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スポーツヲタクの独り言

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岩隈の真意はどこに…

2004年11月21日 00時51分28秒 | 野球
合併球団のオリックスにプロテクト(優先保有)された岩隈久志投手が20日、同球団入りを拒否し、トレードを求めていく意思を固めた。今後、小泉隆司社長との会談が予定されているが、「話し合うより、自分の気持ちを伝える」と語った。
岩隈は18日に中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)と会談したが、「GMと会った後も(オリックス入りする気持ちの)まとまりがつかなかった。今後の話し合いで気持ちが変わることはないかもしれない」と心境を説明。「(プレーできなくなる)最悪のことも考えている」と意思の固さを強調した。
岩隈の発言を伝え聞いた仰木彬監督は「年内、キャンプまで時間はある。10回、20回でも会うつもりはある」と全力で説得する意向を示した。
単純に考えれば、FAの権利を取得するまでは球団側の意向が全てであり、岩隈の言い分は単なるわがままに過ぎない。しかし、今回は事情が相当特殊だ。結果として12球団が維持される以上、何も望まない移籍をさせられる道理はないと考えるのも仕方ないことだ。
さて、岩隈の真意は何なのか。オリックスみたいなしぶちん球団には死んでも行きたくないということなのか。あるいは東京出身の彼としては在京セ・リーグに行きたいのか。
うがった見方をすれば、清原との交換トレード狙いなんてこともありうる。読売から見ればのどから手が出るほど欲しい先発投手だ。オリックスとしても集客を見込めるスター選手だし、DHで使えば故障のリスクも軽減可能だ。年俸面でも来期分は読売からの補填もあるだろう。
まさか、楽天に望んで行きたいとは思えない。あの戦力をバックに二桁勝利は至難の業だろう。
FA選手以上の目玉商品となるであろう岩隈の移籍問題。さて、どんな結末を迎えることやら…。