumu.go.jp/menu_04/s_hourei/new_hourei.html
ページを見て楽しむ。

当然だが、
同じ法律は提出法案のほうに先に出る。

最近で言えば、
平成18年10月27日 地方分権改革推進法案
平成19年2月6日 地方交付税法等の一部を改正する法律案(新型交付税について載っている)
がおもしろい。

『フラガール』

2007-02-25 | Weblog
映画『フラガール』を観た。
いわき市の炭鉱が衰退して行くときに、
フラダンサーとなってがんばる話だ。

途中、
当初からの仲間の一人(早苗:徳永えり)が、
父親の転地で夕張市に行く。

夕張市がらみの話の中で、
ときどき比較されて
映画の名前が出てくるので、
聞いたことがある人はいるだろう。

夕張市との違いは何だろうと考えてみても、
情報が少ないのであまり意味が無いが、
どちらも観光にかけた点では似ている。

夕張市も観光で成功していたら、
こんな映画が作られていたかもしれないし、
フラガールのほうも失敗していたら、
再建団体になっていたかもしれない。

そういう観光の成功不成功で論じないとして、
ただいえるのは、
夕張市は失敗したのにずっと隠し続けていたことが悪かった。

↓『フラガール』の舞台の今の姿
スパリゾートハワイアンズ
http://www.hawaiians.co.jp/


地方分権の意義(何度も考える)

2007-02-19 | Weblog
新聞を読んでいたら、
『大学病院革命』という本の紹介が載っていた。

そこには、
 大学卒業してから、
 医師の道に進むか決められるように、
 医師大学院のようなものを作るべし
といったことが書かれているらしい。

それをするなら、
かなりの大改革だろう。
ただ、
本当にそれをやったらうまくいくのか分からず、
躊躇されて、
結局そうはならない気がする話だ。

そういった状況のときこそ、
地方分権は意義があるだろう。

つまり、
どっかでやってみるのである。

うまく行けば、
全体に広げればいいし、
失敗すれば、
やめればいい
(特区と同じ考え方だ)

「どっかを実験台にするなんて」という反論もあるかもしれないが、
全員で沈むよりは、
一部が沈む方が良いのではないか(沈むとは限らないし)。
少なくとも八方ふさがりで動かない方よりは良い。

大きくなった社会には、地方分権が必要だ。

それに、
それこそ地方分権の意義であるが、
中央から「お前のところでこれをやってみろ」と言うのは実験台だが、
地方が自分の意思で「おれこれやってみる」と言うのは実験台ではない。

そういった意味でも、
地方が決められることが大事である。

平成18年6月7日地方自治法の一部を改正する法律の国会議論

2007-02-18 | Weblog
昨年、
平成18年6月7日に、
地方自治法の一部を改正する法律が成立した。

それを研究の対象にするにせよ、
勉強の対象にするにせよ、
国会での議論をきちんとフォローしておいた方が良い、
と思った。

平成18年6月7日地方自治法の一部を改正する法律の成立時の国会での議論

■調べ方
国会会議録検索システムで、
簡易検索で、
「地方自治法の一部を改正する法律」のキーワードで検索し、
本会議と委員会に開催日を確認する。

164 衆議院 総務委員会 29号 平成18年06月14日
164 参議院 本会議 29号 平成18年05月31日
164 参議院 総務委員会 24号 平成18年05月30日
164 参議院 総務委員会 23号 平成18年05月23日
164 参議院 本会議 24号 平成18年05月17日
164 参議院 議院運営委員会 24号 平成18年05月17日
164 衆議院 本会議 29号 平成18年05月11日
164 衆議院 議院運営委員会 29号 平成18年05月11日
164 衆議院 総務委員会 19号 平成18年05月09日
164 衆議院 総務委員会 18号 平成18年04月25日
164 衆議院 総務委員会 17号 平成18年04月20日

あとはそれをクリックしてみていくか、
長いものは「選択閲覧」で全文を見ればいい。

総務省が決算カードを公開する時期

2007-02-15 | Weblog
久しぶりに決算カードを見ようと思って、
総務省のサイトを開いたら、
http://www.soumu.go.jp/iken/zaisei/card.html
「まだ平成16年度!」と驚いた。

最初、
自治体の反発とかがあり、
総務省が公開をやめてしまったのか、
とも考えた。

札幌市のページでは、
平成17年度の決算カードがもう見れる。
http://www.city.sapporo.jp/zaisei/kohyo/data/card/index.html
平成17年度の決算は、
平成18年の9月頃にしている。

調べてみたところ、
総務省は毎年4月20日ごろに、
前年決定された決算を発表しているようだ。

つまり、
平成17年度決算カードは、
平成19年4月20日ごろに総務省のサイトに発表されそうである。

神奈川県にダメ上司

2007-02-14 | Weblog
2月2日に、
神奈川県で同僚からインターネットの私的利用を通報されて、
処分された職員について書いた。

それについて別の観点から話がある。

次のような推理ができる。

通報した職員をA、
通報された職員をB、
とする。

AがBの上司であれば(例えばA=課長、B=係長)、
内部通報など利用せずとも、
職務上の命令で「私的にネットを見るな」と言えば済む話である。
逆にそんな状態で内部通報すれば、
通報先から「こいつ大丈夫か?」と見られる。

よって、
(1) Bが上司
(2) AとBは同位
である。

(1)の場合は、
「職務中にエロサイトを見るダメ上司が、
部下に刺された」
という話である。

さて、
(2)の場合、
AとBの共通の上司をCとする。
通常であればAはCに言って、
CからBに職務上の命令を発してもらえば良い。
よって内部通報を使ったということは、
「Cは部下がエロサイトを見るのを容認した」とか、
「Cは部下に注意できないほど弱い人だった」という話である。

いずれの場合であっても、
導き出されるのは、
「神奈川県にはダメ上司が2人いた」という結論である。

『となりの801ちゃん』

2007-02-12 | Weblog
小島アジコ『となりの801ちゃん』を読んだ。

腐女子=分かりやすく言えば女性のオタク
を主人公にした話である。

実在の人間をモデルに
その腐女子の彼氏が
事実を少し誇張して書いたものらしい。
元のブログ↓
http://indigosong.net/

オタクが会社勤めをしたり、
カップルになっていることに驚いた。
すべて、
社会に適応できずに、
ヒッキー(ひきこもり)になっているものだと思った(←偏見)。

こういったものを読むたびに、
自分が素直な成長過程から外れていることを痛感する。
明らかに彼女らが最先端の社会適応形態であり、
私は旧モデルを引きずっている。
おそらくそうなったのは、
途中で東京から北海道に居住環境を変えてしまったことにも原因があるだろう。
いまからがんばって進化したいと思う。

それはともかくとして、
腐女子の801ちゃんが、
きちんとおしゃれや化粧をした女子としての外見を、
「擬体」「外装」と表現しているのが面白い。
この表現は、
そちらのほうが“偽”であることを表している。

以前も書いたが、
オタク文化と宗教は似たところがあり、
食い扶持を稼いだりする世界を「偽」や「仮」として、
別に幸せな世界を頭の中に作り出す。

違うのは
宗教のそれが「極楽」など死後や何万年後に設定されていたのに、
オタク文化はアニメを観ている瞬間とか同時並行的に存在することであろう。

いわゆる「格差社会」が深まり、
大量の負け組みが増えるにつれ、
生存のための必要として、
オタク文化は拡大して行くだろう。

さっぽろスイーツ2007

2007-02-11 | Weblog
札幌は今、
新たな観光資源として
スイーツを売り出している。

その2007版を
さっぽろ雪まつりの会場で食べてみた。

それが写真のものだ。
白い生クリームの部分が、
なぜかコーヒー味で、
それが特徴となっている。

中心にあるのは、
生花だが、
それは食べるものでないようで、
食べてみたらうまくなかった。

さっぽろスイーツ
http://sweets-sapporo.com/

『不都合な真実』

2007-02-11 | Weblog
映画『不都合な真実』を見た。

地球温暖化に関して、
ほとんど知っていた話だったが、
分かりやすい話だと思った。

ただ、
CO2が地球温暖化の原因であることを、
慎重に証明していたわりには、
その対策として、
「省エネ商品を買おう」とか、
「公共交通機関を使おう」とかだけで、
CO2の排出量がとても減るように見えたところがあり、
そこは疑問を持った。

与党も野党もずれている

2007-02-08 | Weblog
柳澤厚生労働大臣の発言問題に関して、
与党も野党もずれているな、
と思った。

与党がずれていると思う点は、
批判を浴びるであろう本音を、
公の場で言ってしまうことだ。
自分の発言が与える影響を想像できないのだろうか。

野党がずれていると思う点は、
「健全」発言に対して、
「産めない人のことも考えろ」と批判するところだ。
確かにそれはその通りなのだが、
あまりに建前すぎる。
たいていの国民は、
公の場では同じように言うかもしれないが、
家でテレビ見ながらつぶやくときは、
「それは揚げ足取り過ぎ」と思うのではないか。

両方とも
なんかずれているように感じるのである。